そうね、少し昔話をしようかしら

人類種の天敵

奴とルーミア・・・・・もう居ない妖怪の話よ

敢えて言うなら、奴の壮大な自殺の物語かしら




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作者「今回の東方転生小話はコジマに脳を汚染されながらルーミアの絵を眺めていたら見た幻覚なのであしからず」

ルーミア「そーなのかー」

作者「では、どうぞ~」




「転生者がルーミアと人類種の天敵になる話」

 

 

 

 

 

「あー、暇だ」

 

 

人里追い出されちゃったしなー。

 

 

「どうしたのだー?」

 

 

「ん?ああ、ルーミアか。能力が使えるようになったら人里から追い出されちゃって」

 

 

「うーん?ってことは今のおにーさんは食べても良い人類?」

 

 

「んー、ルーミアなら食べられも良いけど、食べたらルーミア死んじゃうよ?」

 

 

僕の身体自体がもう汚染まみれだし。

 

 

「うへー・・・・・ってことはそれか理由なのかー?」

 

 

「うん。あ、そうだ。ルーミア、異変の起こし方って知ってる?」

 

 

「博麗の巫女に喧嘩を売れば良いんじゃないのかー?」

 

 

「よし、じゃあ起こそう!」

 

 

「暇だし、着いていくのだー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

 

「あら?」

 

 

「紫様、どうかなさいましたか?」

 

 

この少年は不味い。

 

早急に対処しなければ、人里は滅ぶ。

 

 

「・・・・・少し、不味いことになったわ。このままでは人里に被害がでてしまう。藍、霜月を呼んで頂戴」

 

 

「かしこまりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

 

僕の名前は小島 鯱(コジマ シャチ)

 

前世の名前は・・・・・忘れた。

 

前世のことで覚えているのは『ぼく/おれ/わたし/わしがたくさんたくさんひとをころしたこと』だけ。

 

そして、二度目の今世で手に入れた能力は【毒の粒子を創造する程度の能力】。

 

僕は――――イカれてる。

 

取り敢えずやったことと言えば、能力の習熟。

 

たくさんひとをころした。

 

きっとこの世界のためになる。

 

だってこの世界を汚しているのは人間なんだから。

 

 

「そーなのかー」

 

 

今世で良かったことはルーミアと会えたことだけ。

 

彼女に食べられて死にたかったが、それでは彼女が死んでしまう。

 

僕は死んだほうが良い。

 

転生なんてしてはいけなかった。

 

さあ、始めようか。

 

壮大な自殺を。

 

 

「博麗の巫女、僕は今から人間を滅ぼす」

 

 

「は?何言ってんのあんた」

 

 

「急いだほうが良いよ?幻想郷の素敵な巫女さん?」

 

 

どうか僕を殺してくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鯱・・・・・私も、一緒に堕ちてあげるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

「・・・・・面倒事だな」

 

 

「ええ。頼めるかしら?」

 

 

「しょうがない、霊夢にバレるわけにもいかんし・・・・・変装するか」

 

 

「変装?」

 

 

「・・・・・うーん、聞こえる?ゆかりん。こんな感じで良いかな?」

 

 

「・・・・・髪色と声色が変わっただけなのにその話し方でまるで別人ね」

 

 

「一応、仮面を被ってと。じゃ、行ってくるね!」

 

 

「え、ええ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

「うん、これで軽く千人が死んだ。どうする?博麗の巫女」

 

 

小島鯱が毒の粒子をばら撒きながら言う。

 

 

「くっ・・・・・こいつ、強いっ!!」

 

 

「霊夢!!大丈夫か?!」

 

 

「魔理沙!!下がりなさい!!毒よ!!・・・・・って後ろ!!」

 

 

「なに?!」

 

 

「死ね」

 

 

背後に現れた小島鯱が手刀で魔理沙の腹を貫く。

 

 

「ゴフッ・・・・・これ、は、ヤバイ、ぜ・・・・・」

 

 

「魔理沙ぁ!!」

 

 

霊夢は駆け寄り、墜落した親友の名前を呼ぶ。

 

小島鯱が追撃しようとするも、霊夢と魔理沙の前に、十字架の様な短剣(スティレット)を持った茶髪の仮面の男が立ち塞がった。

 

 

「ハハハッ!間に合った様だね、ルーキー」

 

 

「あんたは?!」

 

 

「なかなか、持った方じゃない?ちょーっと、相手が悪かったね。あと、君。異変にしては少し殺しすぎだよ」

 

 

「じゃあ、僕を止めてみろよ!!お前を殺してやる!!」

 

 

「そう言うんなら本気でやろうか!そっちのほうが楽しいだろ!?ハハハッ!!」

 

 

男は笑う。

 

 

「あんた巫山戯てんの?!人が死んでるのよ?!」

 

 

「あ、そうなんだ。で?それが何か問題?俺の仕事は此奴を殺すことだけだから。人助けじゃないんだよ」

 

 

小島鯱は男に飛びかかる。

 

 

「死ねぇ!!」

 

 

「あ、ごめーん。さっきのは嘘。君に本気なんて必要ないよ。ハハハッ!!」

 

 

男は反転し、鯱の背後に回り、持っていた短剣を小島鯱の心臓に突き刺す。

 

 

「かはっ・・・・・うそ、だろ・・・?」

 

 

「あいつを一瞬で?!」

 

 

「・・・・・これが、最後か・・・・・ごめ、ん、ルー、ミア・・・・・かふっ・・・・・」

 

 

小島鯱は心臓を刺された事によりショック死、墜落する。

 

その死体を男が摘み上げ、近くの物陰に放り投げる。

 

 

「うーん、ソコの木端妖怪。此奴の死体、あげるよ。好きにしな」

 

 

その物陰からルーミアが現れ、死体を受け止める。

 

 

「鯱・・・・・」

 

 

「あんた、ルーミア?!なんで此処に?!」

 

 

「じゃ、俺は退散しますか・・・・・(じゃあな、哀しい恋をした妖怪)」

 

 

「うぅ、鯱、シャチぃ・・・・・ごめんね、霊夢。この異変の主謀者は、私と鯱。責任は、取るよ」

 

 

「どういうこと?!待ちなさい、ルーミア!!」

 

 

ルーミアが闇で死体を包み、飲み込む。

 

 

「鯱、ずっと一緒に・・・・・ゴホッ・・・・・ああ、ずっと・・・・・・・・・・」

 

 

そしてルーミアは絶命し、異変は幕を閉じた。

 

多大な被害を残して・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









・・・・・駄文ですすいません


『小島鯱』
哀しい転生者。とある存在の集合体。毒の粒子を作り操るうえに、まるで何千と戦場を渡り歩いた(・・・・・・・・・・・・・・)かのような身の熟しで霊夢を翻弄した。今世で殺した数は千と少し。幻想郷縁起にまるで人殺しに特化したような能力から『人類種の天敵』として記録が残る。

『ルーミア』
ヒロイン。小島鯱を愛していた。夢は鯱と幸せに暮らすこと。哀しいかな、愛した男は壊れていた。鯱の死体を取り込み、毒によって死亡。悔いはたくさんある。けれど、彼となら歩んていける。「地獄だろうとずっと一緒だよ・・・・・」

『茶髪の仮面の男/霜月』
助っ人。昔取り込んだ狂った振りをしていた思想家の言動を真似していた。

『霊夢』
一週間弱、落ち込んでいたが魔理沙により調子を取り戻した。

『魔理沙』
全治4日。霊夢を励ました霊夢の親友。





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