それは蒸し暑い日が続く夏の夜、久方ぶりに行われた宴会のお開き頃にて起こった

見つけたのは、博麗の巫女・博麗霊夢

見つけたのは、小さな、あまりに微かな違和感

見つけたのは、入口というよりは、『穴』であった

霊夢はそれを、結界にて自然発生した綻び、小さな穴と思っていた

だが、違った

偶然にも、あるいは油断の結果、その『穴』より外へと出てしまった霊夢が遭遇したのは……己の名を、己の事を知る、緑色の服を着て武装している者たちであった
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