大体の字数は1000ちょっとぐらいで短いです。
神司「最近平和だな~……」
零愛「イーじゃん、平和で。」
神司「そうだけど……」
あのコロシアムから二週間が経った。幻想郷もすっかり紅葉──したが散ってしまっている。今は10月の終盤ってところだ。それで風も冷たくなってきているが、俺は新居の縁側でくつろいでいる。
苅亜「ねえ父さん。」
襖が開いた音と共に苅亜がひょっこりと出てきて俺を呼んだ。
神司「何ー?」
苅亜「母さんが父さんのこと呼んでる。」
神司「あっ、マジで?今行くわ。」
何だろうな、サグメが用事だなんて。
この家には新しく皆の部屋ができた。だからサグメのいる筈の部屋まで来た。
ちなみに近くには縁側がある。つまり、縁側から真っ直ぐ歩いて行くと、サグメの部屋はあるのである。
神司「サグメー?どうした。」
サグメ「あっ、来ましたねマスター。」
神司「?来たけど?」
襖が勢い開くとそこには魔女っ子の帽子を被った妻の姿があった。
サグメ「じゃーん、どう?似合ってる?」
左目を摘むってウィンクしながら右手をピースの形にして立っていた。
神司「……良い。」
サグメ「ん?」
神司「似合ってる!うん、めちゃくちゃ可愛くて良い!あー、何でこんな可愛くなれるかねぇ!」
サグメ「……あれ?」
何かいつもの神司のテンションじゃない?素ではこんな感じなのかな。
とても笑顔で目をキラキラさせながら私を見て喜ぶ旦那。何だろう、かわいい。
正直に言おう。今のサグメはいつもより倍に可愛いのだ!確かにいつも可愛いのだが、帽子が似合い過ぎている。パーカーの様な上着も帽子と合っていてとても可愛い。
一瞬我に帰ると、一つ疑問が浮かんだ。
神司「ってか、どうして急にその格好に?」
サグメ 「あー、そうそう。今日って10月31日じゃない?」
神司「……明日だよ。」
サグメ「その日がハロウィンっていう──え?」
神司「だから、今日は10月30日でハロウィンの一日前だよ?」
サグメ「嘘でしょ?!」
神司「嘘。」
サグメ「ええと……へ?」
神司「だから、嘘なの。」
もう何が何だか分からなくなってきたサグメだが、俺は理解している、今日の日付は10月31日だ。
神司「俺の嘘なの。今日は10月31日だから。」
サグメ「もう!焦ったじゃん!」
神司「ごめんって…」
頬を膨らまして怒るサグメ。
無意識に膨らんでいる頬を手で潰す。音を出しながら口から空気が漏れる
サグメ「もう何するの?」
神司「いや、あまりにも可愛かったから。」
サグメ「っ~///」
このイチャ付く親を二人はこっそり覗き見していたが、苅亜は出る巻くではないと察したのか、零愛を連れて外に出掛けた。
零愛「どこ行く?」
苅亜「そりゃあもちろん、紅魔館だ!」
紅魔館行ってイタズラしまくってお菓子を貰いに行こう。
その後、零愛と苅亜はレミリアに叱られ、さらにサグメにもお叱りを受けたのは言うまでもない。
今回はハロウィン回として書きました。マジで短編です。(1159文字、いつもは大体2500程度)
平和回なんていつぶりだろう。(一ヶ月ぶり)