吉良涼介のブルーロック(仮)   作:たかみね

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前の更新から一年たってましたので、初投稿です。
長く間隔が空きすぎて書き方忘れたのと、関西弁わからないのでアドバイスありましたらお願いいたします(土下座)



試合合意 VS 烏旅人

潔くんたちとの試合を終えた翌日から俺たちはお互いのスキル等を確認するために4人での連携を意識した練習を行いながら、2VS2の形式でそれぞれのレベルアップを図っていた。

 

今のところ一番成長してるのは凪だ。天性のトラップセンスに型にはまらない発想。

その二つが俺と凛という自分に無いものを持っている者たちとの実戦形式の練習で一気に成長している。

 

逆に伸び悩んでいるのは氷織だ。俺が教えたネオビジョンと天才的なキックセンスを生かしたプレーは他人が見たら羨むか感嘆の声を出すだろう。

 

でも…俺には何かが今の氷織には足りない気がする。そしてそれを見つけた瞬間から本当の意味で氷織のサッカーが始まる気がする。はっきり言って矛盾するけど、俺にはそんな予感がしたんだ。

 

だからこそ…これは必然だったのかもしれない。

 

「お久しぶりです。烏先輩」

「相変わらずやな、吉良」

 

 

 

烏先輩との再会は…

 

 

 

今日の練習を終えて一足先に食堂に踏み入れた俺を烏先輩は待ち構えていた。

 

「まあええ。食堂で聞いたわ。相手探し難航してるんちゃうか?」

「…そうですね。これほど知名度と順位が相手探しに影響するとは思ってませんでした」

 

俺の言葉に意地悪そうな顔を浮かべてやがって…こういう部分があるから氷織がカラス呼びする理由なのかもしれない。

 

「少なくとも日本サッカー界の宝と№1そして代表常連の三人が揃ってるチームを相手にしようとするやつらは少ないかもしれんな」

「先輩の言い方だと対戦相手の心当たりがありそうな感じですね。ぜひ教えてほしいです」

 

何故か爆笑された。相変わらずのひょうひょうとした態度にすこしイラっとする。

 

「怒るな怒るな。詫びに教えてやるわ」

 

そして指さされたのは烏先輩自身だった。

 

「俺らとやろうや。日本サッカー界の宝。監獄で見つけたわ。お前らを超えるチームを!」

 

その自信に満ちた言動は常に冷静かつ冷酷なプレーが信条の烏先輩にはなかったものだ。

それだけで烏先輩は自信のあるチームを作ったということがわかる。

 

「もちろんOKですよ。チームメイトにも一応相談しますけど、やりましょう」

「お前ならそう言ってくれると信じてたわ、吉良!!!」

 

それだけ言うと烏先輩は食堂を去っていく。完全に俺たちを狙い撃ちしてきたことがわかる。

 

「どないしたん、吉良くん?」

 

烏先輩たちのチームについて思考しようとしたところでチームメイト全員が食堂に来たか。

 

一人で考えるよりも同じ伍号棟だった可能性のある氷織に話を聞くついでに話してみるか…そこまで思考したところでまだご飯を食べてないことに気が付いたのでみんなで席に移動してからさっきの出来事を共有した。

 

「なるほど…烏がそれだけ自信持ってるチームのメンバーについてやけど、心当たりあるわ」

 

ダメ元のつもりで聞いたら心当たりがあるといわれてびっくりした。

 

「旧伍号棟って言ったらええのかな?僕がいた所で烏のチームメイトに乙夜っていう人が居ったんやけど…」

 

氷織の説明を聞きながら思考を深める。俺たちに勝つと宣言した烏先輩の言葉が事実なら乙夜という選手だけじゃだめだ。そう氷織にいうと、同感の様子でもう一人のストライカーの候補について教えてくれた。

 

「旧五号棟の得点ランキング一位、士道かもしれへん。情けないけど少なくとも僕がおったチームでは、彼は止められなかったし、得点能力だけなら吉良くんや糸師くん以上かもしれへん…」

 

二人のプレイスタイルとかを聞いてみれば一方は典型的なボックスストライカー、もう片方は裏抜けや狭いスペースを利用した抜け出しが武器のストライカー。

 

「となると最後の一人はラストパスを供給できるパサータイプか、烏先輩の負担を下げれるオールラウンダーの可能性が高いね」

 

俺が考えをまとめるとみんなうなづいてる様子から的外れな思考ではなかったようで安心した。

 

そこまで考えたうえで改めて烏先輩たちとの試合についてどうするかだけど…

 

「当然やるよね?ここで足踏みしてたら先には進めない」

「せやね。ここまで相手見つからんのは予想外だったわ…」

「当たり前だ。俺は俺の目的のために先に進む」

「やろう。俺は新しいプレーを早く試したい」

 

全員一致でのマッチ合意に笑みが浮かぶ。烏先輩ありがとうございます。

飢えた虎の前に堂々出てくる度胸には感嘆するけど、負ける気はしませんよ

 

 

明日の試合…勝つのは俺たちだ!!!!!!!!

 

 

 


 

「まあ、あれぐらい煽れば吉良のことや。マッチ合意はできるやろう」

 

烏はチームメンバーのもとに向かいながら明日の試合について考えていた。

事前にチェックできる映像を確認すれば吉良たちの武器も弱点も見えてくる。

 

これは冷静かつ冷酷とまで称された『フィールド上の殺し屋』の観察眼による当然の結果だった。

 

怖いのは吉良と№1の糸師凛。逆に弱点となるのは発展途上の凪とサッカーバカになれへん氷織や。

 

「堪忍な、氷織…お前を確実に潰して勝たせてもらうわ」

 




感想及び評価は作者のモチベになりますのでよかったらお願いいたします

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