たった今勢いで書いた。後悔はしてない。
設定があいまいなのでプロットが完成次第連載します。(多分...)
―――四年前にまたしろの世界は孤独になった
しろが1人で留守番しているときに携帯電話が鳴り響いた。「...にぃ、電話?」そう告げるも返事は返ってこなかった。
「...しろ、ひとり...だった」そう独り言をつぶやいて電話に心当たりがなく無視をしていたがなぜか鳴りやまない。
「...うぅぅ...しろが、でないとだめ?」
「...もし...もし」
「――さんのご自宅で間違いないでしょうか?」
いたずら電話か知らないからかと想像していたら警察からだった。
「...うん」そう答えるだけで精一杯なしろ
警察官が恐る恐る口を開いた。
「落ち着いて聞いてください、――空さんが交通事故に遭われてたった今息を引き取られました」
「.....?...え」
想像もしていない瞬間が急に訪れて、携帯電話を落としてしまい痛みとともにこれが現実だと嫌でも痛感してしまい絶望を感じていた。それはもう11歳のしろには立ち直れない、いや、二度と立ち直れなくなりそうなほど深い絶望だった。
そこからの記憶はあまりない。
雨の中1人公園のベンチに座っていた。
俯きながらつぶやく。
「...またひとりぼっち」
寒さや空腹すらも感じられないなか、そんなしろを車から眺める少女がいた。
―――1人の少女が雨の中傘も差さずにベンチに座っているのを見た有栖は父に尋ねた。
「お父様、公園のベンチに傘も差さずに座っている子がいるわ」
「本当か?こんな夜に1人で外に?...引き返してみるか」
そう告げて有栖が見つけた少女のもとに向かっていった。
そこには私より年下だろうか?幼そうな少女が泣きながら俯いていました。
「どうされたのですか?近くにご両親は居るのでしょうか?」
「ずっとそこに居たら風邪をひいてしまいますよ」
何分か問いかけていたらぶつぶつと小声で返ってきました。
「....にぃが、しんだ」
「お悔やみ申し上げます。ですがずっと外にいては、風邪をひいてしまいますよ。お家はどこでしょうか?ご両親が心配しておられますよ」
「....親は....私達のことなんか興味ない」
返答に困っていたら父が車から降りてこちらに来た。
私が返答に困っていると
「有栖、どうだったんだい?」
「実は、――――――で一晩だけでも家で泊めてあげられないでしょうか?」
「あいわかった、さぁお嬢さん今晩だけでも泊まって行かないかい?」
「...」コクリ
それを肯定ととらえた私は少女を引っ張りながら車の中に連れて行きました。
「お名前は何と言いますか?私は坂柳有栖と申します」
「...しろ...――白」
「素敵な名前ですね、よかったら何があったのか私に話してみてください。赤の他人に話してみたら少しはすっきりするかもしれませんよ?」
「...私とにぃが出会ったのは――――」
話し始めて疲れたのだろう。しろは眠っていた。
私は話を聞きだしていくうちにしろの両親に怒りを感じていました。
「なんなんですかっっ!!しろの両親はっ!こんなに小さな子をほったらかしにしているなんて」
「気持ちは分かるよ有栖、けど今は落ち着きなさい、――さんが起きてしまうよ?」
「...はっ」という声と共に恥ずかしさが込み上げてきた。
「少しだけ、気にかけてあげなさい、有栖」
「...はい」
気まずそうに窓を見ていたら、家に着くのは、あっという間だった。
そのあとは、特に会話も進まずお風呂に入った後、1人にしてほしいと言われて、その日は終わりました。
朝、朝ご飯をしろが居る部屋に持って行こうとしたとき、扉の前からすすり泣く声が聞こえました。
扉を開けると、顔を布団に伏せて、すすり泣いているしろがいた。
少し気まずさを感じながら「朝ご飯を持ってきましたよ」と声をかけるだけが精いっぱいでした。
―――あれから数週間の間に、しろは嫌でもにぃが亡くなったことを実感した。いや実感させられたのだ。
この数週間で、生活習慣は大きく変わった。まず、有栖と少しづつ話すようになり、有栖のご家族とも話すようになった。
そんなある日。
「――さん、君が嫌じゃなければ特別養子縁組として、うちの家に来ないかい?」
「...いい..ん..ですか?」
「ああ、家族みんなで話し合ってこの数週間過ごして決めたんだ」
「はい。しろさんが嫌じゃなかったら私と家族になりませんか?」
そう言って、坂柳家の皆さんが微笑みながら提案してくれた。
そうして――白は坂柳白に変わったのだった。
そこから有栖とはだんだん仲良くなっていき、今ではチェスを打ち合う仲だ。
「今日こそは勝たせてもらいますよ、しろ」
「...チェスなんてただの〇✕ゲーム」