さぁ!オレとゲームをしようぜ!(デッキをシャッフルしながら) 作:まさみゃ〜(柾雅)
原作:僕のヒーローアカデミア
タグ:R-15 転生 クロスオーバー 遊戯王 武藤遊戯 LP4000 先行ドローなし ガバガバプレイング ヴィジランテ活動
やぁ、俺だZE☆
武藤遊戯だZE☆
なんか分からないけど転生して外見が武藤遊戯になってたZE☆
……このテンション疲れたわ。
てかガワは武藤遊戯だけど異能バトルものみたいな世界観だなここ。
「そんでこれが俺の異能……いや、《個性》か」
手に握られているのはカードの束。
つい最近俺にも開花した個性と呼ばれる異能。
街には異形の人や、人体の一部が変質したり何かを生み出したりする人を見かける。
その中で俺は見知ったカードの束を生成する能力……ではなく、どうやらどちらかというと闇のゲームに寄っているようだ。
「親父が式神みたいなのを生み出す個性でお袋は物にルールを設定する個性……それで俺の個性がコレと」
因みにじいちゃんも偶然なことに名前が双六だったZE☆
ルール1:個性発動時、対象となる相手が自分の視界に入っていなければならない。
ルール2:闇のゲーム開始時にお互い罰ゲームを設定しなければならない。
ルール3:闇のゲーム中は自身及び相手は双方の意思で同意しなければ中断は出来ない。
ルール4:勝敗は必ず【
ざっと現在把握している俺の個性のルール。
ちなみに罰ゲームを設定しなくてもゲームは遊べた。
ソースは俺と学校の同級生。
ちなみに個性名は流石に闇のゲームじゃ物騒なので
そして現在何をやっているかというと……。
「な、なんだよお前は……!!」
「我が名はアテム!! お前を警察に突き出す
そう言って逃げるヴィランをデュエルで拘束する。
急に現れた謎の紙束や腕に装着されたデュエルディスク。
そして大きな闇の結界に俺とヴィランは包まれる。
「これは闇のゲーム。デュエルによって勝敗を決し、負けた者には罰ゲームを受けてもらう」
「や、闇のゲームだと?」
俺はカードをシャッフルしながら自分の個性の説明をする。
「一つ、この闇のゲームではプレイヤーが勝負を行い、勝敗を決めなければ抜け出す事は叶わない。
一つ、ゲーム……いや、デュエル開始直前にお互いへの罰ゲームを設定しなければならない。
一つ、デュエル中ではいかなる不正は認められず、不正を行った時点で敗北と見なす。
一つ、己の魂であるデッキを用いて全力を出さなければならない。
……今回の罰ゲームはお前が負けた場合、ヒーローが到着するまで身動きは取れず捕まってもオレの事は話せない。逆に俺は負けたらこの命を賭けるZE☆」
「はぁ!? 頭沸いてんのかお前!!
てか、お前の言うデュエルって何だよ!! 俺はルールなんて知らねぇぞ!!」
勝手にヴィランのデッキが勝手にシャッフルされる。
そして勝手にコイントスが行われた。
コインは俺とヴィランの顔が刻まれており、今回は俺の顔が刻まれた面だった。
オレ:LP4000
ヴィラン:LP4000
「先行はオレのようだな。
さぁ、お前の持ちうる最高の戦術でこのオレに挑んできな! オレのターン!!」
初手は……フッ、中々良い手札だ。
「オレは手札から永続魔法『黒の魔導陣』を発動!
このカードの発動時デッキの上から3枚めくり、その中でブラック・マジシャンまたはその名が記された
オレはこの効果でフィールド魔法『マジシャンズ・サルベーション』を加えて、残りの2枚を好きな順番でデッキトップに戻すぜ。そしてそのままフィールド魔法発動!! 発動処理としてデッキから永続罠『永遠の魂』をセットしてデッキをシャッフルするぜ」
中々の滑り出し……それにしても
おっと、武藤遊戯もといアテムはそんな事は言わないか。
「そして手札から『マジシャンズ・ソウルズ』の特殊能力発動! デッキからレベル6以上の魔法使い族1体を墓地へ送り、コイツ自身か、墓地へ送ったモンスターを特殊召喚できるぜ! オレはコイツ自身を守備表示で特殊召喚!
そして第二の特殊能力発動! 手札・場の魔法・罠を2枚まで墓地へ送り、送った枚数分ドロー出来るぜ! オレはフィールド魔法と手札の『魔導契約の扉』を墓地へ送り2枚ドロー!!」
手札が回復してしかもあのカードが来た! やっぱ魂のデッキだから思ったよりも理想的な引きができてる気がする!
「ま、まだ動くのかよ……」
「このデッキは先行ワンキル出来ないから安心しな!
オレは永続魔法『切り裂かれし闇』を発動するぜ。『マジシャンズ・ロッド』を通常召喚! そしてコイツの特殊能力を発動するぜ!
オレはデッキから速攻魔法『魂のしもべ』を手札に加えるぜ!
そしてカードを2枚セットしてターンを終了する。さぁ、お前のターンだぜ」
初めて個性が発現した時から寄り添ってきた俺のブラマジデッキ。
何度か同級生で遊んで分かったことはガチ寄りの手札誘発は中々飛んでこない事が多い。というか性格が悪い奴ぐらいしかそのカードが入っていないのは確信できている。
つま俺の個性によって出現するデッキというのはその人物を表した魂のデッキ。
今回俺が対峙しているヴィランは確か攻撃性の強い個性だったはず。ならば手札誘発に怯える必要は無さそうだ。
「お、俺のターン、ドロー! な、なんだ? 何でこの紙の束の使い方が分かるんだ……?」
「デッキとはいわばデュエリストの魂と言っても過言じゃない。自分の魂なんだから本能的に理解できるのは当然のことだZE☆」
「へへっ、そうかよ……! ならば俺は『バーバリアン0号』を召喚! デッキから魔法カード『蛮族の狂宴LV5』を手札に加えてそのまま発動!」
どうやらヴィランはバーバリアンのデッキの様だ。そしてその魔法カードが発動できるという事は手札にあの2枚が揃っていたのだろう。
そのまま奴のフィールドにはバーバリアンの1号と2号が特殊召喚される。
ここでブラック・マジシャンを出して0号を除外するのも構わないが……次のドローでアレがくる気がするためそのまま見逃すのもありだろう。
「そして0号をリリースして手札から『バーバリアン・キング』を特殊召喚!
そのまま効果を発動して1号と2号をリリース! フハハハハッ! コレでコイツは3回攻撃が可能となった! 行け! バーバリアン・キング!」
マジシャンズ・ソウルズとロッドが破壊されオレのライフは残り2600。
「永続罠『永遠の魂』発動! それにチェーンして速攻魔法『魂のしもべ』を発動! デッキトップに『幻想の見習い魔導師』を置くぜ! そして永遠の魂の効果で出よ! 我が最強のしもべ『ブラック・マジシャン』!!」
そのまま切り裂かれし闇の効果でワンドローしつつ、手札にあった『マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン』自身の効果でコイツを特殊召喚する。
「だがバーバリアン・キングの攻撃力3000には遠く及ばん! 粉砕しろ!」
「フッ、速攻魔法『月の書』を発動! お前の攻撃モンスターを裏側守備に表示形式を変更するぜ!」
「チッ、俺はカードを2枚伏せてターンエンド」
あ、黒の魔導陣の除外効果忘れてた。
ま、まぁ問題無いか。
「オレのターン、ドロー!
オレは『幻想の見習い魔導師』の特殊能力で手札を1枚捨てて特殊召喚! そして特殊召喚が成功したためデッキからブラック・マジシャンを手札に加えるぜ!
そのまま永遠の魂を発動! 出よブラック・マジシャン!!」
切り裂かれし闇の効果で1枚ドローを行う。
やはり来たか『
「オレはレベル7のブラック・マジシャンとマジシャン・オブ・ブラック・イリュージョンでオーバーレイ!
2つの魔導師の魂が、新たなる力で今ここに降臨する! 出よ!『幻想の黒魔導師』!」
勢いのままオリジナルで口上を述べてしまったZE……。
そしてオーバーレイユニット……エクシーズ素材のブラマジじゃ無い方を墓地へ送りデッキから最後のブラマジを呼び出す。
「な!?」
「まだ驚くのは早いぜ!! さらに2体のブラック・マジシャンでオーバーレイ!! 魔導師の魂に呼応し、虚空より現れよ! 『虚空の黒魔導師』!!」
これでフィールド・墓地の魔法使い族の種類が5種類。
「そしてオレは魔法カード『融円魔術』を発動! 5つの魔術師の魂を束ね、我がしもべは今ここに新たなる力を得た! 融合召喚! 『クインテット・マジシャン』!!」
5種のモンスタを素材にしたため全体除去が発動する。
よって相手の伏せカード2枚と裏守備表示のバーバリアン・キングは破壊される。
「コレでお前の場はガラ空きとなった! 行け、クインテット・マジシャン!! クインテット・ブラック・マジック!!」
「うぁぁああああああ!!!!」
LP4000のデュエルのため、攻撃力4500のクインテット・マジシャンが一気にヴィランのライフを刈り取る。
そして罰ゲームが執行され、オレはヒーローが到着する前にその場から去ることにした。
「良いデュエルだったZE☆」
補足:
個性:
普段学校では表遊戯を演じて、デッキもそっちに寄せているのでバレてない
と言うかそもそも他言無用にしているのでバレる可能性は低いけど石橋を叩き割るまでは安心できない性質のため念には念を入れている
本人は勝手に遊戯王DMの個性と思っているが、実際は闇のゲームならば初期の度胸試しみたいなゲームでも問題なく個性は発動できる
カードが生成されたのは個性の魂や精神にダメージを与える効果から派生したため
故に『デッキとはデュエリストの魂』