「あの、大丈夫かな?」
ソウ、マシロはリトルガールに手を伸ばしマシタ。
そして、なんのこともなく。リトルガールはマシロの手を取って。
ギュッとシェイクアハンド。それからポツリ。トッテモちいさな声で呟いたんデス。
「いっしょにいさせて」
「えっ?」
ナゼか目の前が一瞬マックラになりマシタ。まるで誰かに目隠しされてるミタイニ。驚いたときにはもうクラヤミはなくなって、ついでにリトルガールの姿もなくなってイマシタ。
「あれ……あの子は……?」
「ここにいるよ」
声のした方へ振り向くと、ソコニハ。
青い光をうっすらと放ちながら、空中にぼんやり浮かぶ、リトルガールの姿があったのデス。
「わあっ?!」
「すこしのあいだよろしくね」
マシロはそれはもうコンフューズ。目の前に広がっているオール・シーン、ワケが分かりマセン。デスガそんなダイコンランの中でオンリーワン、聞けたことがアリマシタ。
「あ、あの……あなたのお名前は?」
「……タルフ」
リトルガールとレスポンスが取れたというファクトは、マシロに考える時間を与えてくれマシタ。自分がおかしくなってしまったのかどうかはトモカクデスガ……
Could it be for real or just a dream.
コレがユメなのかゲンジツなのかどうかを見極めるコトは出来そうだと考えて、帰り道、なるべく人通りの少ないところを歩きながら。二人はオハナシをシマシタ。
trivial……エエト、なんでもないフツーのオハナシデス。
「タルフちゃんはどうして私についてきたの?」
「みつけてくれるとおもったから」
こんなカンジのミニマムな話の積み重ねデシタ。
ラッキィリー、コトバにしなくてもココロでトーク出来ましたから、二人がフレンドリーになるまでソウ時間はかかりマセン。マシロはラブリーなコですからネ!
デスガ、ひとつだけ。どんなふうに聞いても答えてくれないクエスチョンがアリマシタ。
「私を見つけて、あなたは何をしたいの?」
「まだこたえたくない」
それだけ言って、タルフは口を閉ざしてしまいマシタ。
マシロはそっか、とだけ言って、問い詰めるようなことはシマセン。
いつか話したくなったときに聞けばいいよね。そう思っていたンデス。
タルフ、別に悪さなんてしてませんでしたカラネ。
コミックにありそうなシチュエーションからフューデイズ、マシロはチア部のコンテストに出てイマシタ。東京都で行われるリージョナル・トーナメント……地方大会、デシタカ。
そこが、このテールのターニングポイントデシタ。
チームの仲間とストレッチして、ミーティングを行ったアト。何の気なしに会場をグルリと見渡したとき、タルフが声を上げマシタ。
「ようやくみつけた」
そして、ビシッと指さしマス。
指の先にいたのは、知らないハイスクールのコーチデシタ。
「あのひとと、てをにぎって」
「あの人と?」
一緒に動き始めて十日前後デスカラ、長い付き合いではありマセン。
デスガ、タルフがマシロにお願いごとをするのは初めてのことデシタ。
「おねがい、マシロちゃん」
「……分かったよ」
こくんと頷き、マシロはコンテストに来ていたその人へと近づいて行きマシタ。
「あの、すみません」
「ええと、どうしたのかな?」
「トレセン学園チア部一年のマシロと申します。本日はよろしくお願いします」
「ああ……うん。宜しく。素敵な演技を期待しているね」
「ありがとうございます、それで……その、すみません。個人的な申し出で大変失礼だとは思うのですが……」
「ああ、うん。偉く畏まって、どうしたんだい?」
「そのですね、私と握手してもらってもいいでしょうか……?」
「ええと、握手? 別にそれぐらい構わないけれど……」
コーチはそこまで変に思うこともなく、スッと手を出してくれマシタ。
でも……マシロはチュウ……アー……ンー……hesitate……
ウン、サンクス!
チュウチョ、デスネ!
タルフのアブノーマルなフェイスを見て、迷ったんデス。
本当に握っていいものかどうか……タルフの様子も気にナリマスシネ。
デスガ状況はinevitable……迷っている暇ナシ、チョイスはゼッタイ避けられマセン。
さあ、ドウシヨウ……?