ハイスクールP×P   作:鳳凰

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後書きにはオマケとして、とある世界でライザーが集めたフルコース!


変化の兆し

「バルパー、聖剣の統合にはあとどれほどかかる?」

「5分もいらんよ、コカビエル」

 

 その言葉に顔をあげると、宙に浮かぶ椅子に座ったコカビエルがいた。さらにその向こうには屋上のフェンスにやじろべえみたいなバランスで高そうな椅子に座ってるライザー先生の姿が。

 

「あの男は見学だとよ。それで? あの男の弟子とやらはどいつだ?」

「お、俺だ!」

 

 俺の言葉にコカビエルはジッと俺を見つめる。

 

「ふん。期待外れだな……まあいい、サーゼクスは来るのか? それともセラフォルーか?」

 

 言外に俺達は相手にならないと言い切るコカビエルに部長が苛立ったように顔を歪める。

 

「お兄様とレヴィアタン様のかわりに、私達が──」

 

 コカビエルが光の槍……いや、もはや柱だ!?

 それが体育館に向かって落ちようとして…………レーザーに貫かれた!?

 

「逸るなコカビエル。お前を生かしてやってんのは…………イッセーの試金石としてだ」

「…………………」

 

 コカビエルが禍々しい殺気をライザー先生にぶつける!

 ライザー先生は…………嘘ついてんな。今の俺じゃ、間違いなくコカビエルの相手にならないのは解るはず。何か手を出せない理由でもあるのか? 当主担ってるわけだし。

 

「ふん。では貴様の弟子とやらがどの程度やれるか試してやろう。その次は貴様だ」

「やれるなら好きにしろ」

 

 ライザー先生の上から目線にコカビエルが顔をしかめる。

 

「さて、地獄から連れてきた俺のペットと遊んでもらおうか」

 

 コカビエルが指を鳴らすと闇夜の奥から、十メートルはある巨大な犬が現れる。大きさの時点でそうだが、普通の犬ではない。首が3つもある! ゲームで見たことがあるぞ、ケルベロスって奴だ!

 

グオオオオオオオオオ!!!

 

 辺りの空気を震わせる咆哮! 3つの首が同時に吠えやがった!

 

「3つ全部起きてやがる。まあ当然だが原種ではねえのか」

 

 ライザー先生は興味もなさそうだ。と、ケルベロスがライザー先生を睨む。

 

「ギャォォン!」

「あ?」

「っ! キュゥゥン!」

 

 ライザー先生に吠え、ライザー先生に睨まれれば耳と尻尾を伏せ逃げ出した。どうすんの、この空気。コカビエルが笑顔で固まってるんだけど。

 

「ふ、ふふふ。まあ良い………余興がなくなってしまったが、お前達はそこで大人しくしていろ」

「してると思うのかよ!」

 

 俺は何時もの赤い籠手を出現させるが、何時もの音声が聞こえてこない。な、何で!?

 

『………相棒、神器(セイクリッド・ギア)が動かん』

 

 どういうこったよドライグ!!

 

神器(セイクリッド・ギア)が曖昧な状態になっているのだ』

 

 曖昧な状態? 何でそんな事になってるんだよ!?

 

『修行を経て、分岐点へと至ったのだ。後一押で神器(セイクリッド・ギア)が変わると思うのだが、その変化が単純なパワーアップか禁手(バランス・ブレイカー)かは解らない』

「つまり俺の神器(セイクリッド・ギア)は変化の分岐点で止まっていて、パワーアップか禁手(バランス・ブレイカー)か迷ってる状態ってことか?」

 

 俺の質問にドライグはそうだ、と肯定する。選択肢が増え、ブーステッド・ギアのシステムが混乱しているらしい。

 

『普通のパワーアップなら気合い一閃で果たせるかもしれないが、禁手(バランス・ブレイカー)は劇的な変化がお前の中で生まれなければならない。ただ、これだけは覚えておけ。今、お前には禁手(バランス・ブレイカー)に到れるチャンスが到来している』

 

 後はお前し次第だ、と言うドライグ。これを逃したら次は何時かわからないらしい。下手したら、数年後!

 

「何だ、赤龍帝は動かずじまいか? つまらんな………」

「くっ!」

「そら、追加だ。こいつと遊んでいろ」

 

 と、コカビエルが手を振るうとライザー先生に吠えたのとは別のケルベロスが現れ襲いかかってくる。

 

「にゃあ!」

「ガウゥ!?」

 

 猫耳を生やした小猫ちゃんがぶん殴るも爪を立て吹き飛ぶのを耐えると炎を吐き出す。

 

「くそ、せめてこのまま! ドラゴンフレア!!」

 

 炎を放つが、倍加されてない俺の力じゃ弱い!

 ケルベロスの炎にあっさり押し返された。

 基礎能力が前より上がってはいるけど、それでも低過ぎる!

 ケルベロスは俺を鬱陶しいと思ったのか、こちらに敵意を向けて迫る!

 巨大な牙が並んだ口が眼前に迫り…………切り飛ばされた!

 誰だ? 木場──。

 俺の目の前には木場とゼノヴィアが魔剣と聖剣を構えて立っていた。

 直ぐ様首を一つ失って絶叫を上げるケルベロスの胸を聖剣で突き刺した。

 

「おお〜! いいぞ、やれやれ〜!」

 

 そして知らない女の子がキャッキャッとはしゃいでいる。え、いや………誰!?

 

「はこんでくれてありがとう、コラソンちゃん」

「どーいたしました!」

 

 木場の知り合い? 赤い髪の少女は元気に笑う。あれ、この子の魔力…………ライザー先生に似てる? いや、似てるつーかこれは………。

 だけど、それより………

 

「無事で良かったぜ、木場」

「イッセー君………」

「すまねえ、俺が裸エプロンの誘惑に耐えられたら、もっと早く合流出来てたのに!」

「気にしなくてい…………え、はだ……エプ……? え、何?」

 

 俺の言葉に困惑する木場。と、その時だった……… 

 

「完成だ」

 

 恍惚とした老人の声とともに、不気味な光が辺りを包んだ。




ライザーのフルコース
オードブル(前菜):みたらし団子星の切り餅(捕獲レベル60000)
スープ:天ノ川魚の詰め合わせスープ(捕獲レベル、調理難度と魚の強さを合計して45000)
魚料理:彗星鰻の蒲焼き(捕獲レベル、調理難度と合計して44000)
肉料理:コスモスマンモスのボスのガーリックスターソースステーキ(捕獲レベル合計780000)
主菜(メイン)スペースタイパンの月生姜焼き(捕獲レベル合計620000)
サラダ:小惑星モのポテトサラダ(捕獲レベル、料理難度と合わせ29500)
デザート:フルーツスターのフルーツポンチ(捕獲レベル、星に住む猛獣達の合計役6780000、星自体は動かないので0)
ドリンク:ブラックホールミキサーのミックスジュース(捕獲レベル34000)

ライザー(笑)の眷属

  • 女王(オーフィス)以外原作と同じ
  • イッセー入れようぜイッセー
  • 黒歌だろ
  • どっちも
  • 他作品のキャラ集めよう
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