『Fate/stay night』にウルトラマントリガーの転生者をぶっ混んでみただけのお話
目の前には大きな青い光の環が浮かんでいる
『お前の、なりたいものは何だ』
僕の、なりたいもの
『生まれ変わり、得たい力は何だ』
頭に浮かび上がるのは、紫と赤、そして銀色の巨人が剣をもって構える姿
「僕は、皆を笑顔にしたいなんて言いません。皆を守りたいなんて言えません。だって、僕はそんなことは出来ない」
僕は主人公でも、ヒーローでもない
「ただの人、ですから」
『もし、お前が光を手にしたら』
「その光を、力を得る代わりに、闘わないといけなくなるかもしれない。ならせめて、手の届く人を笑顔にしたい。」
それが僕の願いであり、望みであり
臆病な僕が憧れた光だから
『おめでとう』
「え?」
『お前は選ばれた、次世代の光として。人の子でありながらも光になる可能性を秘めた者よ、手を伸ばせ。お前はその資格を獲たのだ』
「選ばれた?僕が?」
『その手を伸ばせ、若き光よ』
僕は言われるがまま光の環へと手を伸ばす
僅かな好奇心、そして希望を胸に
朝、いつも通りにベットの横でストレッチを済ませると僕は銃の形状の物と3つのUSBメモリの用な物をこっそりとバックの中に入れる
「今日も学校か……はぁ、休みたい」
そう思いながら鞄を持ち、いつも通りにコンビニで買っておいた栄養バーを2本持ちそのうち1本を食べつつ学校に向かう
口の中には成れ親しんだ栄養バーの味を感じながらと少し肌寒くなってきた空を眺める
今日も僕は学校へ行く、そして勉強して家に帰る
そんな、対して特別ではない普通の日々
自分が特別だなんて考えたことは1度や2度ある
でもそんな僕を越えるような人間なんて沢山いる
それを理解しているからこそすぐに自分は普通だ、主人公には成れないと、誰かがやると思いながら日々を過ごしている
そんな日常が好きだと言う僕もいれば、ヒーローに成りたいと言う自分もいる
「おはよう、綾咲」
その声が聞こえ、振り替えるとそこには日本人には珍しい赤髪に琥珀色の瞳の男
学校では困っている人を助けているお人好しで、穂群原のブラウニーなんて呼ばれてる人
先輩である衛宮 士郎さんが立っていた
こういう人の事を主人公だなんて言うんだろうな
「おはようございます……」
綾咲、
それが、僕の名前だ
なんでも、名前に必ず花を入れたかったらしく、漢字違いの華と星
星のように輝く綺麗な華と言う意味らしい
「綾咲、またそんなんばっかり食って……少しはちゃんとした者食べてるのか?」
「僕は元々、朝は食欲がわかないんでこういうのを食べないと栄養が取れないんすよ」
そう、僕は起きてからご飯を食べるのに必ず数10分は懸かる
それに、お昼もこういう栄養バーにしとけば早めに食べ終えて寝られるしね
父親も今は海外に出張して、母親が出張していき僕はほとんど一人暮らしのような者だ
だからといって押し掛けの居候がいるわけでもないし、犬猫も飼っていない
そんなアニメや小説のような事なんて起きなかったし
「そんな事を言ってるけど、お前昼飯もそれだろ」
「何の事ですか?」
なんでこの事が先輩に?
「前に教室を通ったときに、昼飯を食べず寝てる綾咲を見つけてな。近くのクラスの子に話を聞いたんだ」
はぁ、こうしたコミュニケーション能力の高さ
本当にこの人は主人公じゃ?まぁ、こんな現実世界じゃそんなことあり得ないか
「はぁ、まぁ昼飯もこれですけど衛宮さんに何か関係はないですよね?」
「いや、少しお前の体が心配になってさ。そんな物ばっかり食べてると栄養片寄るだろうし、よかったら今日は内にご飯を食べに来ないか?」
正直な話、衛宮さんの申し出はありがたい
僕は毎月送られてくるお金で栄養バーばかり買って食べている
まぁ、こういう感じの食べ物が好きなのもあるんだけど料理がめんどくさいと言う事もある
「本当に、どこまでお人好しなんですか衛宮さんは」
「それで、どうだ綾咲。今晩は家に来るか?」
「んじゃ、ご馳走になります。材料費はちゃんと払いますから」
そんな話をしていると、僕の通っている学校
穂群原学園に付いた
はぁ、めんどくさい授業が始まる
「それじゃあ放課後に俺の家に来てくれ、住所は─────」
先輩の家の住所を教えてもらい、僕は自分の教室へと向かう
教室の扉を開け、自分の机へと向かう
挨拶なんてする人はいないし、してくる人だっていない
話す人もいない僕は黙って机に鞄を掛けて机に突っ伏す
あと少しすれば教師が入ってきてホームルームの時間だ
正直な話、前世の記憶がある自分にとっては2度目の学校
少し怪しいところはあるものの、別に受けないで眠っていても問題ない
それじゃあ、おやすみない
( ˘ω˘)スヤァ
目が覚め、軽く伸びをする
目の前には真っ暗になった誰一人としていない教室
確か、放課後に疲れたから一眠りしようとして眠ったんだっけ?
やべ、今日は衛宮さんの家にご飯を食べに行くんだった
そう思い時計を確認する、時刻はまだ6時
急いで鞄を持って誰もいない校舎を歩く
なんでこう、夜の学校ってのは怖く感じるんだろ?
そう感じながら一回へと階段を下がっていると少し物音が聞こえた
もしかして先生かな?
そう思いながら階段を下がり耳を澄ます
聞こえてくるのは、校庭?職員室じゃないのか
そう思いながらも校庭を見る
そして思わず目を見開く
そこには黒と白の双剣を持った赤い衣服を来た男性と青い服に赤い槍を持った男性が闘っていた
自分にとって、今生きるこの世界が現実だとそう思っていた
フリーメイソン等の都市伝説よりも深く、そして黒いもう一つの現実を、平穏の日々に隠された非日常を見た
いつも以上に頭が思考を進める
もし、彼らの戦闘を目撃された場合
110番なんて意味を持たない、僕が彼らの戦闘を目撃したと言う時点で
ばれた瞬間に殺される、または拘束される未来が簡単には想像できた
僕は即座に近くの物陰に身を潜め、バックから特撮のオモチャの銃を取り出し、更にポケットに青と赤と紫のUSBメモリの内、青のメモリを手に持ってリュックを締める
心臓の鼓動が自分に聞こえるほど強く動いている
深呼吸しどうにか心臓を落ち着け、こっそりと身を屈めて玄関まで向かう
物音を立てないように、どうにか玄関まで向かうことが出来た
ここから逃げるならこれしかない
それにもう気付かれ、出てくるところを狙われている可能性だってある
なら此方から仕掛ければ!
僕は手に持ったUSBメモリのような形のアイテム
GUTSハイパーキーと言われる物の『ウルトラマントリガー マルチタイプキー』に付いたボタンを押す
【ULTRAMAN TRIGGER MULTI TYPE】
この音声が鳴り響き、恐らくはあの赤と青の男にも僕の存在がばれた
特撮のオモチャの銃のように見えるアイテムGUTSスパークレンスに装填する
【BOOT UP ZEPERION】
どうか、俺に切り開く力を貸してくれ
あいつらから逃げるために
腰に左手を引いて構え、右手に持ったGUTSスパークレンスを左から右へと動かし、左手を横に右手を縦にクロスして構え
「未来を築く、希望の光!」
真上へとGUTSスパークレンスを掲げ、引き金を引く
「ウルトラマントリガーッ!」
【ULTRAMAN TRIGGER MULTI TYPE】
次の瞬間、校舎の入り口が目を覆う程光輝いた
side out
校舎の入り口から目を覆う程の謎の発光に思わず赤い男と青い男はその戦闘を止めた
その様子を見ていた赤い男、アーチャーは新手の登場かと警戒した
青い男、ランサーも同じように入り口を見つめている
その場から現れたのは銀を基調に赤と紫の2色を配し、胸と手足には金色のプロテクターを身に付け、胸のプロテクターの中央にはひし形の宝石が着いている何者か
少なくとも、人とは見えない何かであった
「新たなサーヴァント………」
「何のクラスだ?」
その男?は空を仰ぐと、地面を蹴り空へと飛翔した
「アイツ、飛びやがった!?」
赤い男、アーチャーは即座に弓を投影し空へと飛翔した何かへと狙いを定め、弓を引き絞る
「ッ!」
番えた剣を放ち、また即座に新たな剣を投影して放つ
すると銀色の何かは背後から飛んでくる剣を確認すると途中で反転し剣の方向を向く
「(何をするつもりだ?)」
銀色の何かは両手を擦らせるようにして、片手を腰へ、もう片方を飛んでくる剣へと指先を向ける
すると剣の方へと向けた手から青白い何かが放たれ、アーチャーの放った剣を破壊した
銀色の放った青白い何かに対して、キャスターかと考察するアーチャー
だが、その実際は全くの関係ない人の変身した姿などと、思いつくはずがない
銀色の何かはアーチャーとランサーを一瞥すると再び明後日の方向へと飛び始めた
あの赤と青の不審者からどうにか逃げ出した僕は衛宮さんの家へと向かっていたのだが
初めて来た住宅街と言う事もあり、迷ってしまった
さらには衛宮さんの携帯番号も知らない訳で、怒られるかもしれないと思いながらもどうにか衛宮さんの家と思わしき武家屋敷にたどり着く事が出来た
やっと着いた、トリガーに変身したは何もしてないのに攻撃されるはで大変だったけど
そう思いながら玄関の扉を開ける
「すいませーん!衛宮さーん!」
そう声を上げるが全く反応はない
そとから見て電気は着いていたはず
そのときだ
「こんな夜に何のようだ」
家の廊下の奥から先程攻撃してきた赤い男が現れる
思わずビクリと体が驚きで震えた
「あ、すいません……間違えたみたいです」
「いや、待て待て。家主に用があるんだろう?」
「え、いやあの……衛宮士郎さんにご飯に誘われまして………そのや、やっぱり!きょ、今日は止めといた方が良いですよね。もしかして、衛宮士郎さんのお兄さん、とかですか?」
「いや、違うが。アイツに用なら上がって待っていろ、案内しよう」
「あ、はい」
そういわれ、玄関で靴を脱いで赤い男の人に着いていく着いてく(ライス感)
「この部屋で待っていると良い」
そういわれ戸を開けると、そこには金髪で西洋風の鎧を来た金髪の女性
そして穂群原学園で有名な先輩である遠坂 凛さんが座っていた
学校で有名な美少女と鎧を来た金髪の外人と同棲
なんか、うんやっぱ主人公じゃないっすかね?衛宮さん
「あの、やっぱ自分お邪魔ですよね?帰りますんで、あのお構い無く」
「は?」
凛さん、あの威圧しないで下さい怖いです
「あなたは?」
「え、えっと日本語で大丈夫です?よかったら英語とか」
「いえ、問題ありません」
「あ、はい。自分はあの、衛宮士郎さんの後輩。晩御飯を誘われまして、それでお邪魔したんですけど」
「けど?どうかしたのですか?」
「いや、やっぱり自分はお邪魔じゃないですかね?あの帰りますんで、僕はいない方が良いでしょうし──」
「お、綾咲じゃないか。悪いんだけど、晩飯作るの少し待って貰って良いか?」
「ちょっと衛宮くん!?これから大事な話をするのに、その人がいたら出来ないじゃない!」
すいません、今すぐ帰りますんで
許してください
「ごめん遠坂、先に綾咲と約束してたからこっちが先で良いか?遠坂たちの分も作るし、すぐに出来るから待っててくれ」
そんな訳で、凄く気まずい食事会が決定してしまったのである
衛宮さんが料理をする際、待っている間は空気の重さにテレビをつけるなんて事は出来るわけもなく
ひたすら思い空気の中、出来るだけ部屋の隅に鞄を抱えて座る
重い、凄く重い………やっぱり僕帰って……そうだ!
鞄を開き、最近買った
本を取ろうとした次の瞬間、緊張したせいかバックが倒れてぶちまけられてしまう
そしてそのぶちまけられた道具の中にはGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーが
僕は急いでまずトリガーの写ったハイパーキーを鞄へとささっとしまい、そしてGUTSスパークレンスをしまおうとして、回りから何故か暖かい目で見られているような気がした
そう言えば、客観的に見たら今の僕って緊張して鞄の中身をぶちまけた上に鞄におもちゃを入れている子供みたい見えるんじゃ
頬が熱くなるのを隠すように急いでぶちまけてしまった物を鞄にしまい、
へぇ、並行同位体なんて物があるんだ
それに自分が存在するこの世界以外にも沢山の世界が
アニメの世界や現実世界みたいな感じなのかな?
僕以外にも転生者とかって存在するのかな?
ふと本を閉じるとご飯が完成したのか台所の方から良い匂いがしていた
あと少しか、ならせっかくだしウマ娘の育成でもやるかな
本をしまい、携帯のアプリをタップする
『ウマ娘プリティーダービー!』
あ、ヤバ
音がなった瞬間、僕への視線が一斉に集まった気がした
は、はず!?
クラスメイトに隠してきたオタクだと言うことがバレたぐらい恥ずかしい!?
は、早く衛宮さん料理を完成させてくれぇ!!
僕は心からそう叫んだのだった
書きたかったから書いた
後悔はない
次はApexのレヴナントかパスファインダーに転生する話を書きたい
ご愛読ありがとうございます
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よろしくお願いいたします