オロチさあぁぁん????な話し話というよりほぼあらすじ
…何が原因だったかなんて俺ぁ知らねえよ
ただ、祖父さんが切腹してそれから周りの人間がすっかり変わっちまったのは確かだ。
道を歩けばまるで生ゴミを見るかのような反応。下手すりゃあ石を投げつけられる始末。
だけどよ、そんなのはちっとも痛くなんてなかったさ。
友達が一人もいなくなったそれだけが唯一寂しかったなぁ。孤独が好きな人間なんているわけがねぇ。一人は誰だって寂しい、そうだろ?
昔は一緒に遊んでいた奴らが口々に言うんだ、人殺しっ!って。
身に覚えがねぇが、何となくは察していた。
恨んではなかったよ。きっとそれだけの事をしちまったんだ祖父さんは。
兄弟たちが死んじまった時も悲しかったなぁ。飯が足りなくてよ、それじゃあ力が付かねえ。
働こうにもどこも雇ってくれなくてなぁ。畑作って荒らされ田んぼは嵐でダメにされ人一人分作らのもやっとな状況よ。
医者何か雇えねえし、相手にもしてくれねえだろ。
兄弟たちはどんどん弱っていったな。アイツら俺より優しいからさ生きてって俺に言うんだわ。
どいつもこいつも満足そうな笑顔で逝っちまったなぁ。笑って死ねるほどの生活じゃなかったろうに。
だからよ俺はアイツらに約束したんだ。
いつか絶対お前らの分も美味しいもん馬鹿みたいに食って、友達一杯作って孫に囲まれて死んでやるってな。
「お前のその貧乏暮らしは誰のせいだ!!誰が悪い!!」
急にびっくりした、俺が、俺たち家族が路頭に迷った謎が一気に解けちまったのさ。
ばあさんの言い分は分かるところもある。きっと俺一人だったら復讐心と権力欲に突き動かされただろう。だけど俺には絶対に叶えなきゃならねぇ約束がもう出来ちまった。
死人との約束なんざ破った時どんな罰が当たるかわかったもんじゃねぇ。
「あんたもしかして…俺の…黒炭家の」
「わしがだれかなんてどうでもいい話!!」
それから婆さんはマネマネの実の有効性と力を元に将軍になる計画を嬉々として俺に語りだした。
あんた、運がねぇなぁ。俺じゃなかったら成功してたかもしれねぇってのに。
「何でもする……!!!」
目の前の悪魔の実を口に放り込む。久々の果実だ、ゲロよりも不味かったが全部食べ切った。目前の二人は引いてるようだったけれど。
っという事は三味線の爺も能力者か、婆さんは能力が割れてるぶん楽。
自分の能力も口にした途端はっきりと分かる。
三味線引いてたら、…そら初動も遅れるだろうなぁ、名も知らねぇ爺さんよぉ。
「お前っ…何をっっ!!!」
俺が爺さんを一口で噛み砕いたのが相当驚きだったらしい。
婆さんはこの家に来てから一番、本心、を顔に出していた。
「悪ぃなぁ…婆さん何でもするって言ったけどよ。それよりも大事な約束を俺ぁ先にしちまってるんだ。」
「男が一度した約束、相手が死人なら猶更違えちゃならねぇだろう?!」
「…っ馬鹿なことをっ、お前のせいで計画が全部無くなっちまった!!!」
「身内から出た罪人は、俺が裁いてやっと雪がれる」
婆さんの能力は大したことがなかった。もしかしたら本当の祖母さんだったのかもしれねぇが。
俺にとっての家族はもうあいつ等だけだ。
しっかり仕留めて噛み砕いたそれは、やっぱりゲロよりも不味かった。
ーーーーおい、白ひげ俺を船に乗っけろ。途中までで良い。諦めたわけじゃあねぇがまだこの国で友達は作れねぇ。
乗っけてくれるなら働くぜ!?何せ社会の底辺を見てきたんだ。どんな待遇でも死ぬよかマシ、雑用ならドンと来いだ。
ーーーーグラララ、家族がいねえガキを見捨てるほど俺は人でなしじゃねえよ。乗りな今日からお前は俺たちの家族だ!!
これはボタンをいくつか掛け違い、死人が恨みを残さなかった世界の話
amazarashiの性善説聞いててふと思いついた、IFというか妄想。
初投稿、初執筆のため内容はお察し。
何から何まで使い方が分からないため、とりあえず全てテキトーである。
だからコレもテキトー