一般通過農民の不運   作:トマトは後ろから呼んでもトマト

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一度やってみたかったキャラクターの解説です。
誰も興味ないかもしれないけど、書きたいんです。書かせてください。
こういう妄想するの大好きなんです…。

因みにエンディング後に、どういう人生を送ったのかもほんのちょこっとだけ書いてあります。
ゴリゴリにネタバレするので、このお話を読み終わった後に読むべきかもしれません。







キャラクター設定とちょっとした後日談

【フェイタル】

 

この作品のヒロイン。

見た目は可愛らしい少女だが、中身は人とは呼べない何か。

寿命は通常の人の約2倍あり、成長はすれど老化をほとんどしない。

 

元々の名前は存在しておらず、作中開始以前では基本的に型番で呼ばれていた。

『フェイタル・スピーシーズ』は彼女の制作者が、彼女の事を揶揄してつけた名前。

 

身体からは軟体動物のような触手が生えていて、一般の人を遥かに凌駕する身体能力と学習能力、そして高い再生能力を持っている。

 

自身の体に取り込んだ薬品の成分や毒を解析して、自分の体の中で生成できるという特技がある。

ただし、摂取した以上の量は生成できない。

 

 

 

生殖方法は、他の人類や別の生き物に対して、彼女の体液を摂取させることによって相手を同じ生命体に変え、種の繁栄をすることが出来る。

その体躯によって、肉体汚染に必要な体液の量は変わる。ただし、この方法では彼女の持つ高い知性と学習能力は受け継がれない。それは、変異した後の生物の繁殖でも同様。

 

彼女の体液を取り込めば取り込むほど、人としての思考能力が消えていく。

ただし、思考能力が消し飛ぶほどの体液は、本人が直接注入しない限り摂取する事はない。

 

それ以外では、普通の人類と同じように胎生で繁殖する。

 

 

彼女は元々、舞台となった国の軍が、新人類兼人体兵器を作ろうとして産まれた試作品の一体である。

他にも試作品は幾つかあるが、この作品では出てこない。

生存している個体は全員絶賛脱走中。

 

色々な生き物の要素を組み合わせて、強くて賢い新人類を作ろうとした結果。

蓋を開けてみると、生き物の組み合わせが悪かったのか、人類とは呼べない何かになった。

主に触手と学習能力・記憶能力が普通の人には受け入れられないと判断、産まれて0日で研究所内に封印。

 

作中開始前は、主に試薬の実験体として使用されていた。

頑丈だし、何も教えてないから基本的に反抗してこないし。

本来であれば廃棄するべきなのだが、作成に掛けた費用がもったいないということで、研究施設で有効活用されていたという過去があったりする。

 

この子の呼び名が、フェイタル(致命的)なのは、この子が保有する他の生物に対して、自分のような特徴を付与できる性質のせい。

この能力のせいで、世界に解き放つととんでもないことになる。

等の理由があったりなかったりする。

 

 

脱走に成功してからというもの、凄まじい速度で様々なことを学習していった結果。

作中終了時点で、自らの肉体の神秘をある程度解明している。

その為、自身の触手を相手の肉体に突き刺すという条件さえ達成できれば、対象の精神を疑似的に操作したり、記憶の一部を忘れさせたりすることも可能。

 

尚、強くて再生能力が高いだけで、身体は人間ベースなので、頭を拳銃でぶち抜いたり、体をハチの巣にしたりすると普通に死ぬ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

彼女の元ネタは何個もありますが、多分最も強い影響を受けているのは。

Arknightsのシーボーンと、クトゥルフ神話のなんか怖いやつ(原作じゃない、TRPGとかで出てくるアバウトな感じの奴)でしょうか。

他にも、ギャルゲーの人外系ヒロインの皆様なんかの強い影響を受けております。

 

先人様の産み出したキャラクターは魅力的ですね。

本当に、唸るようなものがたくさんあります。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

第八話の後(向き合う√)

 

男に自分の体液と、昔に自分の体に打ち込まれた記憶を抹消する薬を捻じ込み。

狼狽した男の記憶を消してからちょっとだけ頭に細工を施して、男を普通の状態に戻した。

 

男が自分に向ける感情を、恐怖から好意に変えるために頭を少しだけいじったりもしたが、精神崩壊までは追いやってないのでセーフだと自分では思っている。

 

 

その後、作中では男と普通に二人で追手から逃げたり、協力関係にあった男の友人とバチバチにやりあうも和解して、姉妹のような関係になったりいろいろあった。

男の親友とは最初は気まずかったが、共に過ごす日々が彼らの仲を取り持った。

最終的には国外逃亡をかまして、その地で男や一緒に逃げてきた友人達と楽しく暮らしている。

 

細かい不満点はあれど、現状を非常に気に入っているため、仲良くなった男の友人や親友に手作りの料理(自身の体液入り)を食べさせている。(無断)

長生きしてほしいからね、しょうがないね。

 

男は汚染されきっており、少女のような触手が発現してないだけで、生物学的にはもう人類じゃなかったりする。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

第八話の後(逃げる√)

 

終わり。

 

ダメな方向性で振り切れてしまったフェイタルは、全肯定botになってしまった男と共に無意味な逃避行を始めた。

【自らは怪物である】という考えに至った彼女は、怪物らしく、世界に混乱を齎そうと動き出した。

 

それは、自分を最後まで信じてくれなかった男と、自分という存在に対して手酷く当たり続けた研究所の人々に対する復讐だった。

 

彼女は自分の体液を川や海に撒くことで、自然環境を破壊したり。

人からキッチンカーを拝借(強奪)して、男と一緒に自分の肉で出来たケバブを格安で売り捌き、大きな社会問題を引き起こしたり等。

 

自分の名前に恥じない暴走っぷりを見せることになる。

まぁ、それだけ好き放題やっていたら、直ぐに軍にバレる訳で。

 

どれだけ強く、賢い者でも。流石に国を相手取っては個人ではどうにもならない。

地の果てまで追い掛け回されて、最後には男と心中して死亡した。

しかし、彼女を殺したところで彼女が残した遺恨のせいで、この国は終わりを迎えるだろう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【男】

 

この作品の主人公。

優柔不断で臆病な性格をしている。

 

別に特別な出自とかは何もない。

強いて言えば、家が少しだけ裕福で、新しいものに触れていた時間が長いという個性がある。

しかし、この話にはほとんど関係しないので意味がない。

 

良くも悪くも普通な人。

趣味は読書。

 

人よりも少し不幸だったばかりに、こんなことになってしまった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

第八話の後(向き合う√)

 

首に妙な違和感を感じながらも、そのままフェイタルと逃避行をすることになった。

自分だけではどうにもならないと判断し、友人や親友にも協力を仰いだ結果。

 

何故か四人で逃げることになってしまった。

 

 

そのまま四人でワイワイやりながら、パスポート偽造なんかをやったりして、そのまま国外に逃げ出した。

 

今ではフェイタルに抱く恐れもなくなり、友人たちやフェイタルと一緒に毎日楽しい生活を送っている。

因みに国外でも農家をやっている模様。

 

最近気になることは、年を重ねているのにも拘らず、昔に比べて疲れなくなったこと。

なんでやろなぁ。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

第八話の後(逃げる√)

 

 

生命としては生きているが、完全に思考能力が逝ってしまった。

もはやフェイタルの全自動肯定botでしかない。

 

フェイタルの体液を大量にぶち込まれたことにより、通常の人間をはるかに凌ぐ能力を手に入れたが、代償として人として大事なものを失った。

最終的にはフェイタルの心中に巻き込まれて、軍により死亡が確認。

 

リビングデッドみたいになってるだけで、一応会話もできるし、与えられた仕事もこなすことが出来る。

まぁ、目の焦点が合ってないし、言われたことしか出来ないのですが。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【友人】

 

男の友人。善い人。

 

友人という割には、異様に距離感が近い。

描写からも伝わるかもしれないが、付き合ってないだけで、距離感的には恋人とそう大差がない。

 

昔からずっと、男と付き合っていないだけで、恋人であるかのような関係を続けてきた。

自分から告白するのは嫌なので、男から告白されるのをずっと待っている。

しかし、別に恋人関係になれなくても、今のような居心地の良い関係が続けばそれでいいと思っていたりと、フェイタルに比べてかなりドライな人。

 

また、男と違い、直ぐにフェイタルと仲良くなることが出来る。

男はフェイタルに対して、「奇妙な化け物だから、何をするか分からない、警戒する必要がある」

という悲観的な考え方で接していたのに対し。

 

彼女は、「奇妙な化け物だが、人に近い考え方を持っているのだから大丈夫だろう」

という楽観的な考え方で接する。

その為、男がらみでの対立はあっても、流血沙汰になることはなく、平和に仲良くなることが出来る。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

第八話の後(向き合う√)

 

あの後、追手から逃げるために男が家に突撃してくることになる。

悩むことなく、男に手を貸すことを決意。

直ぐ傍に居たフェイタルから恋する乙女のオーラを感じ取り、一時はバチバチするも、友人の方がさっさと思いの丈を綴ったことにより、即座に和解した。

 

その後は、男たちと一緒に行動を共にし、一緒に国外に逃げ出す。

逃げ出した後は、男よりも教養があるので、フェイタルと一緒に外国語を学び、普通に働いている。

 

逃亡後、実年齢より若く見えると言われることが増えた。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

第八話の後(逃げる√)

 

フェイタル達が立ち去った後、男の家を訪れるも、そこには誰もおらず。

何とかして男を探し出そうとする。

 

しかし、最後まで男を見つけることが出来ず。

軍に勤めている男の親友から、死亡の通知を聞いて涙を流すことしか出来なかった。

 

そして、この破滅に向かう国で、天寿を全うすることになった。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【親友】

男の親友。 善い人。

 

軍に勤めているが、仕事や国よりも自らの友情を重んじる。

男からみれば良い奴だが、軍人としては問題があると言える。

 

男とは数年間会っていなかったが、それでも男の事を親友だと思っている。

その為、彼が助けを乞えば直ぐに助けてくれる。

 

まだ軍人に成りたてで、数年しか務めていない。階級は高くない。

 

軍の研究はほとんど知らされていない。

人体実験とかには反対派。

 

フェイタルに対しては、申し訳ない気持ちを抱いている。

自分の身内が原因だし。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

第八話の後(向き合う√)

 

男に助けを乞われて、すぐさま男の事を助けるために活動を開始。

その過程で男に機密を横流ししたりなど、色々と罪を犯した。

 

そんなことをして当然、軍内部に居られるはずもなく。

軍人としての仕事を辞めて、そのまま男たちと一緒に高飛びした。

 

国外に逃げ出した後は、男と一緒に農業に精を出している。

農業の事なんて全く知らなかったので、1から勉強をしている。

 

フェイタルとは、最初は気まずい関係だったものの。

何度もサポートしてくれた親友の事をフェイタルが認めた為、仲良くなることが出来た。

 

 

 

逃亡後、なぜか身体が昔よりもよく動くようになってきたので、違和感を覚えている。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

第八話の後(逃げる√)

 

居なくなってしまった男を探すため、消えた男の足取りを追い始める。

その途中でフェイタルの存在を見つけ出し、そこに同時に男がいたことを確認する。

 

男が操られていると考えた親友は激怒し。

そして、行く先々で問題を起こすフェイタルを誰よりも追い詰める急先鋒の役割を果たした。

 

彼女を地の果てまで追いかけて。どうにか彼女に対して致命傷を負わせることが出来たものの。

結局捕まえることは出来ず。

 

男とフェイタルの心中死体を見つけ出す事で、彼の追いかけっこは終わりを告げた。

 

 

 

どうして自分の親友が死なねばならなかったのか。

 

彼はその理由を求めて、軍の機密に無断でアクセスし。

自らの親友の死は、自分の勤める軍に原因があったことを突き止めるものの。

 

不正アクセスは、リークを行う前にバレて。

彼は親友と同じ場所に送られることになった。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【軍の一部と研究者の皆様】

 

全ての元凶。

研究者の大多数は謎の人物による研究所襲撃時に土に還った。

軍の一部の人員は、この計画を秘密裏に行っていたことがバレて、他の一派に独房に叩き込まれた。

 

作中では描写されていないだけで、フェイタル以外の脱走個体の対処に追われている。

パニックが広がるのを避けるために、親友のような下の階級の軍人には伝えていない。

 

 

どちらのルートでも、世論的に壊滅的な被害を食らう。

 

 

 

 

 

 




楽しいですね。キャラクター紹介を書くの。
思った以上にペラペラと書いてしまいました。
完全に自己満足ですね…。恥ずかしくなったり、不評だったら消すかもしれません。



まぁ…これにて、この作品は本当に終わりとなります。
今まで読んでくださった皆様。
本当にありがとうございました!

皆様の評価や感想が、本当に励みになりました!

また何か思いつきましたら、別の話を書くこともあるかもしれません。
その時はまた、気分が乗ったら読んでいただけると幸いです。

それでは~。
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