後書きの為の回です。
グラスワンダーの冥福を祈りつつ、7ヶ月半ぶりに更新させていただきます。
「──へぇ。そっちの
転微睡の中に見ていたのは夢。リアリティに満ち溢れた、それでいて
何故分かったか?だって“私”は“
というか“
……にしてもラストさんのスペースをよりによって“アイツ”に使われるなんて。それに向こうの私がキレ散らかしたのだけは完全一致、流石の私もアレには堪忍しかねる。
「んぅっ~~~。まさかまさか、馬の世界以外にもこんな世界があるとは」
伸びしながらひとりごつ。焼けたパンにバターでも塗りたいところだなと思いつつ、ゴルシの奴は今の世界を観測してんのかなぁと思いを馳せた。ま、アイツに見える世界は私のそれとはちょっと違うらしいから一概には言えないらしいけどね。
(とはいえ、だ。あっちの世界とこっちの世界で、辿る未来にそう大きな差は生まれないだろう)
何故なら、台風の目が“アイツ”である事には変わり無いから。
“アイツ”は無秩序に善意をバラ撒き、無闇な滅私を貫き、奉公を散らかして、その果てに呪いを遺す。それを私は知っている。
正確には、馬の私がそれを知っている。
──“アイツ”は私の否定者。会う前から分かっていた。
私が全ての旅、その始まりを
私が、命の
出遭う前から、分かり切っていた。
“アイツ”は、全ての命を画一的な
……本当に?
「お前の思い通りにはならないよ。ステイゴールド」
嫌わせようたってそうはいかない。
此処じゃない何処かに待つ“私”を諭し、さぁ出発だ。真実は私自身が、この目で見て、この耳で聞いて、この口で問うて、そしてこの手で触れてみるのみ。
さて、クロスクロウ。
私をどれくらい不機嫌にさせてくれる奴なのか、実に楽しみだよ。
「じゃ……行ってくる、ラストさん」
眠り続ける先輩に一瞥してから、そう言って席を立った。次の土産はそうだなぁ、ライスあたりでも引き摺ってくるかな。
はい。
活動報告で書いたとおり、この話を最後にウマ娘編の殆どを一旦ボツにして書き直させていただきます。きっかけはステゴさん実装ですが、それ以前にウマ娘編の展開に個人的な不満が溜まっていましたので、これを機にちょっと一旦リセットです。次の話を投稿する時、今までのウマ娘編の話と今話を“また君ボツ集”という作品に移設します。
なお、移設する話においていただいたコメントは全てスクショして個人的に保管させていただきます。ご愛読ありがとうございます。
とはいっても、実は大まかな設定や展開は変わらないと思われ。広げ過ぎた風呂敷をちょっと整理したり、トレーナー周りが変わったりする程度で、黄金世代がクロに囚われてる事やシンボリ勢が脳を灼かれてる事や宮崎家がまた(馬編に比べりゃマシとはいえ)拗れてる事もそのままなんで、場合によっては更新前とほぼ同じ回を投稿する事だってあるかも知れません。というかそういう事態が多々あると思われます。
……まぁその結果「サボっとんちゃうぞ」「UA数稼ぐためにセコい事すんなボケ」「いーけないんだ、いーけないんだ、
【P.S.】
ステゴさん育成シナリオ、クラシック秋のステスズすっごい……ネタバレ控えますけどコレ、いや、ええ……
ヤバいねクロ。ステゴがその気になりさえすれば、お前なんて要らなかったのかもな