だって、SEEDを知っているはずなのに、君たちが、書かないから・・・・・・!
アビドス砂漠にて、カイザーPMC理事と相対した対策委員会たち。ホシノの下に向かおうとする彼女たちの行く手を阻むのは過剰とも言えるほどの敵戦力。
「小鳥遊ホシノの下に向かいたいなら、我々を振り切っていくがよい。それができるならの話だが、な。」
「・・・・・・仕方ない、ここは私に任せて・・・・・・!」
残ったメンバーを先に向かわせようとするシロコだが、その言葉は爆発音にかき消された。
「じゃーん! やっほ~!」
黒煙の中から現れた四人組。便利屋68が戦線に加わった。
「やーっと追いついた! けどなんかこれみんな集まってるしもしかして大事なシーンに割り込んじゃった感じ?」
「もう、影から援護するつもりだったのに・・・・・・。」
社長、陸八魔アルがぼやいた。
「便利屋さんがこのタイミングで来たということは・・・・・・!」
「ん、そういうことだね。」
「・・・・・・ん? 何、この期待に満ちた目線は?」
「社長、状況がまずそうだからいったん整理した方が・・・・・・」
課長、カヨコが提言するが、アルは少し黙って言った。
「ふふ、勘は鈍っていないようね、対策委員会。ええ、ここは私たちに任せて、先に行きなさい!」
(・・・・・・まずい、言っちゃったー!?)
決め台詞の後、内心でうろたえるアルをおいて、状況はさらに混乱する。
「っ!? 待ってください! 都市部方面から高速で接近する反応があります!」
「嘘、ここで増援!? 数は!?」
セリカが慌て始めた。
「そ、それが・・・・・・反応、一です!」
“っていうことは、カイザーじゃない・・・・・・?”
先生の言葉の直後、彼女らは熱源の正体を見た。
「あれは、赤い戦闘機・・・・・・?」
ノノミの疑問の直後、小型の戦闘機だったもの――モビルアーマーは変形し始め、人型のモビルスーツに変化した。
“なにあれ、かっこいい!”
先生は思わず叫んだ。可変機は男のロマンであった。
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ先生!? 正体はよくわからないんだから。」
セリカたちが警戒する中、それは音を発し始めた。
「シャーレの先生、カイザー。共に聞こえているか。こちらはミレニアムサイエンススクール所属
―――アスラン・ザラだ!」
「ミレニアムの、アスラン・ザラ・・・・・・?」
カヨコが復唱するようにつぶやいた。
「それって、あのキヴォトス最強って言われている、あの人・・・・・・?」
「そう、ミレニアム三年生、このキヴォトスで唯一確認されている、ヘイローを持つ男。それがアスラン・ザラだよ。でも、なんでこんな所に・・・・・・!」
尋ねるアルにカヨコが答えた。
「ほう、ミレニアムと言ったか。では、ミレニアムサイエンススクールはカイザーPMCに、ひいてはカイザーグループ全体と敵対する、ということかね?」
「いや、そうではない、カイザーPMCの理事。ある人に用事を頼まれてこの砂漠を訪れたのは事実だが、俺がこのアビドス砂漠に来たのはこの戦闘行動の仲介のためではない。故に・・・・・・この介入は、俺個人の意思によるものだ!」
その言葉と同時に、再び戦闘機に姿を変え、それは縦横無尽に飛び始めた。機銃の嵐と時折放たれるビームの前に、相手の空戦力はたちまち壊滅した。
「先生、あなたには目的があるはずだ。今のうちに、それを果たせ。ここは、俺たちが引き受けた!」
“よく分からないけど分かった! 対策委員会は走って!”
先生の言葉で急に現実に戻される感覚を味わった対策委員会メンバーは走ってその場を後にした。
先生たちがある程度離れてから、アスランはMA形態のまま機体《セイバー》から降りて便利屋に話しかけた。
「さて、君たちが便利屋だな?」
「ええ、そうよ。お目にかかれて光栄よ、最強さん?」
「あんまりその呼び名は好きじゃないんだよ、陸八魔さん。とりあえず今はあれをどうにかするぞ。」
そう言ってアスランはMS形態で使っているビームライフルを取り出した。
「それ、重くないの?」
不思議に思ったムツキが爆弾を用意しながら尋ねた。
「重いといえばそうだが、さしたる問題じゃない。」
そういいながら、片手でライフルを持って理事の直近にビームを放った。
「そういうことなら、暴れましょう!」
アルの声と共に、戦闘が開始した。
ちなみにこの後、圧勝した。
人物紹介
アスラン・ザラ
キヴォトスにヘイローを持つ人間の男がいないことをうけ、外部の人間が作り出した最初のコーディネーター(遺伝子操作を受けた者)。研究所生まれで、キヴォトスを生きるための訓練を生まれた頃から受けてきた。その過程で彼を生んだ研究所はアスラン自身の手で崩壊させられており、研究はストップしている。なお、この技術を受け継ぐような人物はすでに存在しない。
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たぶんこいつが駆けつけるシーンがアニメになったら、シャアが来そうなBGMがかかってる(確信)
反響があったら続きを書いたりするかもしれないけど、もっとSEED×ブルアカ小説は流行れ。そしてあわよくば誰か続きを書いてくれ。