それではどうぞ!
《OP:ALIVE》
遥か宇宙の彼方から一筋の彗星があった。それは日本でも観測されていた。
研究員A「このままのコースだと日本を通過するだけですね」
研究員B「なら、このまま政府に発表だな。日本でも通過が見れるから空を見る人が増えるかもな~」
研究員A「そうだね~」
しかし、それがとんでもない事になるとは誰も予想してなかった。
零『彗星破壊指令!』
ある日の別荘の庭では翔太とせつなが望遠鏡の設置を行っていた。
翔太「もうちょっと角度上かな?」
せつな「ん~どうかな~」
零「何やってんだ?」
そこに零がやって来る。
せつな「お兄ちゃん。望遠鏡の設置」
零「?あぁ……オオシマ彗星か~でも設置するの早くないか?3日後だぞ?」
翔太「えぇ~早めの準備って大事って千束姉ちゃんが……」
零「あぁ~だからか……リコリコも妙に常連さんたちも盛り上がってたのはその為か……」
翔太「兄ちゃんあんまり興味ない感じ?」
どこか乗り気がない零に翔太が疑問の声を上げる。
零「まぁ宇宙での生活が多いとな……彗星どころ隕石も見てるしな~」
せつな「エクシードライブもそんな事言ってた」
同じ宇宙から来てたエクシードライブも盛り上がってる翔太達に比べると反応が薄かったのだ。
翔太「もう兄ちゃんもエクシードライブもロマンがないよ」
零「いや~そういわれてもな……まぁ準備は手伝うよ」
そう言って零も準備の手伝いをするのだった。同じ頃、リコリコでも……
スバル「今日はやけに飾りが多いですね」
ミカ「えぇ、オオシマ彗星が通過するって事で千束が盛り上がってしまってね」
ノエル「あぁ、なるほど……」
リコリコの店内では流星の飾りものが、いくつものあった。その様子を見てスバルとノエルとすいせいもどこか遠い顔をし始める。
ノエル「うちも何人か盛り上がってるよ~」
すいせい「子供連中がさ~。おかげで騒がしいんだから迷惑だっての」
スバル「まぁいいじゃねぇか。こんな機会は滅多にないんだから」
ノエル「まぁね~盛り上がってるラプ君や奏ちゃんが可愛くてねぇ~♡」
そんなまるで母性本能がくすぐられた様な表情を浮かべていた。その様子にスバルとすいせいが引いた表情を浮かべていた。
千束「はいは~い!これどうぞ!」
スバル「千束ちゃん、これは?」
千束「千束特製の彗星パフェだよ」
千束が持って来たのはパフェに彗星や流星の形で彩られたフルーツが盛られていた。
ノエル「わぁ~美味しそうだね!」
千束「へへへっ~オオシマ彗星が通過するまでの期間限定だよ~」
ノエル「なら、みんなに伝えておくね」
千束「お願いします~」
そう言って3人は千束からもらったパフェを美味しそうに食べるのだった。
そして、それはリコリコだけではなく、町全体でも盛り上がっていて、オオシマ彗星の観望会も開かれるくらいには盛り上がっていた。
ラプラス「おぉ、街も盛り上がってるな~」
いろは「そうでござるな。みんな彗星が見れるのを楽しみに待っているのでござるな」
ネリッサ「彗星ナンテ中々見レナイカラネ」
ビジュー「ビジューモ楽シミ~~」
パトロールをしているラプラス、いろは、ネリッサ、ビジューも町の様子を見てワクワクしていた。
ラプラス「確か通過するのは夕方頃だったかな~」
ネリッサ「ソレクライダッタカナ~」
いろは「こうも町で盛り上がってると楽しみでござるな~」
ビジュー「ソノ時ハ、観測シテイインダヨネ?」
いろは「スバル班長からは許可は貰ってるでござる。その日は屋上で観望会をするでござるよ」
ラプラス「楽しみだな~星空なんてホロサントスじゃ、全く見れなかったからな~~!」
いろは「そもそも激務でそれどころかじゃなかったでござる」
ネリッサ「アッチノミンナハ元気カナ~」
ラプラス「でも、まさかマリンさん達がこっちに来るなんてな~。あのパン屋の旦那さんは悲しむだろうな~」
ネリッサ「今、ミオさんはキツネの院長ト仲良クシテルミタイヨ」
ラプラス「結局別れたんだ。あの夫婦……」
いろは「まぁ旦那さんがあぁでござるからな~。かなたんが一番可哀想でござるが……」
そこまで話してみんな遠い目をし始める。
ラプラス「不思議だな~。あんなに思い出があるのに、二度と帰りたいとは思わないな~」
いろは「そうでござるな~。不思議でござる」
ビジュー「アノ激動ノ日々ハ、モウ嫌ダ……」
ネリッサ「平和ナノハ退屈ト思ッタケド、ホロサントスノ日々ハモットヤダナ……」
4人とも思い出されるのは、日々ギャング団や地域住民間で起きるトラブルの対処など色々ありすぎたので、日々激務に追われブラック企業も真っ青になる仕事量で胃薬必須になるほどだ。更にホロサントスの病院はとんでもない料金設定で繰り出されるわ……ダイスというギャンブルシステムで料金を決めるというとんでもシステムで外せば高額請求という。治療とはこれ如何に……しかし病院側にも言い分がある日々怪我の治療に追われて、ストレスが溜まりに溜まってしまってしまった結果がこのダイスシステムだったのだ。そのせいで運の無い客は高額請求を支払われてしまうのは日常茶飯事なのだ。その為か日本への配属が決まった瞬間にこんな地獄から離れられると歓喜したのは言うまでもない。
マリン「おかげでマリン達も安全な日本に来なきゃ行けなくなったわけよ~♡」
スバル「噓つけ!お前、結構楽しそうにしてたじゃねぇか!」
マリン「そうは言っても~日々ドンパチやってれば~命の危険だって感じるっての~♡」
たきな「ホロサントスってそんなに殺伐とした国なんですか?」
ラミィ「まぁ、縄張りだの、商売だの、強盗という理由で頻繁に銃撃事件が起きたりするからねぇ。本当に命がいくつあっても足りないよ~」
ミズキ「それを今までスバルちゃん達で対処してたんだから凄いわね~」
ノエル「まぁミリモンに比べると可愛いもんだよ」
スバル「あいつらにはどれだけ苦労されたことか……それと同じくらいに部下達にも何度も何度も……」
目が完全にハイライトが消えて、如何にも殺気が漂っていた雰囲気に店にいた全員がたじろいでしまう程だった。
千束「ま、まぁまぁ……スバル班長。ほら甘い物食べて。ほら~」
千束に促されて、パフェを食べたスバルは落ち着きを取り戻した。
スバル「はぁ~今ではここでの日々が癒しだよ。飲み物もお菓子も美味しいし」
ミカ「そう言って頂けるなら、店冥利につきますよ」
スバル「いやマジでスバル達にとってはやすらぎの場所ですよ」
すいせい「ここのやすらぎとコーヒーとお菓子の味を知ってしまっては、ホロサントスでは満足できない」
ラミィ「それは言える。それにボドゲ大会も楽しみの一つだよ~」
ノエル「あれ?そういえば今日
マリン「なんか零さんと一緒に観測会の準備してるわよ♡最近あの2人一緒にいる事が多いのよね~♡…………憎たらしい」
スバル「声に出てるぞ」
すいせい「そうか~
マリン「そんなのマリンは認めないよ~~」
たきな「まぁ零さんはカッコイイですしね///」
そう言ってたきなの頬も赤くなってるのを見ると……
千束「おやおや~。もしかして、たきなも零さんにLoveなのかな~?」
そう言って千束は手でハートを作り、たきなに言うとたきなは顔を真っ赤にした。
たきな「な、何を言ってるんですか!?そ、そ、そんなわけないじゃないですか!?」
明らかな動揺している様子に、スバル達はニヤニヤし始める。
ミズキ「けっ!色気づけやがって……」
マリン「本当よね~。マリンだってこんなにもボンキュッボンのピッチピチの女の子なのよ~」
ラミィ「どこがやねん。お局の間違い」
マリン「あんだとゴラ!」
スバル「マリン諦めろよ。零さんみたい人は
千束「そうだよ。ミズキも諦めなよ」
たきな「いやだから、私は別に……」
ミズキ「いいや!あたしは絶対諦めないよ」
マリン「マリンだって諦めないよ~~!」
しかし往生際が悪いのかミズキとマリンは尚も零を諦めない様子だった。
ミカ「やれやれ……」
そう言って団子を差し出すミカだった。
その頃、地球上どこかの山の上……そこにある男が立っていた。それは頭部が虎の様な顔に全身鎧を纏い両腕にカギ爪が備わっていた。
「ふふふ。ようやく俺様の出番か……まぁ、やることは簡単だがな……ふっ!」
そう言うと虎の鎧を着た男が天に向かって片手を上げて手から波動の様な物を出すと……
地球を通過予定のオオシマ彗星の軌道が変更されたのだった。
「ふふふ……さぁどう出るかな。地球人よ。そして勇者達よ……楽しみにしているぞ」
そう言って男はその場から消えたのだった。軌道が変わってしまったオオシマ彗星……
地球の運命は如何に……
いかがでしょうか?
地球に向けて方向を変えたオオシマ彗星……果たして地球の運命は?
それではまた次回!