世界の滅亡を救い、再び平和な世に戻ったギルド『凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)』のメンバー。
 だが、それは高度な文明を手放し、新たに自らの足で突き進む革新の世の始まりでもあった。
 唯一国家『帝国』での新生皇帝の即位。その『帝国』と『ギルド』の協調路線を歩む第一歩の騎士と戦士の『混成部隊』結成。新たなるギルドユニオンの『元首(ドン)』。
 例を上げればまだまだ数多の問題が浮上していくその新たな世に、次なる襲来が帝都を襲った。

 『魔王』。

 昔話に出てくる筈のその黒き王は、現実となり再びテルカ・リュミレースを危機に陥れようとする。
 そしてその『魔王』復活に呼応するかのように、精霊化していない『始祖の隷長(エンテレケイア)』も次々と『表』へとやって来る。

 世界を脅かす者達の襲来が間近に迫っていた。

 世界は再び、凛々の明星の輝きを望んだ。

 新たなメンバーを加え、『魔王』に挑む!
  『魔の王の帰還』
  『変動、新たなる異変 ~起~』
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