これはSAOとは違うもう一つの物語。
バリスティック「蚊のsmgじゃないぞ、CARsmgだ。」
これテストで出ます。(大嘘)
世界初のVRMMOは、世界で一番人を殺した。
それが、ソードアートオンライン。
SAOの仮想空間の中での大量殺人事件の事を、SAO事件と呼ぶ。
事件はVRゲームの安全性を世界に問いかけた。
完全に落ちきってるVRゲームの信頼は、それでも仮想空間に居たい人たちの思いにより作られた安全性を追求したハード、アミュスフィアによって徐々に回復し始めている。
俺はその波に乗った人間の一人だった。
「タイタンフォール、スタンバイ!」
そのVRゲーム黎明期の中で発売されたのがTitan Fall Onlineだ。
このゲームはその昔発売されたタイタンフォール2の続編的な位置に属しており5人1組のチーム20部隊がIMCとミリシア側に別れてバトルロワイアルで争うゲームだ。
俺はいつも一人になって暴言を吐きながら暴れる奴をよく見るが、まあ仕方のないことだろう。民度低いし。
「お前全然敵倒してねぇだろ!○ね!そんなんでTFOすんな!」
前言撤回、やっぱうざいわコイツラ。
「上でスナイプしてるチキンを倒してくる!CD!」
近くにいた自分の軽量級タイタン、ローニンのCD3027を呼び手を伝って搭乗する。
『操縦権をパイロットに移行。』
そのまま上へ続く坂を突進する。邪魔される前に岩陰に隠れている敵を倒そうとレッドウォールを構えるが、相手もタイタンを呼び出したらしい。
呼び出されたタイタンはスコーチ、大体の場合防御に使われるタイタンだ。
スコーチに乗った敵はとっさにこちらに向かってテルミットを放ってくるがこっちにはフェーズダッシュがある。
「フェーズダッシュ!」
『フェーズダッシュを起動。』
フェーズダッシュは、現実に限りなく近い亜空間に入ることでダメージを無効化する能力。
ちょうどスコーチの真横でフェーズダッシュを解除して斬撃攻撃を出す。
しかし相手はそれを見ていたかのようにこちらに向かってファイヤーウォールを出して援軍が来れないようにしてきた。
俺はCDのアークウェーブを使い動きを止めようとするが出すのが遅くヒートシールドに防がれてしまう。
「ファッ!?」
そのまま殴りを入れられシールドを割られた俺はすぐさま急加速を使い回避、からのレッドウォールを構えるがその時、ソードコアの準備が完了する。
『ソードコアの使用が可能です。』
すぐさまソードコアをオンラインに。
「CD!ソードコア、オンライン!」
『ソードコア、オンライン』
そして俺は相手をとにかくブロードソードで殴り続けて体力を削りフィニッシャーを決めた。
「出てこいよ…このチキンが!」
ローニンでフィニッシャーを決めた瞬間、世界がスローになる。
画面中央に出てきたmilitia winの文字を見て俺はあまりの嬉しさに蚊のsmgをぶっ放していた。
ロビーとして指定されているオリンパスは他の場所と違い銃を撃つことができない。
俺は盆栽プラザにあるカフェでメニュー画面を開いていた。レベルは500カンスト。
「ふふふ、うふふふ…」
某丸メガネな少年と同じような笑いを浮かべながらランクの画面を開いてみればそこにはパイロットと書いてある。
パイロットはTFOのミリシア側最高ランクだ。500人しかいない。
逆にIMC側にも最高ランクがありそれはプレデターと呼ばれている。こちらも500人しかいない。
周りの人に不審がられているがそんなの関係ない。俺のランクはパイロットなのだ。
そんなことを考えながら、このランクのせいで後に大変なことに巻き込まれるなど思いもせずに、俺はログアウトしたのだった。
喰らえ!射程距離40m、ローニンのアークウェーブを!
(スカッ)
スコーチ「何こいつ」『フレイムコア、オンライン』
自爆するしかねえッ!
うp主はこうなります。
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