キリシ共和国内の戦禍の中、なんとか強奪や人殺しをして生きていた少年はある日盗みをしくじり、一人の老人と暮らす羽目になる。人殺しや盗みしかしてこなかった少年は新生活に戸惑いを感じながらも2年の月日が経ち、老人は少年に最初で最後の説教をし、持病で亡くなってしまう。
老人は少年にどこか命に対して冷めている部分がある。と指摘する。実際少年は老人が亡くなりそうになっても涙一つ流さなかった。
「守りたいものを作れ」老人は最期にそう言い残しこの世を去った。
その言葉は少年の心には届かなった。少年は自分に守りたいものなんて作れるはずがないと思っていた。
そんな時隣国から少年宛てに依頼が届いた。それはある少女の護衛だった。