第一作→(鬼)
第二作→(恋)
第三作→カッコ無し
となります。
一部尺の都合上出ないキャラクターがいますが、全員います。
炭(鬼)「ここは…、何処だ?」
輝鬼こと竈門炭治郎(鬼)はとある部屋で目を覚ました。炭治郎(鬼)は周囲を見渡すと、自分の妻であるカナヲ、しのぶ、アオイ、かなたの他、自分の家族や親族、知り合いが横になっていた。
炭(鬼)「皆、起きてくれ!」
炭治郎(鬼)の大声で眠っていた者たちが次々に起き上がる。
し(鬼)「炭治郎君、おはようございます…」
善(鬼)「あれ?俺、何でこんな所で寝てたんだ?確か昨日は家で布団の中に入って…」
どうやら、どうやってこの部屋に来たのか分からなかったようだ。
すると、頭上のスピーカーからアナウンスを知らせる音楽が流れた。
???《あ~、あ~。ただ今マイクのテスト中、ただ今マイクのテスト中。本日は晴天なり、本日は晴天なり。…よし、ちゃんと入っているな》
???《皆さん、はじめまして。私はレイファルクスと申します》
レイ《本日皆さんにお集まり頂いた理由…、それは『長編小説三作完結記念パーティー』に参加していただくことになりました》
レイ《因みに君たちが現代用語を理解できるように、今いる部屋とパーティー会場には特殊な結界を施してあるから大丈夫ですよ》
レイ《では、正面にご注目ください》
炭治郎たちは天井から正面に視線を移すと、『パーティー会場入口』と書かれたプレートが下がっている扉があった。
レイ《その扉から順番にお入りください。では》
放送が終わり、炭治郎たちは続々と扉を潜る。
炭(鬼)「うわぁ~っ…」
炭治郎たちが扉を潜った先には、赤色のカーペットを敷いた床の上に、丸型のテーブルに椅子、天井には豪華なシャンデリアが吊るされていた。
一「あれ?炭治郎じゃないか」
炭(鬼)「えっ?北郷さん!?」
炭治郎(鬼)が振り向いた先には、以前無惨との戦いで共に戦った北郷一刀が隣の扉から出ていた。
炭「あっ!輝鬼さん!」
炭(鬼)「えぇっ!?別の世界の俺も?!」
一刀の後ろからもう一人の炭治郎が姿を現し、炭治郎(鬼)は驚いた。
レイ「皆さん、よくお集まり頂きました!」
するとパーティー会場の舞台の上に、一人の男性がマイクを持って現れた。
レイ「私がレイファルクスだ!今回のパーティーの司会であり、主催者でもある!」
レイ「まずは皆にこのカードを配ろう」
レイファルクスこと俺は、参加者全員にカードを配った。
レイ「そのカードは後で行うゲームに使用するから、無くさないように。では各自、自分の名前が書かれてあるテーブルに移動してくれ」
俺の指示で参加者たちはそれぞれの席に着いた。そこにはジュースや酒の瓶があり、参加者たちはそれぞれ飲み物をグラスに注いだ。
レイ「それでは皆さん、グラスを手に持ってお立ちください。私の長編小説三作完結を祝って、乾杯!」
『乾杯!』
俺の音頭に従って皆が飲み物を呷る。
レイ「ありがとうございました。では皆さん、パーティーをゆっくりお楽しみください。料理はバイキング形式で、会場の横にございますので、各自好きに取ってくださって構いません」
俺はそう言って、舞台から降りた。そして炭治郎たちは料理を取るために席を移動し始めた。
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伊之(鬼)「うおおぉぉっ、この料理うめぇ!」
玄(鬼)「こっちの料理もいけるぜ!」
レオ「なるほど…、この料理にはこういった味付けをしているのか。イチカ、お前も食ってみろよ」
イチ「あ…、後でな」
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しの(鬼)「はい、ちゃんと噛んで食べるのよ」
『は~い』
しの「そっちの私は母親が板についてますね」
しの(恋)「あちらの私は子供を二人も産んでいますから、母親のいろはをご教授してもらいましょう!」
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禰(恋)「そっちの私は不死川君と結婚して子供までいるんだ~」
禰(鬼)「うん。そっちの私はどうなの?」
禰「私は善逸君が好きなんだけど、実弥さんが過保護になっちゃって、『禰豆子と結婚したけりゃ、俺を倒してみろやァ!』って言っちゃって…」
禰(恋)「それでそれで?」
禰「数十回挑んでいるけど、全戦全敗」
禰(鬼)(恋)「「うわぁ…」」
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炭(恋)「そっちの私は義勇さんと不死川さんの継子になったんだ」
炭「そっちの俺は女性になってるなんて知らなかったよ」
炭(鬼)「まぁ仕方ないさ。俺みたいに出会える訳じゃないし」
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無(鬼)「そっちの私は相当ディスられていたな…」
無「あぁ…。私の生涯であれ程精神を抉られたのは初めてだ…」
無(恋)「そっちの私は魔化魍と言う化け物になったそうじゃないか」
無(鬼)「正直言って、あれは愚策だった。確かに強くはなったが、逆に音撃に弱くなってしまった…」
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猗(恋)「別世界の俺よ!勝負しろ!」
猗「断る。勝負してもこちらには何の得も無い。それに、こんなお目出度い席での争い事は御法度だろう」
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童(鬼)「そっちの俺たちは悲惨な目に会ったみたいだね」
童(恋)「そうなんだよ。北郷一刀の斬撃は焼けるように熱かったから」
童「俺なんて、同じ鬼の猗窩座殿に殺られたようなもんなんだよ」
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皆それぞれ思い思いの一時を味わっていた。
レイ「レディースアンドジェントルマン!」
すると再び俺がマイクを持って舞台に現れた。
レイ「皆さんがお楽しみの所に私からプレゼントだ!まずはこちらを見ろ!」
俺が手に持っていたスイッチを押すと、舞台から巨大なビンゴマシーンがせり上がって来た。
レイ「皆さんにお配りしたカードをご覧ください。それはこのゲームに必要なカードです。このマシーンの中には01~99までの数字が書かれたボールがあります」
レイ「そしてマシーンが回転すると、中のボールが混ざり、その中の一つが出てきます。それを私が読み上げますので、カードの中にその数字がある方はその数字をくり抜いてください」
レイ「そして縦、横、斜め。そのどれか一つでも5つ、直線に並んだ状態になれば、あちらにある景品の一つと交換できます」
俺が指差した先には、様々な豪華景品が並んでいた。
天(鬼)「特賞は『三泊四日の温泉旅行』か」
伊之「『高級食材』ってのも捨てがたいぜ!」
炭(恋)「面白そう!」
善(恋)「でも、あれ動かすの大変そう…」
レイ「二作目の善逸君、良い所に気がついた!」
俺は善逸(恋)を指差した。
レイ「通常なら、電力で動かすのですが、今回は"とある方々"に動かしていただきましょう!」
すると舞台からアームが三本伸び、無惨(鬼)と無惨(恋)と無惨を捕らえた。
無惨三人「「「なっ!?」」」
そして無惨三人を掴んだアームはマシーンを動かすベルトコンベアの所へ無惨三人を放り投げた。
レイ「今回は無惨三人に動かしていただきます!やり方は簡単、無惨三人が走ればマシーンは回転し、ボールが排出されます。では無惨三人、走って!!」
俺は無惨三人を鞭で叩き、無理矢理走らせた。そしてマシーンからボールが一つ排出された。
レイ「さあ最初に出た数字は…、"47"!」
俺が読み上げた数字が書かれたカードを持っていた人はその数字をくり抜いた。
レイ「さあまだまだ続くぞ!次の数字は…、"9"!」
…
……
………
レイ「中々ビンゴになりませんね~。次こそ出てくださいよ!次の数字は…、"52"!」
炭(恋)「ビンゴ!」
レイ「おぉ~っと?最初にビンゴになったのは竈門炭華だ!さぁ好きな景品を選んでくれたまえ!」
炭(恋)「もちろん、これ!」
炭華が選んだのは特賞の『三泊四日の温泉旅行』だった。
レイ「さあ特賞は竈門炭華が頂戴しましたが、まだまだ豪華景品は残っていますよ~!それでは再開しましょう、無惨三人、走って!!」
俺は無惨三人を鞭で叩き、また無理矢理走らせた。
…
……
………
その後ビンゴゲームは、アオイが『高級食材』、カナヲ(鬼)が『高級アクセサリー引換券』、しのぶ(恋)が『某遊園地1Deyフリーパス』、華琳が『現金100万円』をゲットした。
無惨三人「「「ゼェ…、ゼェ…、ゼェ…」」」
レイ「さあ景品の残りは後一つ!最後の景品をゲットするのは誰だ!?それでは無惨三人、走って!!」
無惨三人「「「もういい加減休ませろ~!!」」」
ゴロンッ
レイ「出た!最後の数字は…、"99"!」
童(鬼)「やった!ビンゴだ!」
レイ「最後の当選者は一作目の童磨だ!そして最後の景品は…、これだ!」
俺は最後の景品に被っていた白い布を剥がした。
『漢女のハグ&キス』
童(鬼)「……はい?」
レイ「おめでとう!君はもらった直後に強制使用される景品をゲットした!君は勇者だ!」
貂「うっふ~~ん!」
卑「むっふ~~ん!」
童磨(鬼)の前に貂蝉と卑弥呼が現れた。
貂「さあ私たちのあっつ~~いハグとキスを受けてちょうだいな!」
卑「昇天するくらい気持ちよくしようではないか!」
童(鬼)「いやアンタらがやったら誰でも"別の意味"で昇天するから!?」
貂「さあいくわよ~~!ぶっちゅ~~~~っ!!」
卑「むっちゅ~~~~っ!!」
童(鬼)「!?!?!?」
『父様、母様、見えない~』
しの(鬼)「あれは見てはいけませんよ」
アオ(鬼)「見たら寝れなくなっちゃうからね」
カナ(鬼)「あれは目の毒」
かな(鬼)「母様がいいって言うまで、目を開けちゃいけませんよ?」
炭(鬼)「もし見たら、オモチャ買ってあげないからね?」
子持ちの人たちは、子供たちの目を自分の手で塞いで見えないようにしていた。
レイ「景品が無くなったので、これでビンゴゲームは終了となります。次の余興の時間までゆっくり寛いでください」
俺は舞台から去り、無惨三人はやっとの思いで解放された。
因みに童磨(鬼)は、そのまま貂蝉と卑弥呼に連行されていった。
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一「あいつは勇者だ。皆、勇者の死を無駄にしないように祈っておこう」
華「そうね。せめて少しでも魂が浄化されるように」
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炭「凄かったな…」
猗「流石の俺でも、あれは貰いたくは無かったな…」
零「お兄様、私だったらどうしますか?」
猗「もちろん、しっかり受け止めるさ」
零「お兄様……」
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炭(鬼)「皆、さっきは何も見なかったし、何も聞かなかった。いいね?」
『サーイエッサー!!』
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童(恋)「(合掌)」
童「(合掌)」
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そしてパーティーは再び賑わいを取り戻し、ある程度時間が過ぎた。
レイ「さあ皆さん、ここで更なる余興です!『真・恋姫†夢想』より、特別ゲストをお呼びしております!超人気アイドルグループ『数え役満シスターズ』!どうぞ!!」
天(恋)「やっほ~!みんな大好き天和で~す!」
地「はぁ~い!みんなの妹、地和よ!」
人「私は人和です。よろしくお願いします」
レイ「それでは、歌っていただきましょう!どうぞ!!」
天地人「「「それじゃ、いっくよ~~っ!!」」」
『ワアアァァァ~~~ッ!!』
…
……
………
レイ「ありがとうございました!数え役満シスターズの皆様にもう一度盛大な拍手を!!」
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レイ「それでは残りの時間をごゆっくりお楽しみください!なお、この舞台にカラオケマシンを設置いたしましたので、歌いたい方はお好きにご使用ください!」
舞台にカラオケマシンを設置した俺は舞台から降りた。
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炭(鬼)「ガブリンチョ!メッチャル~チョ!荒れてやるぜ今日も♪」
炭「別の世界の俺って、歌上手いんだな…」
炭(恋)「仕方ないよ…」
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善(恋)「残酷な天使のテーゼ♪窓辺からやがて飛び立つ♪」
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しの「どうしたって!消せない夢も♪止まれない今も♪」
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童(恋)「ジ~ッと出来ない♪止まれない♪夜明けが遅くてじれったい♪」
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一「一万年と二千年前から愛してる♪八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった♪」
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天「千本桜夜ニ紛レ♪君ノ声モ届カナイヨ♪」
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伊之(鬼)「今こそ立ち上がれ運命の戦士よ♪稲妻の剣で敵を蹴散らせ♪」
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猗「DANDAN心魅かれてく♪この宇宙の希望の欠片♪」
炭(鬼)「猗窩座って、歌上手いんだな…」
愈「当たり前だ。アイツは鍛練の次に歌を歌うのが好きなんだ。だからアイツはよく鼻歌を歌ったりしてるぞ」
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無(鬼)「別に君を求めてないけど♪横にいられると思い出す♪」
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禰「Secret Of My Heart♪疑ってもないね♪」
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零「夢じゃないあれもこれも♪その手でドアを開けましょう♪」
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皆それぞれが思い思いの歌を歌っていた。
レイ「皆様、楽しかった時間は短く感じるように、もう終了のお時間となりました」
俺がマイクを持って舞台に上がった。
レイ「皆様のお陰で三作の小説の完結が相成りましたこと、深く感謝いたします。最後に、皆様にお土産を用意いたしましたので、入って来た扉の前でお受け取りください」
レイ「では皆さん、本日のパーティーの参加、誠にありがとうございました」
炭治郎たちはそれぞれの扉の前でお土産を受け取って、扉を潜った。