屋敷に静かに潜む少女の霊
作者:

オリジナルSF/日常
タグ:R-15 残酷な描写 少女の霊 屋敷
少女の名はエミリー。小さな小さな可愛らしい少女でした。
エミリーは生きていた頃の名前です。

彼女の家族は貴族であり、高い地位の人間でした。屋敷には、執事やメイド、様々な人を仕え、楽しく優雅に暮らしていました。
彼女は大の家族好きでいつも幸せを感じ、笑顔で暮らしていました。

そんな幸せもつかの間、屋敷は魔物に襲われてしまいました。
生き残ったのは彼女、エミリーのたった1人の少女だけでした。
母親は最後、彼女を棚に隠し、その後魔物に殺されてしまいました。

その後、何人もの男達がやってき、彼女は助けに来たと嬉しく思いました。だがしかし、それは違いました。彼女の家族を恨んだ男たちが彼女、エミリーを殺したのです。

彼女は家族が何をしていたのかは全く知りませんでした。なので、男達がやってきたのも恨んで殺すためだと知らなかったのです。

そして、彼女は霊になり、家族や執事やメイド、みんなが生きていると信じ、待つように彷徨いました。

彼女は知らなかったのです。他にもいるということに。