タイトル通りです。
折紙が変態過ぎて上手く書けない→改変世界の清楚な折紙書こう!→通常折紙の意識が強すぎる→TS転生した男入れて薄めよう←イマココ

果たして主人公は原作主人公に雌落ちせずにいられるのか!?

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(タイトル見て)絶対無理でしょ


鳶一折紙にTS転生したけど主人公に雌落ちしたくない

 

「ようやく、ここまで来た・・・」

 

私の目の前に在るのは、私の住む町である天宮市の高校の1つ。校門には都立来禅(らいぜん)高校と書かれている。

今日は来禅高校の入学式である。

 

 

苦節15年。やっとこの世界に転生してから物語の舞台となる場所まで辿りついた。

いつ何が起こるか分からないこの世界に於いて15年の時間は私には永過ぎた。

この世界は案外命が軽いのだ。空間震という特有の災厄があり、その原因である超常の力を持つ『精霊』と呼ばれる少女達。精霊を排除する為過激な攻撃行為をする組織等。気を抜けば死亡フラグ満載である。

それに加えて警戒している要因として私が保有しているものがある。

精霊の核となる『霊結晶(セフィラ)』だ。

これが有れば人間は精霊となり、莫大な力を得ることができる。

 

…最も、これは転生特典の特別製で私自身が望まなければ精霊として覚醒しないし、他者からも知覚されないものだけれど。それでも用心するに越したことはない。

 

何故これが転生特典かというと、私が鳶一折紙だからである。

 

あの、変態で、ペロリストで、変態で、スク水で、犬耳で、変態な鳶一折紙である。

 

キツイでしょ。ネットで調べれば簡単に出てくる数々の痴態行為。あんなものを私にしろと?

無理です(即答)。

 

そもそも私の前世は男だった。主人公の五河士道には恋愛としては興味が無い。・・・五河士織には興味あるけど。

 

ただ物語の都合上、必ずどこかで五河士道とはキスをして霊力を封印しなければいけない。

 

まあ、1番最後にキスして自然にフェードアウトすればいい。攻略が早くなれば次の精霊攻略に巻き込まれてしまう。危険度が高まるのにわざわざ首を突っ込む必要も無い。

 

好感度も・・・五河士道には一時的に五河士織にでもなって貰えればたぶん問題なく封印できるだろう、五河士織は可愛いし。

 

巻きこまれる可能性もあるのに、来禅高校に入学したのは原作キャラの攻略状況を把握するためである。

 

同じ高校に入ったとはいえ、五河士道と知り合うのは2年生から。しかも、鳶一折紙から話しかけることで交流する切欠となる。特に行動を起こさなければ物語終盤まで何事もなく過ごせるだろう。

 

あと数年、たった数年計画通りに進めば安全通りに生きられる。

 

その思いを胸に高校生活に気合いを入れ、目の前の掲示板のクラス表に目を移す。

 

1組、名前は無い。2.3.4と順番に見ていくと4組に鳶一折紙と書かれていた。他に原作キャラの誰かが同じ組に居るかもしれないと思い、目を少し上に動かす。

 

1年4組 五河士道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

漏れた言葉ともとれない声と共に新入生の波に押され、体勢を崩してしまい。隣に居た人の胸元にもたれかかった形になってしまった。

 

私が倒れないように支えてくれたらしく、相手の腕が私の腰辺りを優しく掴んでいた。支えてくれた人に申し訳なさと、あんまりな体勢から直ぐに離れようとする。

 

「ご、ごめんなさい。支えてくれてありがとうございます。直ぐに離れますか、ら・・・?」

 

「い、いや気にしないでくれ。俺も上手く受け止められなくてごめんな。」

 

相手もこの体勢に気づいたのか、私と同様慌てて離れようとした。それによって顔がはっきりと見えた。

深い海のような髪色に、整った顔立ち。しかし、精悍な男らしいというよりは中性的な、どちらかといえば可愛い顔。

 

 

 

女性に触れた事があまり無いのか、顔を真っ赤にしていてとても慌てていた。そんな彼の事を、愛らしく感じて、そう、何だか今ポケットにあるスマートフォンでとりあえず色々なアングルから写真を撮りたくーーーーー待って、今私何考えた?

 

ほんの少しの空気の気まずさを彼も感じたのか話しかけてきた。

 

「俺は五河士道。えっと…君も新入生だよな。」

 

「う、うん、私は鳶一折紙。1年4組です。よろしくね」

 

「鳶一も4組なのか。俺もなんだ」

 

彼は笑って言葉を続けた。

 

「よろしくな!」

 

彼の笑顔は何気なく挨拶をする時の微笑みだった。

本当に誰にでもするような。

その顔をみた瞬間。

 

 

感情が弾けた。

 

 

執着、渇望、好感、敬愛など余りにも複雑過ぎてうまく一言では言い表せない。それでも強引に繋ぎ合わせひとつに纏めるのであれば

 

「好き」

 

これしか当てはまらない。

 

 

「え?今なんてーーームグゥッ!?」

 

そして彼の柔らかくてずっと舐めていたいくらいの両頬を手で掴み、彼の唇と私の唇を重ねていた。

 

多幸感からか少し冷静になった私の周りには、黄色い悲鳴歓声をあげる女子生徒達と、彼へ親の仇のような鋭い視線を向ける男子生徒達。

状況を理解出来ずに呆然と私を見る、五河士道の姿だった。

 

・・・これ、どうしよう?とりあえず彼と一緒に屋上に逃げようかな…。

 




小説13巻くらいまでを必死に思い出しながら書いたので矛盾があるかも。需要と構成に問題が無ければ続きを書くかもしれないです。

変態キャラなのに折紙のえっちなの少なくない?小説でも漫画でもいいから何卒・・・何卒・・・

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