自分のことを工藤新一だと信じて疑わなかったヤツ(黒歴史)   作:はごろも282

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タイトル出オチの一発ネタだったはずなのに気がつけば2年経ったようです。投稿頻度的に最初から読んでた人とか絶滅してるよ


自分を工藤新一だと思い込んでいた人による12話

 太陽輝く快晴で絶好お出かけびより。風が頬を撫でる感覚がなんとも心地よく、気づけばスキップで踊りだしてしまいそうになるほどの良い天気。

 

 そんな中で俺こと江藤新はというと、

 

「……ぅぐっ……ぇぐっ……」

「ねえいい加減泣き止んでよ。恥ずかしいよ隣歩くの」

 

 ギャン泣きしていた。

 

「お、お前……!?そうか!芝居モンスターは感情を演じるものだと誤認しちまってるのか!」

「大丈夫私にもちゃんと感情はあるから。怒りとか」

 

 しまった、流れに乗じて言い過ぎた。俺の腕を握る千世子の握力がとんでもないことになってる。

 

「まったく失礼しちゃうよ」

「なぁ千世子。そんなことよりお前は俺の腕を見てなんとも思わないのか?」

 

 みて、紫になってる。

 

 と、ここで渋々といった具合に千世子は俺の腕を解放してくれた。よかった。幼馴染は血の通った人間だったんだ。止められていた血が腕に流れ込む感覚が俺に生を実感させてくれる。

 

「確かにお話は面白かったけどさ、そんなになってるの君だけだよ?」

 

 そう言われて少し記憶を遡ってみる。確かに泣いていたのは俺だけだったような……。

 ということはもしかして、おかしいのは俺の方なのか……?

 

「い、いや、そんなはずはない……そうか、たまたま俺のほかは全員エアプだったのか!」

「そっちに舵きっちゃうんだ!?」

 

 想定外と言わんばかりに声を荒げる千世子。しかし驚きの表情を浮かべていたのもわずか。彼女の顔はみるみるうちに人をバカにし腐ったように変わっていった。

 

「公開初日なんだからそんなわけないのに……」

「うぐ……け、けど……!」

「しかも今回死んだの2人だけだよ?泣く要素あった?」

 

 そう言われたらそうだと思えてくる。

 ……よくよく思い返せば感動シーンとかは特になかったかもしれない。なんてことだ。雰囲気に流されていたのは俺だったらしい。

 

「でも面白かったよね。ヒロイン可愛かったし」

「ああ。好きだ」

「演出家、作家にあるまじき語彙力のなさしてる……」

「言葉を尽くせばチープになる。そういうものもあるんだ。俺たちの世界ではな」

 

 素人は数で凄さを決めたがるが、それはまだまだ甘い。

 どうやら俺の堂々とした立ち振る舞いに千世子も呆気にとられているみたいだ。*1普段は振り回されてばかりだからな。こういう状況は気分がいい。

 

「わ、なんかそれっぽい。それって誰のセリフ?」

「もちろん、俺が今考えた」

「台無しだよ限界オタク」

 

 当然、合ってるかどうかなんて知らない。適当言ってもそれっぽくなるのが演出家という役職の数少ない利点ではないだろうか。

 

「それで、これからどうしよっか?」

 

 話を切り替えるように千世子が口を開いた。言葉から察するに、今後はノープランらしい。今日は俺も着いてきただけだから予定もない。

 

 ……よし!ここは男として俺がバシッとリードしてやるか!

 

「帰ろう」

「あはは、何言ってるのかなこの自惚れ探偵バカは」

 

 返答はいっそ清々しいほどの罵倒だった。時々コイツが本当に天使なのか分からなくなる。

 

「まあ聞きたまえ千世子くん」

「聞くだけだよホームズモドキの成れの果て」

 

 モドキにすらさせてもらえないらしい。

 

「いいか?忘れているかもしれないが俺たちは有名人だ」

「ちゃっかり自分も含んでるのにちっさいプライドを感じる」

「黙れ黙れ。つまり誰かに撮られでもしたらスキャンダルじゃすまないわけだ」

 

 反論の余地もないだろう。遊び心が足りないと言われても仕方がないほどの正論だ。

 イカれてる部分はあるが、なんだかんだで千世子がリスク管理を徹底している。だから、この指摘を無視することはできないはずだ。ふふん、俺の慧眼を誤魔化すことはできないのさ。流石の千世子もこれには頷かざるを得な──

 

「うんうん、それで?」

 

 ……なるほどね。さて、万事休すか。

 

「いや、それでもなにもだねキミィ……」

「そんなこと気にしてるなら私は今外にいないよ?」

 

 自覚があるようで何よりだ。ならばどうして二人での外出を踏みとどまらないのか、これが分からない。

 

「新くんさ」

 

 そう前置いた千世子は、まるで物分りの悪い子どもを諭すような顔をしていた。あきらかに俺を下に見ている。ぶん殴ってやりたい。

 

「ホント、まるで女心が分かってないよね」

 

 人の心が分かってるか怪しい女に言われたくはない。

 

「そんなんだからいつまでたっても彼女もできないんだよ」

「なっ!?」

 

 コイツ、禁句に触れたな!許せねえ。いいぜ!そっちがその気ならこっちにも考えがある!!

 

「ハッ!俺だってなー!!既に彼女の一人二人──」

「一人二人、なに??」

 

 おかしい。何故か足の震えが止まらない。

 

「ひ、一人二人、三人くらい居たらいいな〜なんて……」

「そっか。現状は?」

「ぜろです……」

 

 ど、どうにか緊急回避できたようだ。危ないところだった。俺の第六感が冴え渡らなければ今日、儚くも一つの灯火が消えていたことだろう。

 

 なんて、悠長なこと言ってる場合じゃない!とにかく、どうにか千世子に一撃与えねば俺の気がすまない!なにか、なにか言い返すんだ!

 

「ひ、人のこと言える立場か!お前だって彼氏の一人もいないくせによくそんなこと言えたな!」

「なに熱くなってんのさ?というか私は女優だもん。その気になればポポンのポンだよ」

「くっ……!!」

 

 そうだった。芸能人だからリスクを考えているだけで、本来千世子はアキラと同じタイプだった。亀さんとは違うんだった。

 

「あのさ。女の子が遊びに誘ってるんだよ?なのに、どんな思いかも分からないの?」

 

 目をあわせ、真剣な顔つきでそう言う姿につい気圧されてしまう。

 

 な、なんだこれ。なんでこんな問い詰められてるんだ俺。相手はあの百城千世子だぞ。そんな展開あるわけがないだろう。今まで何もなかったし?そもそもそんなの大損害だし?というか俺たち幼馴染みだしぃ!?

 ……いや待て逆にか!?ここにきて逆になのか!?互いに芸能の世界に踏み込んだ今だからこそ、ということなのか!?

 

 おおお落ち着け江藤新。俺は賢いBe.cool。冷静に対処したらこんな状況一発打破だ。よーく現状を整理して、最も適した解答を導くのだ!

 

「じゃ、じゃあお前は……あれか?そういうことなのか?」

「イヤまあそんなことは無いんだけどね」

「返せ!俺の純情を返せっ!!」

 

 真面目にとりあおうとした俺の心意気を何だと思ってるんだ!悪女!悪魔!ベルモット!カプ厨ババア!!

 憤る姿を見てケラケラ笑う千世子の姿は、天使とは程遠かった。

 

 ☆

 

「ねーゴメンって。そんな怒んないでよー」

 

 ひとしきりからかわれ終えた後、軽いトーンで謝っている千世子を無視して俺は歩いていた。

 

「ちょっとからかっただけじゃーん、なんでそんな怒ってんのさ?」

「黙れ。胸に手を当ててみろ」

 

 俺の怒りは深いんだ。簡単に鎮まることはない。

 

 なんて、そんな俺の内心をおいて、千世子は素直にも胸に手を当てて何かを考えこんでいた。

 ……もしかして本気で反省していたりするのか?そんなに真剣に対応されるとこっちが困ってしまうからやめてほしいんだけど。

 

「心配ありがとう。心臓は動いてたよ」

「そっか。じゃあ多分悪いのは頭だ」

 

 流石は千世子だ。いつだってコイツは俺の想像の斜め上を躍進してくれる。

 

「で、どこ向かってるのコレ」

「本屋。帰らなきゃいいんだろ?」

 

 歩みに先、目的地は本屋だ。もともとどこかで立ち寄ろうとしていた事もあって、今日の出来事はまさしく渡りに船だった。まあ、そのかわりに千世子には付き合わせるような形になってしまったが。

 

「と、言ってる間に着いたな。お前はどうする?なんだったらどこかで時間潰しててくれてかまわないぞ」

「うーん……いいや、ついてくよ」

 

 千世子の了承も得たところで、店内へと足を勧める。秋に入るとはいえまだ若干の暑さが残るせいもあり、室内は冷房から放たれる冷ややかな空気で満ちていた。

 

「なんか今日は迷いなく歩くね。いつもはもっとフラフラしてるのに」

「今日は買うもの決まってるからな」

 

 目的もなく立ち寄ってただ店内を歩き回ることが多いこともあり、千世子には真っすぐ進む今日が不自然に見えたようだ。とはいえ、早く事が済む分にはコイツもかまわないだろう。

 

「あ、サンデーコーナーはあっちだよ?」

「知ってるが?」

「えっ……もしかしてコナンじゃないの!?」

「おかしくないその反応?」

「おかしいのはそっちだよ!コナン以外が目当てなんてどうしちゃったの!?」

「俺はもともと読書家だけど!?」

 

 千世子には一度俺の家族を思い出して欲しい。仮にも小説家の息子に対して酷い言いようだ。

 

「むむ……言われてみればそうだった気もするね」

「そうだよ。だいたいあんな小規模図書館みたいな部屋があって本読まないわけないし」

「私現実であんな書斎ある家はじめて見たよ。小説家はみんなそうだったりするの?」

「小説家は父さんしか知らねーよ」

 

 小説家の分母が1でいいなら100%だ。俺の父こと江藤優作はその職業柄大量に本を読む。とはいえそこに趣味の余地が無いかといえばそんなことはないだろうけど。

 そんなわけで俺の家には購入した本が大量に保管されたデカい部屋があるのだ。それはさながら工藤邸の如く。俺が工藤新一だと思い込んでいた原因の二割くらいは両親にあるんじゃないかと思っている。

 

「っと、これだ」

「あ、それ最近話題のヤツだよね?」

 

 目当ての品を手に取った俺の背後から千世子が表紙を覗き込む。どうやらこの本の存在を前から知っていたらしい。

 

「千世子は読んだことあるのか?」

「いや、名前を見たことがあるだけだよ。面白いの?」

「どーかな。なんなら読み終わったら貸すけど、どうする?」

「いいの?じゃあお言葉に甘えようかな」

 

 そんな約束も交えつつ、なんやかんやで目当ての品を購入し終えてしまった。そして今後の予定は真っ白だ。

 しかし、わがままな女王様もそろそろ満足してくれたことだろう。ここは俺から切り出すべきだな。

 

「さて、じゃあそろそろ解散でいいよな」

「えー?まだ時間はあるよ?」

「まあ聞け。平日とはいえもう昼時だ。人だかりも増えてきてるしそろそろ限界だろ。あと俺今買った本読みたいし」

「…………」

 

 不服そうな顔を隠そうともしない千世子。だが甘い、千世子は普段マジなときほど表情が死んでいき笑みが貼り付けられるのだ。つまり、今の顔は不機嫌アピールがしたいだけ。まったく、いつまでも子供っぽいところの抜けない女だ。

 

「安心してくれ。すぐ読み終わって貸してやるから」

「そこの心配はしてないよ?」

「もしかして平日に連れ回してることか?お前は知らないだろうが高校には自由登校というものがあってな」

「あれもしかして今バカにしてる?」

「というか俺は首席だからいくら休んでもいいんだ」

「多分だけどそんなことはないよ?」

「俺は女心が分からないから帰りたいんだ」

「根に持ってる!?めんどくさっ!」

 

 当然だ。俺は女心の分かるモテ男なのに、あんな謂れのない誹謗を受けたのだから。

 

「じゃ、そういうことで。おまえも仕事頑張れよー」

「あ、ちょっ……。逃げ足だけは速いよねいつも!!」

 

 ハッハッハ!あばよ千世子。俺は一足先に帰らせてもらうぜ!

 

 

 ☆

 

 

 千世子と別れて少し。当然大人しく帰るはずもなくあたりを歩いていると、意外な人物と遭遇した。

 

「――とまあ、だいたいそんな感じで今に至る」

「話の流れだと、家に帰るべきだよね」

「だからお前は堀なんだよダサダサ仮面」

「突然拉致しておいて酷い言い草だな!?」

 

 それ言ってるの阿良也さんだけだよね!?なんて騒いでる絶賛業界で再ブレイク中の日曜ヒーロー。一人で歩いているところを見つけたため拘束させてもらったのだ。

 

「というかキミ文化祭の準備はいいのか?」

「んん?なんでうちの文化祭が……ああ、夜凪か」

 

 アキラとそんな話をした覚えはない。となれば情報の発信源はおのずと絞れてくる。俺の高校で芸能関係者なんて夜凪しかいないからな。

 

「ああ。ちょうど君の高校に行っていたんだ。ほら、夜凪君今活動休止中だろ?七生さんと亀太郎さんがうるさくてね」

「みなまで言うな。俺は分かって……待って高校まで行ったの?」

「あ、ああ。なにかまずかったかな……?」

 

 そんなこと俺に聞かないでほしい。まあ当人同士で納得の上ならいいんじゃないだろうか。

 ただ少なくとも、俺が夜凪の立場であればぶん殴ってると思う。

 

「前に母さんが言ってただろ。その言葉がどうも頭に残ってて」

 

 どこかバツの悪そうなアキラの台詞に、告別式の記憶が思い起こされる。

 

『あなたがあなたでなくなる前兆よ』

 

 アキラの母、星アリサが夜凪に警告したソレがアキラには気がかりだったらしい。思っていたよりも真面目な理由に茶化してた自分が急に恥ずかしくなる。なんだか突然はしごを外された気分だ。

 

「どうやら映画部という部活に……どうしたんだ?」

「いや、なんでもない。少し穴に入りたくなっただけだ」

「どうして急に!?」

 

 やめて!これ以上俺を辱めないで!さっさと本題に入って!そしたら俺もちゃんとするから!!

 そんな祈りが通じたのか、アキラは訝し気にしつつもこれ以上触れないようにしてくれたようだった。

 

「えーと、どこまで話したかな……そうだ映画部。どうやら彼女、文化祭で映画をつくるみたいだよ」

「へぇ。面白そうだな」

 

 アキラの話によると、ロケ地の人集りをのけるために夜凪はメソッド演技を使ったらしい。ナニカに怯える演技で感情を伝播させて無理やり人を遠ざける、なんて強引な方法だ。

 そして、問題はここから。事が済んだあと、アキラが夜凪に話しかけると、夜凪はひどくおびえたようなしぐさを見せたらしい。それが未だ戻ってこれないことへの不安につながっている、と。

 

「ふむ……まあ、なんとかなるんじゃないか?」

「そ、そんな適当な……」

「銀河鉄道の夜はどうだった?なんともなかったろ」

「それは、そうだが……」

 

 そう、確認した通り舞台銀河鉄道の夜において夜凪景の不調は見受けられなかった。星アリサへの宣言通り、何事もなく終わらせたというその実績があるからこそ、アキラは俺に強く出ることができない。

 

「俺を信じろアキラ。夜凪なら問題ないよ。どうせいきなり2段階くらい進化して戻ってくる」

「……そこまでいうなら」

 

 そうそう。夜凪のことなんて気にしても無駄だ。黒山サンが面倒見てるんだからな。どうせどうにかなる。だからこの話はこれで終わりだ。ということで、ここからは俺のタ──

 

「ところで、どうして新君は学校に行ってないんだ?夜凪君がひどく怒ってたよ。公演後から一度も見ていないと」

 

 出鼻をくじかれた。まったく質問の多いヤツだ。

 

「どうだっていいだろそんな事。俺はもう高校へは行かないんだ。なぜなら自由登校期間だから」

「えぇ……。文化祭はどうするんだい」

「出ない。予定があるんだ」

「滅茶苦茶だなキミ……」

 

 こんなこと言っておいてなんだが、実際のところ自由登校期間かどうかは不明だ。だけどそれを言えば面倒なことになるのは明白。故にここは強引に話を変えるのがベストだろう。

 

「それよりも!今!俺は!キミの相談に乗ったよねぇアキラく〜ん?」

「うわすごく面倒くさいことになった気がするぞ!?」

 

 離れようとするアキラをがっしりと掴む。その際、簡単に振りほどかれることのない様に手首をつかむようにすることを忘れない。

 ふっ、逃がすわけにはいかないな!ここからは俺たちの時間だ!!

 

「くッ!異様に拘束するのがうまいな!?はな……はなしてくれないか!?」

「そんなこと言うなよ……!俺らの仲だろ……!!」

 

 路上で全力の引き合いをする俺とアキラ。おとなしく捕まってほしい。まだ話すらしていないのにこの扱いはあんまりだと思うんだ。

 

「わ、分かった!聞く、話を聞こう!だから離してくれ!これだとあまりにも人の目が痛い!」

 

 人の目の原因は騒いでいるアキラにもあると思う。

 とはいえ、こうして言質が取れた以上はもう密着する理由はない。さっさと手を離してやろう。

 

「ひ、酷い目にあった……」

「大人しくしておけばこうはならなかっただろ」

「日頃の行いをかえりみてくれ」

 

 乱れた服装を整えつつもそう悪態をつくアキラ。

 改めて思うが、初対面の時から比べて俺への対応が雑になりすぎじゃないか?

 

「それで、用件はいったいなんなんだ?」

「ああ。さっき千世子と出かけていたときの話をしただろう」

 

 想いが伝わるように真剣な表情をつくることを意識する。ふざけていると思われたらたまらない。

 

「『女心が分からない』、『だからモテない』。あのバカが証拠もなく喚いていたセリフだ」

「既に聞く気をなくしてきたよ……」

 

 アキラの表情がみるみるうちに曇っていく。どうやらことの重大さに気がついたようだ。

 

「アキラ。お前はモテる」

「あーやっぱり最悪の結論に進んでる!」

「あえて今もう一度言おう。アキラ、俺たちならなんとでもなりそうだろ?」

「やめろッ!*2僕が心打たれたセリフをこんな場面に持ち込むなっ!!」

「まあ、なにが言いたいかというとだな──」

 

 アキラはなにかの確信に至ったようで必死の抵抗をみせる。だがもう遅い。

 

「これから、俺たちでナンパをします」

「絶対にイヤだッ!!!」

 

 俺は千世子に一泡吹かせてやると決めた。その気になればなんだってできると証明するんだ。

 

*1
そんなことはない

*2
自分を工藤新一だと思い込んでいた人による9話参照。屋形船にて




2年とは思えない話数で笑っちゃうぜ

一年越しに、ようやく息抜きに入ります。数話かかるとして

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