原神のキャラクターに成り代わった四人の転生者達が原作壊したから帳尻合わせるために色々する話。なお、原作設定がいくつか異なるパラレルテイワットの模様。

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リハビリがてら書きましたエタらないよう頑張っていきます


原作壊した四人

 

「「乾杯!」」

 

ゴツンっと四つの木製ジョッキがぶつかり合う音が室内に鳴り響く。部屋の外では空を覆いつくさんばかりの霄灯(しょうとう)が空を仲良く浮遊していた。

 

「いやぁ、今年の海灯祭もにぎわってるねぇ」

 

金色の長髪を三つ編みにした少年のような容姿をした『空』がそう呟く。今宵は海灯祭。英雄の魂の弔いと新年の祝いを込めた祭にここは璃月(りーゆえ)の人々は大いににぎわいを見せており冬の凍てつくような寒さなどみじんも感じさせなかった。

 

「そりゃ、俺たちが協力してんだからにぎわってくれなきゃ悲しいだろ」

 

銀色の髪色に羽のついた三角帽子をつけた騎士風の男『ファルカ』が答える。

 

「いいじゃない、おいしいお酒が飲めればそれで」

 

木製ジョッキを傾けてゴクゴクと水のようにビールを飲む。しかし容器の中の液体は一向に減らないなぜなら飲んでいる存在は生きてはいないからだ。その人物『胡道(ふーたお)』は半透明で仄かに発光していて人魂のような姿……つまるところ幽霊である。目は狐のように細いため穏やかそうな印象を受ける。

 

「幽霊が酒飲むなよ……」

 

「いいでしょ別に、お化けは死なないし病気も何にもないんだから楽しいな~♪」

 

「……こいつの酒癖の悪さは今に始まったことじゃない。それよりも本題に入ろう」

 

ネイビーブルーを基調としたマントとスーツを着ている青年『ダインスレイブ』の一言で騒がしい空気から一変、真面目な空気に変化した。

 

「そうだねダイン。俺たちにはやらなちゃいけないことがある……ずばり『この原作崩壊しきった世界でどうすんの?』と言うことだ」

 

「マジでどうしてこうなったんだよ」

 

頭を抱えるファルカ。原作にあった西風騎士大団長の面影は全くなくよくいる無責任な冒険者の姿がそこにあった。

 

「よちよーち、胡桃はこんな大人になっちゃダメですからね~?」

 

「ばぶー」

 

それを横目に胡道は赤子の胡桃をあやしていた。今年一歳になったばかりの自身の子というのはやはりかわいいものだと胡道は思った。

 

「モンドの最高戦力がいない、胡桃の父親が岩王帝君、アビス教団が存在しない、雷電将軍が開国してる、トワリンが風魔龍になってない、ナヒーダが自由になってる、でもファデュイの戦力は大体揃ってる。ざっと並べただけでもかなり原作とかけ離れているな」

 

「で、話を振り出しに戻そう。俺たちはテイワットにある星核を取り除きたい。それをするためには蛍が必要。でも弱いままだとダメで強くなるフラグは大体折ってる。うん、詰んでるねこれ」

 

「過ぎたことはいい、本当に問題なのはこれからどうするかだ……」

 

「だから往生堂の個室借りて話し合ってるんでしょ、私が思うに原作が始まる十数年までにファルカは騎士団長に上り詰めることそして空がアビス教団を作ることまずはこの二つを達成しなきゃ原作通りになるわけない」

 

「胡道の言う通りだな。俺が星核の影響を受けた土地のアビスのバケモンを抑えて、蛍がすぐにテイワットから出て行かないように空がアビスの指導者として対立するってわけか」

 

ファルカが気だるそうにそう返す。それは元サラリーマンとして組織というものに嫌な思い出があるからだった。

 

「そして俺が旅人を影からサポートするわけだ」

 

「じゃあまぁ、とりあえずの方針は決まったかな?Sイーター作戦の開始をここに宣言する」

 

「いつ聞いてもやっぱダサいなその作戦名……」

 

 




設定詰め込みまくったおかげで情報量がとんでもないことになってら、だが私は謝らない(鋼の意思)

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