ラグナレク技の三人衆一番の小物に転生してしまった 作:色々残念
悩みに悩んだ古賀は答えを出して、しぐれとレイチェルの2人を呼び出すと自分の素直な想いを伝える。どちらも好きで選べないと言った古賀は、優柔不断な俺を嫌ってくれて構いませんと言う。そんな古賀にしぐれとレイチェルは、嫌いになるなんてことはないと伝えた。2人は古賀が好きだと素直な気持ちを言って古賀に近付く。
左右から古賀に抱きついたしぐれとレイチェルが古賀へ、きっとずっと太一を好きなままでいるから他の相手なんて考えられないと正直に想いを伝える。それを聞いた古賀は抱きついてくる左右の2人を抱きしめて、俺が2人とも幸せにしてみせます!と力強く言い放つ。
しぐれとレイチェルの2人を養う為には大金が必要だと判断した古賀は日本国内の地下格闘場を巡って荒稼ぎを行う。そんなことをしていると、馴染みの地下格闘場のオーナーから話を持ちかけられた古賀。新しく地下格闘場を開くつもりであるが運営側に実力のある人間が必要だと判断しているらしい。
新しい地下格闘場は荒れることが確実だと予想されているので問題なく鎮圧できる人間を求めていた地下格闘場のオーナーは、雇われる気はないですかと古賀に聞いてきた。雇われた場合に払われる給料がどれくらいなのかを教えてもらった古賀は即決で雇われることを決めたようだ。
昼はお菓子の屋台で稼ぎ、夜は地下格闘場の用心棒として働く古賀は、将来の生活の為に貯金を貯めていく。お菓子の屋台をやっていた古賀に日本の大会に出てみないかと話を持ちかけてきた人がいたりもする。出場した大会で優勝した古賀は知名度を得て海外の大会にも招待された。
優勝すれば賞金が出ると聞いた古賀は物凄くやる気を見せて全力で大会を勝ち抜いていき、大会に優勝することができて賞金を獲得することができたようだ。手に入れた莫大な賞金を古賀が日本に持ち帰ると、古賀に大会の話を持ちかけた人が待っていて店を出さないかと言ってくる。
きみの作ったお菓子をもっと多くの人に知ってもらいたいと熱く語ったその人が、本気で言っていることはわかっていたので大学が休みの日曜日だけなら朝から昼まで店を開いても問題はないですよと言った古賀。既に店は用意してあるから案内すると言い出した人に、断られたらどうするつもりだったんだと思った古賀だが声には出さない。
大学生にしてお菓子の店を開くことになった古賀は日曜日の朝から昼まで店で働いていく。屋台の時から買いにきていた常連客に加えて新しいお客さんまで大量に現れて長い行列になっていた店は盛況だった。日曜日の朝から昼までしかやらない店でも人気店となっていた古賀の店。
夜は地下格闘場で問題を起こした選手を容易く鎮圧していく古賀を見て、古賀を用心棒として雇って正解だったと地下格闘場のオーナーは思ったようだ。古賀に敵うような選手は地下格闘場には1人もおらず、用心棒である古賀の存在が抑止力となり問題が起こることも減ってきている。
古賀の存在が地下格闘場には必要不可欠だと考える地下格闘場のオーナーは支払う給料を少し多めにしておこうと考えたらしい。地下格闘場で働いていく古賀は、新しい地下格闘場なら梁山泊の師匠達も来られるのかもしれないとも考えていたが、荒稼ぎしていきそうだから呼ばないようにしておこうと地下格闘場側の人間として判断する古賀。
大学ではレイチェルと過ごして、梁山泊に戻ってからはしぐれと過ごしていた古賀は、2人をとても大事にしていた。古賀が2人に告白してから距離が縮まったようである。そんなある日しぐれとレイチェルがジャンケンをしていて何の為にやっているのかを聞いた古賀にどちらが先に太一とキスをするのかを決める為に勝負してるのよと言ったレイチェル。
とてつもなく白熱したジャンケンの結果としては、しぐれの勝利となったようだ。崩れ落ちたレイチェルの前で勝ち誇るしぐれが、Vサインでまだまだ甘、いと言う。勝者の特権として古賀の前で目を閉じたしぐれ。これは完全にキスをする流れになっていると判断した古賀は、覚悟を決めてしぐれに近付いていく。
しぐれに優しく口付けをした古賀がしぐれから離れた瞬間に、素早く古賀に飛びついたレイチェルが上書きするかのように熱烈なキスをする。古賀に応戦されて力が抜けたレイチェルがしぐれに蕩けた顔を見せていた。幸せそうなレイチェルをみたしぐれが、ボクにもやっ、てと言い出す。
しぐれとも熱い口付けを交わした古賀は、完全に身体の力が抜けたしぐれも支えていく。両手に花という状態になった古賀を見た馬剣星が、弟子が羨ましい状態になってるねと言うとカメラを構えようとした。それを見て2人を抱えたまま瞬時に近付いた古賀の手加減した踵落としが馬剣星の脳天に叩き込まれる。
一撃で馬剣星の意識を失わせた古賀は両腕にそれぞれしぐれとレイチェルを抱きしめたままでしばらく過ごす。復活した2人がキスが上手過ぎると古賀に文句を言ってきたりもしたが、嫌だったかと聞かれると嫌じゃないと答える2人。じゃあ何で文句を言われたんだろうとは思った古賀だった。
オリンピックの柔道の選手に選ばれた宇喜田が、見事に全て一本勝ちで勝利して圧倒的な実力で金メダルを獲得したことで宇喜田の師匠である古賀も一部では有名になってしまう。未来のオリンピック選手を鍛えるコーチとして依頼された古賀は期間限定で引き受けることにしたらしい。
選手の身体を壊さないように鍛え上げていく古賀によって未来のオリンピック柔道は全て日本が金メダルを手に入れることになるのは間違いない。超人級の先の先へいる古賀の指導力は凄まじいことになっていた。期間限定であったことを惜しまれたりもしたが古賀が教えた選手達が今度は指導していくようになっていく。
適度に恋人2人といちゃつきながら、ひたすら働く日々を過ごしていた古賀。大学生でありながら今まで貯めた貯金はかなりの金額になっており、総額は豪華で盛大な結婚式が8回も開けるような金額である。3人で住む立派な広い新居を建てることも可能な金額となっていて、いい土地を探している真っ最中だそうだ。
大学生として日常を過ごす古賀とレイチェルは、仲良く2人で行動していく。弁当を用意してきた古賀とレイチェルは互いの弁当を食べさせ合う。互いの弁当を美味しいと言い合った2人は顔を見合わせると幸せそうな顔で笑った。喫茶店もやってみたいなと思った古賀は、喫茶店のアルバイトを掛け持ちして紅茶とコーヒーを学んでいったようだ。
梁山泊で武器を振るっていく古賀は更に腕を上げていて、武器使いとしてもしぐれを超えていたらしく、準超人級に実力を抑えた状態でしぐれを圧倒する古賀。互いに総刃共練斬を繰り出したしぐれと古賀は、自分の武器だけではなく相手の武器まで己の一部としていきながら戦いを続ける。
激しい攻防の果てに短刀でしぐれに峰打ちを決めた古賀の勝利で終わった戦い。気絶したしぐれを抱きしめていた古賀の腕の中で目覚めたしぐれ。間近で古賀の顔を見てから、強くなったな太一と言ったしぐれは嬉しそうな顔で笑う。師匠として弟子の成長を喜んでいるしぐれに、しぐれさんのおかげですよと古賀は言った。
温泉一緒に入る、かと聞いてきたしぐれに頷いた古賀は、しぐれを抱きしめたまま移動する。温泉に並んで浸かった古賀としぐれは、楽しそうに会話をしていく。武器に関する話から武器の扱い方に移り、日々の過ごし方まで話せば互いのことをよく知っていることに気付いた2人。
温泉から上がって戻ってきた古賀としぐれを見た馬剣星がシャッターチャンスを逃したねと言いながら崩れ落ちる。馬師父は相変わらずですねと言った古賀の馬剣星を見る目はとても冷ややかだった。何ねそのどうしようもないエロ親父を見るような目はと言った馬剣星。馬師父に自覚があるようで何よりですと言う古賀。
弟子がおいちゃんをいじめるね、もっと師匠を尊敬してほしいねと馬剣星は言い出す。武術家として尊敬はしていますがエロ親父としての行動に問題がありますねと古賀は言う。それもおいちゃんの個性ねと開き直る馬剣星に、個性と言うには迷惑なんでしぐれとレイチェルを狙う場合は止めさせていただきますねと宣言する古賀。
立ちはだかる壁となるのが育てた弟子とは運命とは皮肉なものね、だがエロは全ての限界を超えるね!と真剣な顔で言い放った馬剣星に、限界を超えようが届かないものがあると教えてあげましょうと冷徹な顔で言った古賀は今後も馬師父を食い止めることにしようと決意したようだ。
梁山泊にやってきたレイチェルのローアングルから写真を撮ろうとした馬剣星を蹴り飛ばして意識を刈り取った古賀は、気をつけないと駄目だよとレイチェルを心配する。あれって貴方の師匠なんじゃと聞いてきたレイチェルへ、大丈夫死んでないよ活人拳だからねと言った古賀。
今日はどうしたのかなと言う古賀に、太一に会いたくなってと笑うレイチェル。俺が居ない時には梁山泊に来ちゃ駄目だよ、厄介なエロ親父がいるからねと古賀は忠告をしていく。それってさっきの人のことかしらと言うレイチェル。恥ずかしいけどそうだよと言った古賀は肩を落とす。
落ち込んでいても仕方がないと気を取り直して紅茶とお菓子ぐらいは出すから少し俺の部屋で待っていてくれるかなと言って古賀は台所に向かう。紅茶とお菓子を持って戻ってきた古賀はくつろいでいたレイチェルに、紅茶とお菓子を提供していく。紅茶を一口飲んでとっても美味しいわとレイチェルが微笑む。
喫茶店のアルバイトを掛け持ちして教えられた技術を全て身につけていた古賀は一流並みに美味しい紅茶を提供できるようになっていたようだ。更に美味しい紅茶とコーヒーを用意できるように技術を高めていく古賀は現在も修行中であるらしい。お菓子も食べてみて高校生の時と比べ物にならないぐらい美味しくなってるわねとレイチェルは言い出す。
そういえば太一は日曜日の朝から昼までお菓子の店を開いているみたいね、店に並んでる行列を見たことあるわと言ったレイチェル。そして夜はだいたい地下格闘場の用心棒として働いているのよね、ちょっと働き過ぎじゃないかしらと古賀を心配するレイチェルに、超人級を超えてる俺なら問題ないよ、ちゃんと睡眠もとれてるし食事もできてるから身体は毎日元気だしねと笑った古賀。
そう、でも無理はしないでね、太一と言うレイチェルに、ありがとう、レイチェルと古賀は言った。レイチェルの隣に座った古賀に寄り添うレイチェルが身を寄せて自然に身体を預けていく。軽いなと思いながらレイチェルを支える古賀が優しくレイチェルの頭を撫でる。
穏やかな2人だけの時間を過ごしていく古賀とレイチェルの2人。こうしていると、とても幸せな気持ちになるわねと言ってきたレイチェルは嬉しそうな顔をしていたようだ。会話が止まり互いの顔を見合わせた古賀とレイチェルの距離が、まるで吸い寄せられるかのように近付いていき、2人は優しいキスをした。
キスの後に抱きしめ合った古賀とレイチェルの2人は、お互いの心臓の鼓動が高鳴っていることを感じ取る。古賀の耳元に顔を寄せたレイチェルがドキドキしてるわねお互いにと言ってから古賀を更に強く抱きしめていく。確かな愛情を感じた古賀もレイチェルを強く抱きしめた。
古賀の頬に両手で優しく触れたレイチェルは、わたしは貴方が大好きよ、太一と言う。俺もきみが大好きだよ、レイチェルと言って古賀は微笑んだ。再びキスをした2人は、今度は深く唇を合わせていく。長く続いたキスを終えた古賀とレイチェルは、顔が2人とも赤くなっている。
キス以上はしてくれないのかしらと言ってきたレイチェルに、場所が問題あると思うよと言った古賀。嫌ってわけじゃないみたいで安心したわと言うレイチェルは、確かに壁が薄そうねと部屋を見ていく。きみのことを独り占めにしたいから、ここではキス以上はできないよと言って古賀はレイチェルを納得させた。
レイチェルが帰っていき、1人になった古賀の部屋にしぐれがやってくる。どうしたんですかしぐれさんと言った古賀に、ボクのことも独り占めにした、い?と聞いてきたしぐれ。聞こえてたのかと思った古賀は、もちろん、そうですよ、しぐれさんを誰にも渡したくはありませんと正直に言う。
そう、か、そんなにボクが、好き?と聞いたしぐれに、大好きですよ、しぐれさんと力強く答える古賀。今日これからはボクの時間と言ったしぐれは、古賀の隣に座り込むと倒れ込んできて古賀の膝に頭を乗せる。しぐれの頭を優しく撫でていく古賀に、太一は撫でるのが上手だ、なとしぐれが言ってきた。
しばらく古賀に撫でられていたしぐれは、起き上がると古賀に真正面から抱きつく。古賀の膝の上に乗って対面で全身を使って抱きついたしぐれ。両腕でしぐれを抱きしめた古賀は、しぐれの顔を間近で見る。古賀と触れ合って嬉しそうな顔をしていたしぐれは、古賀の耳元に顔を近付けるとドキドキした、か?と聞いてきた。
しぐれの頭を胸板に誘導した古賀は、ドキドキしてますよ、聞こえますかと言う。う、ん、確かにドキドキしてる、なと言ったしぐれが腕を伸ばすと古賀の頭を掴み、自分の胸に古賀の頭を押しつけていく。ボクもドキドキしてる、よ太一と言って自分の心臓の鼓動を聞かせるしぐれ。
お互いドキドキしてますね、と言うとしぐれに笑いかけた古賀。そんな古賀に笑顔を見せたしぐれは、古賀に顔を近付けると口付けをする。顔を離したしぐれがボクも太一が大好きだ、よと言って微笑む。今度は古賀から顔を近付けていき、深い口付けをした古賀としぐれの2人。
誰にも邪魔されることなく古賀としぐれは幸せな2人だけの時間を過ごす。古賀の部屋から去っていくしぐれは誰が見てもわかるくらいご機嫌だったようだ。しぐれとレイチェルの2人を必ず幸せにしてみせると考えている古賀は、2人との時間を必ず作りながらひたすら働いていく。
大学を卒業してから喫茶店も始めた古賀は月曜日から火曜日、木曜日から金曜日まで喫茶店を開き、日曜日はお菓子の店を開く日としていた。そして夜は毎日地下格闘場で働いている古賀は、水曜日と土曜日は自由な時間が多く取れるが丸一日の休みが全くない。それでもしぐれとレイチェルの為に時間を作っていた古賀。
そんな日々を過ごしていた古賀の前に久しぶりに現れたバーサーカーは、以前とは段違いに腕を上げていて超人級を超えた先の先へと辿り着いていたが、古賀は更に上を行っていた為に勝負は一瞬で着く。戦いが終わった後に倒れたままのバーサーカーが腹減ったと言い出したので手早く炒飯を作ってやった古賀は、バーサーカーの前に山盛りの炒飯を差し出す。
凄い勢いで食べ始めたバーサーカーはしばらくまともな食事をしていないようだった。闇が資金に困ることもないだろうし、どうしたんだバーサーカーと聞いた古賀に、闇は抜けてきたと言い出したバーサーカーは嘘は言っていない。静動轟一を発動した拳聖を真正面から倒して、闇をそのまま抜けて古賀の元に向かったバーサーカーは、とにかく古賀と戦いたかったようだ。
しばらく俺の喫茶店の二階に泊まっていくか?部屋はいくつか空いてるしな、それに飯も毎食出すぞ、喫茶店やってる日の昼は賄いになるけどなと言った古賀。助かるが良いのかと言ってきたバーサーカーに、喧嘩相手が元気ないとこっちも困るからなと古賀は笑顔を見せる。
喫茶店で1人で接客していた古賀を見ていたバーサーカーは飯をタダでもらっている現状を良しとはしていなかったようで、夕食の時に俺も喫茶店で働かせてくれないかと言う。手伝ってくれるのはありがたいと思うが実際に仕事ができるかテストはさせてもらうぞと古賀は言った。
何回かやっている内に簡単にコツを掴んだバーサーカーは即戦力になる逸材だったらしい。バーサーカーはそういうところも天才なのかとしみじみと思った古賀。翌日から一緒に働くことになったバーサーカーは要領よく仕事をしていく。見るからに強そうな2人が働く喫茶店として有名になった喫茶店は大盛況となる。
バーサーカーも加わった日々を過ごしていた古賀の元に、今度はレイチェルが駆け込んできた。特A級の達人となったレイチェルは、不誠実な古賀とは別れろと言い出した笑う鋼拳に反発して、笑う鋼拳を真正面から倒してから闇の資金を奪えるだけ根こそぎ奪って逃げてきたようだ。
闇を抜けることになったから行くところがないんだけど、どうすればいいかしらとレイチェルが言い出す。喫茶店の二階の部屋が空いてるから良ければ住んでいくかいレイチェルと言った古賀に、流石太一、助かるわ、ありがとうと言って二階に上がろうとするレイチェル。
今はバーサーカーも住んでるから仲良くしてほしいかなと古賀が言うと、何でバーサーカーまでいるの!?とレイチェルは驚く。レイチェルよりも先に闇を抜けて俺と戦いにきたけど行くあてが無さそうだったから喫茶店の二階の一室に住まわせてるよと正直に言ってきた古賀。
対面したバーサーカーとレイチェルは、互いに間合いを取る。何故鋼拳女帝がここにいるんだ古賀と聞いてきたバーサーカーに、俺の彼女の1人だと古賀は答えていく。1人ってことはまだいるのかとバーサーカーは思ったらしい。我流狂神が先に彼氏と同棲していたって聞かされたわたしの気持ちがわかるかしらとレイチェルは言う。
鋼拳女帝、レイチェル・スタンレイと我流狂神、吉川将吾は互いに特A級の達人を超える実力者であるが、我流狂神の方が実力は上であるようでレイチェルの額から汗が流れる。はいはい、そこまで、戦いを始めようとするのはやめてもらおうかと古賀が言って間に入ると戦いが始まりそうな空気が止まった。
レイチェルの部屋を用意した古賀が部屋に荷物を置かせると、そろそろ食事にしようかと言い出す。俺が作るから2人は座って待っていてくれるかなと言った古賀は夕食用に用意していた挽き肉を使ってハンバーグを作っていくようだ。手早くハンバーグを作り上げた古賀が、パンとライスは選べるけど、2人はどうするかなと聞く。
わたしはパンでと答えたレイチェルに、俺はライスでとバーサーカーは答える。2人に用意されたハンバーグは、とても美味しかったらしく欠片も残っていない。食事を終えた3人はそれぞれの部屋に戻るが、夜になると1人で出かけていく古賀を追いかけたレイチェルは数年前にできたばかりの地下格闘場へと辿り着いた。
一稼ぎしていこうかしらと思ったレイチェルは覆面を被ると地下格闘場の試合に出ていく。準超人級に到達しているレイチェルに敵う地下格闘場の選手は1人もいなかったようで、全員倒されてしまったらしい。結構稼げたわねと思ったレイチェルが満足気な顔をしているのが覆面を被っていてもわかった古賀。
あの女を倒してくれ用心棒と言い出した選手達がいて、それは用心棒の仕事ではないだろうと思った古賀が断ろうとしたところで地下格闘場のオーナーがわたしもマスター古賀と彼女の試合を見てみたいですと言う。少し迷ったがボーナスを約束してくれるならやりましょうと古賀は言った。
最後に戦う相手が古賀だと知ったレイチェルは自分に賭けるのを止めたようだ。始まった古賀とレイチェルの戦いは華麗なルチャ・リブレを見せていくレイチェルへ、流麗な4つの武術で戦っていく古賀というものになる。何も知らない観客達は素晴らしい試合に大盛り上がりを見せていく。
ある程度の実力があるもの達は、凄まじい攻防が見えていて手に汗を握る。戦いは古賀の勝利に終わったが観客達は全員盛大な拍手をしていたらしい。よく勝ってくれたとレイチェルに負けて悔しい思いをしていた選手達は古賀に言う。気を失っているレイチェルに活を入れて起こした古賀は今日はもう帰りなよと言っておく。
先に帰っていったレイチェルの後に喫茶店へと帰ってきた古賀は、職場まで追いかけてくるのを止めないで地下格闘場でかなり稼がせてあげたからレイチェルはしばらく大丈夫だろうと判断する。とりあえず喫茶店を手伝ってくれるバーサーカーにも給料は渡しておこうと考えた古賀。
日々を過ごしていく中で大学卒業後に政界へと進出していた新島が瞬く間に発言力を高めて日本の法律を変えて、一夫多妻が実現できるようにしてしまった。1人以上の相手を妻にすることが公にできるようになった世の中は少し荒れたが古賀にとってはありがたいことになる。
これでしぐれさんとレイチェルを妻にできると考えた古賀はさっそく貯金で指輪を作りに行く。完成したそれを持って2人を呼び出した古賀は、しぐれとレイチェルに、必ず幸せにします、俺と結婚して下さいと言う。古賀からのプロポーズに結婚を了承したしぐれとレイチェルの2人。左右から古賀を抱きしめたしぐれとレイチェル。
結婚式は盛大に開かれて梁山泊の面々に新白連合に加えて櫛灘千影や白浜ほのかまで参加しており、いつもとは違う覆面を被った笑う鋼拳まで謎のマスクマンとして結婚式に来ていたようだ。ウェディングドレスを着たしぐれとレイチェルに、綺麗ですよ2人ともと笑いかけた古賀。
あんたに恩を売っておこうと思って法律まで変えたんだから俺様に感謝しろよと言ってきた新島に、きみの命が狙われることになったら護衛として働こうと古賀は言う。数年後、新島は古賀が護衛をしてくれたおかげで命を救われることになるが、それはまた別の話となる。
結婚式は問題なく進んでいき、誓いのキスをすることになるが花嫁2人がジャンケンを始めていた。今回はレイチェルが勝利して誓いのキスはレイチェルから先となったようだ。指輪を交換してからレイチェルにキスをした古賀。続けてしぐれと指輪を交換して口付けを交わした古賀は永遠の愛を2人に誓う。
投げられた2つのブーケをゲットしたのは美羽と櫛灘千影で、櫛灘千影は白浜ほのかにブーケを渡して、ブーケと古賀のお菓子の店の予約券を交換する。待ってますわ兼一さんと言った美羽と待ってるよなっちんと言ってブーケを見せた白浜ほのか。任せて下さい美羽さんと気合いを入れた兼一と顔を赤らめて逸らしたハーミット。
結婚式は問題なく終わり花嫁2人を抱きかかえた古賀が去っていく。2人と結婚できるなんて夢みたいですよと言った古賀は嬉しそうな顔で喜ぶ。古賀の左右から頬にキスをしたしぐれとレイチェルの2人が、笑顔でそれぞれ喜んでいた。幸せそうな3人は、これからも幸せに生きていくことは間違いない。