足を念のため見てもらうために保健室に行き
養護教諭が北見淳だった場合の話
(作者はアニメ2期を見れてません、故に矛盾してる可能性があります許して下さい、何でもしますから(なんでもするとは言ってない))
有馬記念前日、トウカイテイオーの姿は保健室にあった
3度目の骨折を経て有馬記念へと挑む彼女は
どうしても不安を拭いきれないでいた
そんな気持ちが彼女をこの場所へと連れてきていたのだ
彼女が信頼する人達の中の一人に会うために
「くくく…不安そーなカオをしてるなトーカイテイオー」
「あ、
部屋に入ってきたのは作業用のツナギの上に白衣という
あまりにもアンマッチな格好をしている
トレセン学園の養護教諭である
「全くもって問題ナシだヨ、もういつでも全開にしていい」
「そっか!ありがと……」
「……心配なんだろう?明日のレースが勝てるかどうか」
トウカイテイオーは少し苦笑いをしてから
北見へと話し始めた
「無理かもしれないけど、やってみたい
けど、どこか僕の中では『絶対に無理だ』『また骨折をしておしまいだ』って「だからどうしたってゆーんだ、それが…?」え? 」
自分の悩みを北見に『だからどうした』と簡単に返された
トウカイテイオーは鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしたが
北見はお構い無しに話を続ける
「 俺が優しく慰めるとでも思ったか?
それに、お前は、諦めるなんて無理だろう、
いくら理屈並べても…
お前はもう見てしまったんだ、お前を応援するヤツらを。
お前はまた走り出すしかないんだヨ
ほら、ゆっくりとイメージしろ
ミッドナイトブルーの勝負服を着たお前だ…
いまゆっくりとゲートインして、スタートした
最初の4コーナーまで回してまだ中団だ。
速度は上がる。 4コーナー抜けて、直線、脚は確実に路面をとらえているか?
地面の凹凸に進路をみだされてはいないか?
そして2回目の3コーナーを超える、 250…240…
さあ、ビワハヤヒデが大きく立ちはだかってきた
230…220… 残り200Mを切った、
お前たちがつくりあげた その脚はまだまだ加速をやめない。
もっとだ。お前はもっと走ろうとしている。
あとはお前次第だ。
信じろ、お前こそが天才だ」
次の日・夜
「くくく……奇跡の復活…か
いいんだよ、それで十分だ、
そうだ、そうゆうふうに走ってやってくれ
もっと地面を踏んで、
もっと思いきり もっと もっと
もっと
そう言って保健室の自分の椅子に座っていた北見は
机の上に読んでいた新聞紙を置いてどこかへと歩いていった
北見が置いていった新聞の表紙には
大きくミッドナイトブルーの勝負服に身を包んだ
満面の笑みのトウカイテイオーの姿が『奇跡の復活』
という大きい文字と共に写っていた。