モモイVS先生 妊娠したよっ!責任取ってっ!   作:蟹ふらん

8 / 8
8 シャーレの先生、金玉ゲヘナ角に挟まる 前日譚

 

断言する、睾丸とは、内臓なのだ…脆い。胎児の時期、体内に位置し。冷却する為体外へ。弱い。この上なく弱い存在なのです。心臓、肝臓、胃、脳と同様に弱い。

 

しかし、彼らは守られている。分厚い筋肉に。脂肪に。肋骨に。堅牢な頭蓋に。しかるに睾丸だけは精子の製造という大任を受けている…

 

つまり先生のキンタマは先生のヘイローなのだ。この話は先生が、シャーレの先生が、金玉を角に挟める前日譚であり、大の大人が金玉で追い込まれるのを見たくない先生はここでブラウザバックして欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、それじゃ始まります。

 

 

 

先生「モモイ、ちょっと先生明後日からゲヘナに行かなきゃならないからしばらく来れない。居なくて平気?」

 

モモイ「え?んー…平気だと思うよ」

 

ミドリ「お姉ちゃん手が止まってる。プレイに支障出るレベルでダメになってるよ」

 

モモイ「そそそそそんなことないやい!」

 

ゲーム開発部が揃ってパーティーゲームで遊ぶ放課後の部室で、結構マジメな話をする。いつも「はいこのラウンド取った~!!GG~??」なんて煽り合いをする先生がゲヘナなんて言葉が出るとは…あぁそういえばシャーレだったこの人。

 

モモイ「それにしてもいつもアビドスとミレニアムをメインに周回してる先生が珍しいよね。ひょっとしてなにかやらかしちゃったの?」

 

ユズ「え…っ!」

 

先生「ははっ、面白い冗談言うねモモイ。尻叩くぞ…じゃなくて。ちょいちょいゲヘナの風紀委員長とは面識があってね、最近忙しいみたいだから手を貸して欲しいんだってさ」

 

アリス「先生の活躍が認められているんですね!アリスも同行しますか?」

 

先生「ヤバくなったら呼ぶよ」

 

ミドリ「でも意外、ちゃんとお仕事してるんだ…大丈夫?友達できる?」

 

先生「好きなことやりたいから面倒なのを片付けるタイプなんだよ、粗方終わったら向こうの生徒と交流深めてからシャーレに帰る感じになるかな」

 

モモイ「お土産は新入部員でよろしくねっ!顔広い先生ならイージーだよね!あっ、先生の場合彼女が先だね!」

 

先生「人生という名のクソゲーは甘くねぇよ…」

 

 

 

…その日から一週間経った、未だ先生はゲヘナでお仕事をしているようで開発部に顔を出してこない。。

 

モモイ「…調子が狂うな、しばらく先生が居ないと」

 

ミレニアムの校舎を見回っても、部室に顔を出してみても先生は居ない。そもそも何か問題が起きた時にモモトークに連絡が来るとは限らないのに、スマホの画面を見てしまう自分がいる。

 

モモイ(何やってるんだろ私…でも仕方ないよね。今シナリオ練ったっていいモノ出来ないんだし…暗いな、もう遅いし帰ろっかな)

 

ピコンッ

 

その時だった、モモトークに何か通知が来たのだ。

 

モモイ「…あっ、先生からだ」

___________________

 

モモイ:先生どうしたの?

 

先生 :やっべーよモモイ。今まで生きてる中で最大級の危機が今来てるって

 

モモイ:どうしたの!?まさかゲヘナで何かあったの!?助けに行かなきゃ!

 

先生 :あー…違う。そういうのじゃないから落ち着いて聞いてほしいな

 

モモイ:じゃあ何の用なの?

 

先生 :たとえ話なんだけどモモイはオッパイか乳首が挟まったら、モモイはどうやってその困難を乗り越える?

 

モモイ:は?

 

先生 :マジメな話なんだ…

 

モモイ:セクハラで然るべき団体に訴えさせてもらうね

 

先生 :ごめん!ちゃんと話すから!イタズラじゃないから!!

 

モモイ:イタズラじゃあなければ何のつもりでそう話を切り出したのかな!?花の女学生が聞いたらドン引きする内容だよ!!

 

先生 :わかった。端的に今起きてることを話す

 

モモイ:…で、どうしたの?

 

先生 :金玉が良い感じに挟まって抜けないんだ

 

モモイ:ちょっとヴァルキューレに電話するね

 

先生 :モモイッッ!!

 

___________________

 

 

モモイ「噓でしょ、常識的に考えて」

 

久々の先生とのコンタクトは中々にカオスな事になっていた。何?キンタマ?ゲヘナで何してんの先生は?悪戯で連絡をしている…のかはわからない。

 

モモイ「先生は連絡関係でイタズラするとは思えないし、もうちょっと連絡してみないと」

 

 

___________________

 

モモイ:どうしてそうなったの?まさか何か事件に巻き込まれちゃったの?

 

先生 :事件には巻き込まれてない、何かあってもゲヘナの風紀委員長が先生の事を守ってくれるしね

 

モモイ:あの綺麗で強い人だよね、じゃあなんでそうなったの

 

先生 :親睦を深めるために行われるレクレーションで「えぇ?勝ったらヒナを好きに?そんな挑発に乗ると思ってるのかい?はっはっは…いいぜ!乗ってやるよ!ゲヘナの風紀は今日から俺ンもんだ!!」ってイキッてツイスターゲームを挑んだら体勢を崩して委員長の頭の角に挟まったんだ

 

モモイ:そうはならないでしょ、違う意味で問題だよ先生

 

先生 :なっとる!やろがい!

 

モモイ:私にどうしろっていうの!?

 

先生 :(´;ω;`)

 

モモイ:世界一関わりたくないダル絡みってこと…っ!?

 

先生 :たすけて

 

モモイ:う、うわぁ…アビドスの人達に助けを求めてみた?あの人達になら頼りになるんじゃ?

 

先生 :助けを求めたら「ん、先生の先生が無くなったら遠慮なくこっちに来てもいい。365日先生は私が面倒を見る」って返されたよ

 

先生 :俺あの娘こえぇよ…モモイだけが頼りだよ

 

モモイ:このシチュでその言葉は最悪だよ先生

 

___________________

 

モモイ「どうかんがえても!ならんわっ!!!!!!!角に挟まるって何!?逆に見てみたいよ!!!バカ!!!!」

 

一人孤独でツッコミを入れてしまう。頭痛がする、吐き気もだ。なんだこの地獄は?ゲヘナ委員長の角がいい感じで先生の金玉に挟まってるの?(木)なの?大の字になってその下に角担当が居るってことなの?ばかなの?死ぬの?思わずその場で慟哭したかった。

 

 

おぉ ゆうしゃよ せんせいを たすけに いきますか ?

 

はい

いいえ

 

 

脳が限界なのかレトロな選択肢が頭に浮かんできた。ここで助けに行けば先生に恩を売れる。でも助けに行けば十中八九不幸な目に合うのが目に見えている。

 

 

はい

いいえ

 

 

…うーん、現場を見てみたい気もあるけれど…

 

 

いいえ

 

 

冷静に考えてゲヘナの委員長さん達が居るんだから何とかなるんでしょ、帰って絵日記書いてゲームして寝なきゃ(白目)

 

 

___________________

 

モモイ:でも、先生と一緒にいて噂されると恥ずかしいし…帰って絵日記書いてるよ

 

先生 :ときメモなのかぼく夏なのかはっきりしろ。畜生覚えてろ

 

 

___________________

 

 

一方先生は…過酷を強いられていた。

 

トリアージ的に考えると、先生には諦めてそのまま睾丸を取ってしまって女になっ…… 

 

ギブアップ!一旦落ち着こ!止めよう!先生の金玉はレイドボスじゃない!!

 

待って下さい先生…先生の尊厳は私が守ります…先生の命を失っても

 

あの医療の服着たサイコパスは先生のキンタマ切り取って事態を収める気だ。間違いないって

 

アコーーーーーーーーッ!!何とかして!お願い!!君が頼りだ!!と言うかアコが呼んだんだから責任取って!!

 

アコお願い、頼りにしてる

 

挟まった部分に塗った後アコは、覚悟を決めて手を掲げる―――――

 

 

 

 

 

アコ「オラァ!!外れろ!!」

 

 

 

 

 

「臨時ニュースです。昨晩○○ホテルにてシャーレの先生が負傷し都内の病院に搬送され入院しました。先生の状況、入院に至るまでの情報は一切不明で病院ではゲヘナの風紀委員による警護が敷かれています。一体先生の身に何か起きたのか…」

 

次回、シャーレの先生生徒に金玉叩かれて腫れる様です。




皆様感想と評価、誤字脱字の報告ありがとうございます


最近私事でありますが書いてた文章とやっていたソシャゲのデータが吹っ飛んだ事件がありました。ゆ、許せねぇ…許せねぇよ陸八魔アル…!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

サキ「私達だって焼肉食いたいぞ先生」(作者:アビス・アッカーマン)(原作:ブルーアーカイブ)

RABBIT小隊の皆と先生が焼肉を食べに行くお話。▼一発ネタ。▼私は焼肉店なんて子供の頃にしか行ったことないですしそもそも焼肉食いに行こうぜなんて言われたことも無いので詳しくは書けません。▼良ければ高評価と感想お願いします。


総合評価:7/評価:-.--/短編:1話/更新日時:2026年05月04日(月) 08:57 小説情報

ブルーアーカイブ ―宇宙に輝く黄金の螺旋―(作者:まさみゃ〜(柾雅))(原作:ブルーアーカイブ)

ブルーアーカイブ、イベントシナリオ『宇宙(ソラ)に輝く黄金の螺旋』(短縮版)※初回イベント▼本作は『いずれお前もこうなるTS転生者』の本来の世界線(と言う設定)の物語です


総合評価:15/評価:-.--/連載:9話/更新日時:2026年07月13日(月) 05:50 小説情報

【完結】100トンホシノ先輩の規格外な日常(作者:ていん?が〜)(原作:ブルーアーカイブ)

 砂漠化の危機に瀕していたアビドス高等学校。しかし、入学してきた小鳥遊ホシノは「体重100トン」という規格外の怪物だった。▼ 彼女の類稀なる「密度」に脳を焼かれたゲマトリアの黒服が借金を全額肩代わりしたことで、入学3日目にして借金は完済。▼ ホシノの存在そのものが観光資源となり、アビドスはキヴォトス屈指のマンモス校へと急成長を遂げる。▼ 当たった銃弾を粉砕し…


総合評価:121/評価:-.--/連載:30話/更新日時:2026年05月04日(月) 18:05 小説情報

私に先生は荷が重すぎます!(作者:朱汰清家)(原作:ブルーアーカイブ)

ブルアカが好きなただの一般人女性。▼気が付くとその好きなブルアカの『先生』になっていて!?▼泣き言を言いながらもあっちへこっちへと獅子奮迅の働きを――できたらいいなぁ。▼pixivでも同時投稿中▼pixivアカウント▼https://www.pixiv.net/users/86995394


総合評価:866/評価:7.72/連載:86話/更新日時:2026年08月02日(日) 15:36 小説情報

「80年後のアリス」(作者:蛙先輩)(原作:ブルーアーカイブ)

Blue Archiveの本編から八十年後の未来を生きる天童アリスと天童ケイの物語。▼


総合評価:15/評価:-.--/完結:5話/更新日時:2026年05月01日(金) 18:15 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>