飛ばしても問題ないけどみていると何かいいことあるかも(ないかも)
Welcome to Los Santos
キィーーーーーーーーーーーーーーン
アメリカ合衆国サンアンドレアス州『ロスサントス』
南側は高層ビルが立ち並ぶ大都会、北側は砂漠や山岳地帯(ブレイン郡)
に囲まれた広大な島国のような地形で数多くの犯罪組織、ギャング、
汚職警官が跋扈する、アメリカでも有数な悪治安を誇るが、
映画の街としても有名でバインウッド映画は、全世界でも高く評価されている
この町は夢と希望と悪徳と死が魔法の大鍋で煮込まれたような場所である。
「疲れあああああああああ!!!」
ツインズ先輩の片割れフレッドがあまり着慣れてないアロハシャツと
サングラス、帽子といったラフないで立ちでロスサントス空港の駐車場で声を上げる。
ロンドン・ヒースロー空港からロスサントス国際空港まで約12時間
行きの座席は節約のためエコノミーで取った為、尻の肉が取れる夢を見るほどだ。
「でもよフレッド機内食と酒は旨かったし映画も見放題、さらにCAは美人ときた
退屈はしなかったよな」
「それでも疲れたは疲れたぜ・・・おいケインこの後はホテルに直行か?」
「いや・・・その前に知り合いに顔見せしてロスサントスに滞在する為の
拠点確保ですね」
ケインはいつもの恰好ではあるが毎度おなじみ老け薬での年齢詐称で25歳位に
変身して空港近くの駐車場に停車している高級車のドアの前で蹲って何やら作業をしていた
「後輩・・・・何してんだ?」
「先輩にロスサントスでのルールというか掟を教えておきますね
『簡単な移動はタクシーよりそこらへんの車を使う』、『自分の命は自分で守る』
『商売女に入れ込まない』ですね」
ガコッ!ガコッ!っと音がすると高級車のドアが開き手慣れた手つきでエンジンを掛け
二人に乗るようにうながしその場を速やかに離れる。
こうほうから怒号と銃声が聞こえるが気のせいであろう・・・・・・
「いや~~海が綺麗だな・・・おいおいあんなところに遊園地もあるじゃん!!」
「兄弟!みたかあのビーチ・・・・金髪ねーちゃんが上半身全裸で肌焼いてるぜ!!」
「いや~イギリスとは大違いだぜ!湿気もなくカラッとして女も男も解放的で!!」
「ただきになるのがな~~」
ドゴン!バアアアアアアン!ファンファンファンファン!
カナデーーーー!!!!
「やたら爆発音、パトカーのサイレン多くないか?」
「都市中心部は昼夜これですよ・・・・いや夜のほうがうるさいかな?
ナイトクラブも活発になるしストリートレースもあるギャング抗争もある」
「オッカネ~~~」
この爆発音とサイレンそして市警所長に叫び声を聞くと帰ってきたな~と懐かしくなる。
『ストロベリー地区』空港から北上してすぐの場所にあり、南のドックや西の
フリーウェイとのアクセスのいい場所に本家本物のナイトクラブ『Omega』が存在する、
既に店の入り口には数名の客が列をなしているのが見えるが、ツインズ先輩を引き連れ
店の前のガードに声を掛ける。
「ウイ~スサイモン!!元気にしてたか?」
「あ?・・・・なんだケニー坊じゃないか久しぶりじゃねーか」
「おうまた当分この町に厄介になるぜ?」
「じゃあまたこの町も賑やかになるな・・・でお前の後ろの二人はなんだ?
見ない面・・・・でか同じ顔じゃねーか!」
「俺の先輩の『ツインズ』さ、今日からしばらく社会見学ッて奴さ」
「ハハハハ!!社会見学かこの町でならそいつ等もイケル口か!!」
「どうも~『ツインズ」のジョージで!」
「俺がフレッドさ!よろしく~~」
「おう、俺はサイモン・アバック、この店のチーフバウンサーだ
好きに寛いでくれていいが・・・『お痛』は厳禁だ」
「OKOKおれらもまだ死にたかねーよ」
「そうそう!こんな楽園にきて兄さんのデカいの食らっちゃ死にきれねーよ」
「へへ・・・ならいいぜ、ケニー坊、社長が呼んでるから直ぐに言ってくれ
ツインズ達も一緒で構わねーってよ」
「『カーラ』さんが・・・もう耳にはいってるのか、じゃあまたなサイモン!」
サイモンの横を通り過ぎて地下に降りると、クラブミュージックが爆音で響き
それに負けない位に男女の奇声や喘ぎ声が鳴り響き、酒、たばこ、薬の臭いで
初体験のツインズの脳を揺さぶって逝く。
「おっほ・・・・学校のと比べ物にならねー・・・・」
「あのねーちゃん!!ねーちゃんとおっぱじめてるんだけど!!」
「あっちでは吐きながら飲んでるヤローがいる・・・あ、サイモンに
シバかれて叩き出された」
「いや~~うん・・・スゲーな正に魔女の『サバト』だわ・・・」
「先輩方移動しますよ・・・・まずは挨拶を」
そう二人を先導し二階に上がりVIPスペースを抜けフロアの端の
スタッフルームの前に居たガードに声を掛けると中に通される。
スタッフルームは近未来のように最高級のVIP用のシートと
様々の機器、ナイトクラブ運営の書類などが並ぶオフィスに
優雅にグラスを持つ年齢はモリー夫人より若干上の銀髪の
『赤いブラ』と『ガーター下着』姿のグラマラスな女性が微笑んでいた
「「「キッツ!!!!」」」
パンパンパンパン!!!!
「喧しいよクソ餓鬼ども!!」
「あっぶね!!」
「今掠った!!!ねぇ掠った!!!」
「俺の玉ある??ねぇ!!おい!!」
女性がノーモーションでデザートイーグルを発砲しケインたちの玉を取りに来た。
「まったく相変わらず口の利き方がなってないねぇケニー坊」
「お久しぶりですね『シンダー・カーラ』社長」
「社長じゃなく『プレジデント』っていいな・・・・・」
「ケイン・・・このマダムの紹介をお願い」
「なんかマクゴナガルと同じ匂いがしてる・・・・」
ツインズ先輩は、『カーラ』の雰囲気が我らが副校長に似ているのを察知
自分の命の保障のために紹介してくれとケインに頼む。
「えっとこのハッチャケオバ『あぁん??』お姉さまは、
このクラブの経営者にしてロスサントス各地で色々なビジネスを取り仕切ってる
『プレジデント』シンダー・カーラさん・・・・ロスサントスで敵に回したら
ダメな人のうちの一人・・・」
「趣味は戦争と金儲けとイギリス人の双子の童貞を食うことだ、
よろしくジョージ・ウィズリーにフレッド・ウィズリー」
「「ヒェ・・・」」
「うちのシマに来る余所者のことなんか秒でわかっちまうさ・・・・・で?
ケニー坊はなんでまたロスサントスに?聞いたよホグワーツに収監されたって
あのホモ校長は元気かい?」
「えぇ・・・・相変わらず何を考えてるのやら判らん人ですよ」
「わたしゃーアイツが嫌いでね・・・・死んだら教えてくれよ
葬儀には出てやるから」
「え・・・・とカーラ閣下はホグワーツの事を?」
「閣下はよしとくれ、知ってるも何も・・・・私も元は在校生さ退学になったけどね、
元々はハッフルパフ生さね」
「じゃあ魔法使いなんですね」
「まぁ~~うん一応ね、最近は
「「おお~~」」
「で?ケニー坊やここに来た目的は?まさか『シマ』を荒らす気じゃないだろうね?」
「シナイシナイ・・・死にたくない、・・・あ~~商売で赤字出したからここに出稼ぎきました
仕事なんかあります??」
ケインが気まずそうにカーラに尋ねるとニヤニヤしながらなにかのファイルを前に出す
「ちょうどいい案件があってね、それなら回してやってもいいよただし仲介料、
装備のレンタル諸々で報酬の6割よこしな・・・なーに四割でもいい値段になるさね」
ケインは渡された資料に目を通し、ツインズ先輩はカーラが出してくれた茶菓子と
ヌカコーラを飲み待っている。
「懲りずに『エル・ルビオ』がのさばってるんですね・・・・・」
「『エル・ルビオ』?だれだケインそいつ」
「ヤベー奴なのか?」
「あ~ヤバいといえばヤバいけど・・・・なんとも微妙ですね」
ケインは難しい顔をしながらなんと表現していいかわからない、
『エル・ルビオ』
世界最大級の麻薬カルテルのボスでロスサントスのとある孤島
『カヨ・ペリコ』の主であり、様々な美術品、宝石、有価証券
金、コカイン、金塊を所有している・・・・・・が
ある一定のギャングや犯罪者からよく『カモ』にされているので
最早、計画犯罪の登竜門のような扱いである。
しかし私兵の練度、武装の豊富さ、警備の厳重さは侮れず
無謀に挑戦した三下が『サメ』の餌になれれば幸運といった運命を
たどる奴も大勢いる。
「カヨ・ペリコに最近不思議な美術品が搬入されてね、それを欲しがってるのが
『アメリカ魔法省』でね・・・・なんでも『グリンデンバルド』に関わる
品みたいなんだ」
「それって・・・・兄弟!」
「あのグリンデンバルドか?」
「俺もアレ以外のグリンデンバルドは知りませんね」
「報酬は1000万ドルそこから6割引いた400万ドルだ」
「・・・・・・・御免ケイン400万ドルっていくら?」
「べらぼうな金額ってのは分かる・・・・」
ツインズ先輩が白目を剝きながら質問してくるので電卓を取り出し計算を開始
その光景をカーラはニヤニヤしながら眺めている。
「出ました約302万ポンドです!」
「魔法界なら?」
「・・・・・・・・60万4,000ガリオン」
「御免ちょっと・・・・タンマ!!」
「これは現実か??」
「夢か現実かしりたいならオネーサンが相手してやろうかい?」
「「結構です!!!」」
「で?やるかい・・・・ケニー坊」
「まぁ~カヨペリ強盗は慣れてるしやるよ?、『スパロー』と『コサトカ』は
貸してくれるだよね?」
「おいおいケイン即決かよ!!」
「危なくないのかよ?」
流石のツインズ先輩もビビり散らすがケインはあっけらかんと、
慣れれば楽ですよと返すも無理に付き合うこともない伝え
ツインズ先輩の答えを次の日まで待つことにした。
「そうそう・・・・お前らまだ未成年だろ?
コッチで魔法を使ってバレると面倒だろからいいもんやるよ・・・・チャティー
例のもの持ってきな・・・」
いつの間にかカーラの背後に控えていた黒人の青年が無言でアタッシュケースを
三人の前に出し鞄を開くと
『三本の真っ黒な杖』が入っていた。
「こいつはうちで作った杖でね、この杖を使っているうちは『未成年の臭い』
を消してくれる代物さ、杖を調べられても偽名が出るだけで素性は、基本
バレないけど・・・魔法省のお役所に捕まるとアウトだから注意しな」
「「あ、ありがとうございます」」
「いいってことよこの自由の街を遊びつくしな!小僧ども・・・・
でもうちのシマ荒したら喰うからね」
「「イエスマム!!」」
「さてと・・・・・どうせケニー坊のことだ当面は、『ペントハウス』
に住む気だっただろう?」
「やっぱバレます??」
「バレバレだね・・・・まぁ構わないよう最近使ってないしでも気をつけな
最近『南署』の連中がサボリに来てるし狐マスクの院長もでるからパクられんなよ」
「え?警察が堂々とサボリ・・・・」
「なにその珍妙な医者」
「それがロスサントスさ・・・・・改めてWelcome to Los Santos」
ロスサントスで気を付けることリスト
1.ストロベリー周辺のナイトクラブ、お店などで許可なく強盗をしない事
2.車を盗難する際は、南署の連中に気を付けることアイツら女性だらけの癖に
殺意は高いです
3.コールガールにホイホイついていかない金をむしり取られるし病気も貰うし
ギャングが殺しに来ます。
4.ロスサントスで『トレバー』という名前が聞こえたら逃げましょう命にかかわります
5.陽気なラリッたグリーンの上着をきた黒人についていかない事
割とシャレにならないレベルで災難に巻き込まれます
6.カジノダイヤモンドに入り浸ってる警官を強請るのはやめましょう
ここの副所長は銃の腕前はゴルゴ以上です。
7.カジノダイヤモンド金髪ロングで子供っぽい警官がいたら南署の署長に連絡しましょう
お小遣いと軽犯罪なら『ええやんええやん』と見逃してくれます。
8.カジノに住んでるキツネマスクと安易にギャン友にならないように巡り巡って
パン屋に殴り殺されます。」
9.花屋、タクシー、ストリッパーの勧誘には絶対に乗らないように
10.カスタムカーショップの社長に心を赦すと心に一生残る傷が残ります
(南署署長談)