現代社会の生み出したゴミの山。
タンスに炬燵に冷蔵庫、プラごみ生ごみ、産業廃棄物。
まだまだ使える道具。直せば使える道具。色々あるけど、もう誰も使わない。
――そんなゴミ山の中で、その少女は目覚めた。
どうして自分は愛されなかったのか。
嘆きと憎悪に包まれた彼女へ、一人の宿無しが言った。
「ならさ、配信者とか向いてるんじゃないか? 金も稼げるし」
不法投棄のノーパソ修理し、炊き出し会場の無料Wi-Fi拝借し。
「ゴミの山から恨めしや! 五味屑ブロシーだよ! 今日も今日とて、不法投棄されたゴミの活用方法考えていくよ~! 高評価チャンネル登録よろしくね!」
ゴミ系配信者爆誕す――。
| Prologue | |
| 廃棄少女と宿無し男 | |