原作:新世紀エヴァンゲリオン
タグ:R-15 ボーイズラブ オリ主 転生 憑依 性転換 エヴァ 新世紀エヴァンゲリオン 転生 綾波レイ 精神的BL(変態ショタコン) ギャグ キャラ崩壊 不快な表現注意 死んでもドンマイ系ゲロイン (これをLRSと言い張る勇気は)ないです。 駄文 TS
※最初だけ比較的(重要)真面目な文章ですが、途中からほぼセリフだけです。
※キャラ崩壊どころではないクソっぷりなので予めご了承ください。
※主人公(転生綾波)は人格が男性でクッソテキトーなうえに変態です。不快な表現にご注意ください。
前略、もう顔も覚えてねぇお父さんお母さん。貴方たちの息子は今、とんでもねぇ事態になっております。
「いっでぇぇぇぇぇっ!?」
「だ、大丈夫!?」
「しぬ!しぬ!まじでしぬ!」
「あぁ、血が……!」
全身包帯まみれで格納庫のブリッジにぶっ倒れた俺と、駆け寄ってきた女顔の黒髪美少年。少年くんは俺のほっそい脇腹に添えた手が血でべったりな事に気づいて、ハッと息を呑む。
「逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ……!」
なんか妙に聞き覚えのあるセリフをぶつぶつ呟く、なんか妙に見覚えのある少年くん。その背後には、つい先ほど右腕の拘束をぶっ壊して少年くんを守った、これまた妙に見覚えのある悪人ヅラの巨大ロボ。周りには、やはり妙に見覚えのあるキレーなオネーちゃんたち。
……もう、おわかりいただけただろうか。
「やります……僕が乗ります!」
覚悟ガンギマリの顔で勇ましく宣言する少年——碇シンジくん。そう、この子はTVアニメ"新世紀エヴァンゲリオン"の主人公、碇シンジくんその人だ。
「かっこよ」
「え?」
「なんでもないっす」
そして、そんなシンちゃんの腕に抱かれている俺は、同アニメのヒロインにしてキーパーソン、アニメ界のレジェンドヒロイン綾波レイ。そう、俺が、綾波レイなのだ。意味がわからねぇと思うが、うん、それはそう。俺にもわからん。
(まさか私に……俺に、前世があったとは)
さっき、上の街でウキウキで都市破壊に勤しんでいる第3使徒サキエルくんの粗相で、俺は寝かせられていたストレッチャーから派手に振り落とされ、傷だらけの全身をそりゃもう手酷く床に叩きつけられた。その時のべらぼうな痛みで、俺は前世の記憶を取り戻したのだ!
……といいつつ、ぶっちゃけ記憶はめちゃくちゃ曖昧だ。分かるのは自分が男だった事とか、エヴァとかガンダムとかが好きだった事とか、それくらい。名前も両親も友だちも、大事な事はなんにも思い出せない。ただ前世がある、って事だけ思い出した様な感じで、あとはもうモビルスーツの名前とかしか出てこねぇっす。つ、つかえねぇ……
そんなクッソ役立たず状態な俺の今生は、まさかのまさかエヴァンゲリオン2大ヒロインが一角、綾波レイだった。どういう理屈かはわからんが、俺は綾波レイに転生してしまったのだ。
(よりにもよってエヴァ転生かぁ……しかもなんで綾波やねん……爆死しろってか……?)
シンちゃんの腕の中でぼーっとしながら、俺は嘆いた。エヴァンゲリオンって作品は、序盤から中盤はわりかしフツーに面白いロボットもんなんだが、後半から話がドゥンドゥン鬱っぽくなっていき内容もアホほど不可解になり最終的には……まあこれは解釈が分かれるトコだが、人類がなんか滅亡したっぽい感じになる。ヒトの身体がオレンジジュースみたいな液体になってバシャッと弾け飛ぶのだ。ヒェッ……
実際には死んだ訳では無いし、最後の最後には主人公シンちゃんの意志でみんな元に戻ったのかも知れない(この辺はマジで解釈分かれるからよーわからん!)が、とにかく見てて気持ちのいいもんではなかった。つーか気持ち悪い、マジで。エヴァってすげぇ面白いけどすげぇ気持ち悪いアニメなんだわ。好きだけど。
そんな気味悪くて滅亡エンド不可避な修羅の世界に、俺は転生してしまった。ふざけんなよなんでエヴァなんだよ……もっと平和なアニメにしろよ……イカ娘とかがいいよ俺。
しかもだ。俺が転生したのは主人公のシンちゃんではなく、ヒロインの綾波レイ。この綾波レイってのがまた厄介というかめんどくせー設定のカタマリで……
(あ……もうむり……ひんけつ……)
そこまで考えて、出血多量でヤババな俺はふっと意識を手放した。きっと俺が眠ってる間にエヴァ初号機がブンドドして、最初の敵サキエルくんをぶっ飛ばしてくれる事だろう。
え?もし原作通り行かずに使徒に負けちゃたらどうなるかって?
……人類オワタ♡ってなるよ。クソが。
◇
転生☆綾波やる気0(レイ)
◇
・scene1:ゲンドウくんのお見舞い
「レイ、大丈夫か」
「うわでた」
「?」
「あ"(やべ、綾波っぽいこと言わなきゃ)」
「問題ありませんっす。碇司令好きっす」
「えっ……(トゥンク)」
「(なんか違う気がする)」
・scene2:我が家
「ドアの鍵かかんねぇし」
「部屋ん中なんもねぇし」
「外は工事の音でうるっっせぇし」
「しかもスマホねぇじゃん2015年なのに。アレか、アニメが90年代に作られたからか……」
「……やべぇな、綾波転生」
「……漫画でも買うか。ミツルギ大人買いしよ。あとハリー・ポッター全巻」
「はぁ……」
・scene3:食事
「焼肉弁当うまっ」
・scene4:学校
「あ、綾波さん?学校に漫画は……」
「あ?うっせーないいだろお前ミツルギだぞ」
(((綾波レイが壊れた……)))
「あ"……コホン……問題ないわ、ミツルギだもの」
・scene5:vsシンジくん①IDカード編
「メガネ?綾波のかな……」
「ん?おーシンちゃん(全裸)」
「え!?」
「あ"……コホン……いらっしゃいませ碇くん。歌舞伎揚食べる?」
「いやそれより服着てよ!?」
「うっす……じゃなかった、了解」
「なんなんだよ、もう……!」
「(真っ赤になって勃起隠してるシンちゃんエッッッッ!)」
・scene6:vsシンジくん②ゲンドウくんの話題編
「綾波は怖くないの?またあれに乗るのが」
「くっそ怖いわ」
「そ、そう……そうだよね、またケガするかもしれないし」
「(アレ、ここどんな会話だったっけ?あ、そうだ、お父さん云々からのガチビンタだ)」
「綾波は……信じられるの?エヴァを……父さんを」
「あなた、碇司令の子どもでしょう。シンジられないのシンジくん(激ウマギャグ)」
「あたりまえだよ!あんな父親なんて!」
「わかるぅ↑」
「え?」
「あ"」
「(綾波ってヘンなヤツだけどいいヤツだなぁ……)」
「(ビンタするタイミングもうわかんねぇなぁ……)」
・scene7:vsシンジくん③お見舞い編
「ヤシマ作戦のスケジュールを……伝えんのダルいからこれ読んどいて」
「う、うん……」
「はい、新しいプラグスーツ」
「うん……」
「(全裸シンちゃんエッッッッ!)」
「えっちだ……」
「え?」
「あ"……コホン……これメシ、じゃなかった食事」
「何も食べたくない……」
「え、じゃあ私パン食うわ。牛乳だけでも飲んどいたら?」
「……」
「いただきます」
「また……あれに乗らなきゃならないのかな」
「モグモグ……乗りたくないの?」
「乗りたくない……もうイヤだ……」
「モグモグ……わかるぅ↑」
「ッ、わかるもんか!綾波はまだあれに乗って怖い思いしてないから、そんな!」
「は?起動実験で死にかけたんだが?」
「あ……ごめん……」
「(あ、やば。励さなきゃ)……なんつって。大丈夫、乗りたくなきゃ乗らなくて大丈夫よ多分」
「そうなの……?」
「えぇ。初号機には私が乗る。リッちゃん、じゃなかった赤木博士がパーソナルを書き換えてくれれば、私でも割といい感じに乗れると思うわ。しらんけど」
「そんな、ダメだよ……死んじゃうかもしれないよ?」
「大丈夫、私は死なないわ。死んでもドンマイよ」
「ドンマイ!?」
「あ、元気出たわね。ほらシンちゃん、この大豆のペーストをお食べ」
「シンちゃんって……いらないよ、食べたくない」
「え、大豆は畑のお肉よ?」
「だからなにさ……」
「あとオランウータンは森の賢者よ?」
「いやだからなにさ!?」
「ぶふっ(シンちゃんのツッコミ気持ちよすぎだろ!)」
「(綾波、まさか僕を励ます為にワザとヘンな話を?)」
・scene8:ヤシマ作戦ブリーフィング
「私は零号機でこんがり肉になればいいのね?(絶望)」
「綾波!?顔が死んでるよ綾波!?ミサトさん、僕が盾役じゃダメですか!?」
—ダメでした—
・scene9:vsシンジくん④お着替え編
「(シンちゃんのシルエットお着替えエッッッッ!)」
「これで、死ぬかもしれないね……」
「そうね、あじゃぱーね」
「……」
「まあ死んでもドンマイよ」
「……」
・scene10:vsシンジくん⑤ヤシマ作戦直前
「綾波はどうしてこれに乗るの?」
「いや乗らなきゃ死ぬし」
「え?」
「あ"……コホン……絆、そう絆、絆だから。エヴァは絆。絆、ネクサス。ンネクサスッ」
「絆……父さんとの?」
「みんなとの」
「強いんだな、綾波は……」
「強いのはお前なんだよなぁ……」
「え?」
「あ"……いや、私には、他に何もないもの。つか乗らなきゃ死ぬねんこんな世界じゃ」
「何もないって……」
「あ、時間ね。行きましょう、ドヤされるわ」
「あ、うん……」
「ばいびー」
「(古っ……)」
・scene11:ヤシマ作戦
「アツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥイ!!??」
『綾波ぃ!?』
・scene12:vsシンジくん⑥笑えばいいと思うよ編
「げっほ、げっほ!うっ、ヴォェッ!」
「(やば、あつ、きもちわる、吐きそ)」
「綾波っ!」
「あ、ちょ、まっ、ヴゥッ!?」
「あ、綾波?大丈夫!?あやな」
「オボロロロロロロァェッ!(大嘔吐)」
「う、うわぁ……だ、大丈夫……?」
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……ウウウヴッ……!」
「あぁ、もうほら、背中撫でてあげるから……」
「あ、ありがヴォォォォォゥェェッ……!」
「は、はは……よしよし……」
「……えよ」
「え?」
「笑えよ……笑え……笑ってくれよ……やっちまったよ、綾波レイがゲロインにヴォォォォォゥェェッ!!」
「……笑わないよ、綾波」
「はぁ、はぁ、え……?」
「ありがとう、僕を守ってくれて……」
「っ!?」
「うっ……よかった……綾波……っ!」
「(な、シンちゃんが、シンちゃんが泣いとる……!?まさか俺の為に!?綾波レイじゃなくてゲロ波レイな俺にすら、シンちゃんは泣いてくれるのか!?)」
「よかった……!」
「しゅき……♡」
「え?」
「シンちゃん、しゅき……♡」
「は、はぁ!?」
—ドン引きされました—
終劇♡
なんなんすかねコレ?(賢者タイム)