転生先知らないけど、インパルス頼んだし大丈夫だろ!   作:INUv3

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2回連続投稿!?来るぞ!如月ィ!


[秋の大運動会・後編] 蟹を剥くのは戦乙女

初代勝利の象徴であり、現在でも名を知らぬ

人間は少ないとまで言われる生きる伝説

MONDO GROSSO総合優勝二連覇を初めとし

アメリカ・ストラトス・カップ優勝

日本総合IS全国大会優勝

イタリアン・ハイグレード・カップ優勝

エプソム・ザ・グランドカップ優勝

フォルクスベルガ・ゴールドカップ優勝

ベルリン・フォーゲン・カップ優勝

フロリダ・クラシック優勝

世界大会レベルの優勝を羅列するだけでも

ここまである、まさに世界最強の女

そんな存在が、真新しいISを身にまとって

フィールドに現れれば皆が驚くというか

全員が、疑問などを浮かべるものだろう

と言うか、俺は両方を浮かべてるから終わりだ

 

「えっ…織斑先生って専用機は無いはずよね?」

 

「え、えぇ、そうだったハズですわ…」

 

「ならば、あのISは何だと言うのだ!?」

 

「わ、わかんない…だけど言える事があるよ。」

 

「あぁ、あれは間違いなく箒と同じ第4世代ISだ」

 

状況解説ありがとうよ、織斑ーズのメンバー!

あぁ、本当に嫌になってくるじゃないかァ!

確実に束さんがバックに居る事が分かった

つまり、織斑先生の全力を1番知る天才が

勝利の象徴に最高の機体を用意したって訳だろ?

…なら、ドラグーンとかを使ってる余裕は無い

良かったよ、実家で要らないものを取っ払って

俺に本当に合うデスティニーにしてきてさ

俺がちょっと悪どい顔で笑ってると織斑先生が

降りてきながら喋り始めた

 

「コレは別にIS委員会が寄越したISでは無い、皆も知っているだろうが篠ノ之 束、あの馬鹿者から送られてきた物だ」

 

『ブイブイ!束さんが作ったんだよ〜!』

 

おぃぃぃぃぃ!!!!全世界指名手配犯がなぁに顔出して

モニター繋いでんだ!ツッコミ所しかねぇなコレェ!

 

『元はちーちゃんが現役時代に使ってた暮桜をベースにいっくんの使ってる白式の機能も盛り込んで設計し直したんだよね〜、武装は勿論、雪片三式を2本!あとはウィング部分にビーム砲を二門と腕部ビームガン、あとは黒崎インダストリアルの提供で搭載出来た最新式のバッテリーのお陰で搭載出来たIS全体を護る正十二面体ビームシールド!そこに展開装甲も合わさってるから攻防一体型でチーちゃんの要望に沿った追従性を兼ね備えた性能で言えばデスティニーにさえ匹敵する第4世代ISなのだ!名前は白桜!じゃ、束さんは忙しいからバイバーイ!』

 

家の技術者はアホかぁぁぁぁぁぁ!!!!

てかモニターに映る親父ぃ!何が私が提供しました!だよ!

生産者表示と同じ事をしてんじゃねえぇぇぇ!

とほほ…もうコリゴリだぁぁぁぁ!

 

とりあえず、壇上から降りてから

デスティニーを展開するが皆の顔が可笑しい

まぁ、そりゃそうだよなぁ…

 

「え…っ?何だ、アレ」

 

「如月さんのISって確か…デスティニー、でしたわよね?」

 

「にしては何か、こう…丸っこいフォルム過ぎない…?」

 

「流石はお兄ちゃんだ、デスティニーの強化プランを残していたんだな!」

 

「いや強化プランって言う割にデスティニーの面影全く無いよ!?」

 

「大きなクローにスベスベしたフォルムによく分からない頭部装飾!完全な蟹ではないか!」

 

「真…それ…何…?」

 

「えぇ…?…これ、どういうISなのかしら…?」

 

すげぇ大不評!そりゃそうか、今の見た目

翼からはデスティニーの面影を感じさせない

ZGMF-X30Z フォランテスR2を搭載し

エクスカリバーもトリスタンも外してるからな

デスティニーの接続部に綺麗にハマるように

再設計したから、まだ粗が目立つけどさ…

あと、スーパードラグーンは置いてきた

んで、機体本体は、まぁ、ご想像の通り

全体的に丸っこいフォルムでありながら

手には凶器を感じさせる武装を内蔵している

みんな大好きZGMF-MM07 ズゴック

そのまんまだからな…何なら頭には

AMGS-X18P キャバリアーアイフリッド-0付いてるし

 

「…その、如月?本当にソレでやるのか?なんと言うか、鈍足そうな見た目だが」

 

「あ、はい、コレでやりますよ、機体名はズゴック、案外強いんですよ?コレ」

 

「はぁ…とりあえず、所定の位置に付け、試合はそこからだ」

 

という訳で閉会式はさっさと終わり

俺以外、全員が観客席に移動して行ったよ

で、時間は少し開いたが始まった

 

『それでは!急遽開催となりました《織斑 千冬 vs 如月 真!まさにプレデターVSエイリアン!》を開催いたします!実況は私、ロシア国家代表兼生徒会長の更識楯無と』

 

『日本代表候補生、漫画研究部所属、更識 簪』

 

『そして!解説には元日本代表候補生でワールド・シューティング&ラン総合優勝等数々の実績を持つ山田 摩耶先生に来てもらいました!』

 

『よろしくお願いします!』

 

「摩耶…お前…」

 

「楯無さん…何で張り切ってんだよ!?」

 

変にテンション差がある実況2人と

何故かテンションが高い解説の山田先生に

俺と織斑先生の頭痛と胃痛が再発した

また痛み止めと胃薬貰わないと…

 

「ま、まぁいい!あいつらがどれだけ騒ごうと、こちらはこちらで存分に戦うだけだ」

 

「そ、そうですね!よしっ!織斑先生!よろしくお願いします!」

 

アリーナ中央にて織斑先生は雪片三式を両方取り出し

俺は両手に存在するYD-5M 対装甲斬牙爪 を構える

開始の合図が刻々と迫り…今!!!

 

「先制攻撃だ!」

 

『初っ端から、全弾斉射した、潔い』

 

クロー中央部に内蔵されている

Q5M2 重粒子力線砲を連射しながら

AIM-1913D 自律中距離空対空ミサイル スコルピオ

MA-M50E3F 高エネルギー長射程ビーム砲全てを

発射していく凄まじい弾幕量だが、やはり

 

「全部、斬り飛ばすとか本当に人間なのか!?」

 

「あぁ、人間だとも!」

 

『いや、人間はあの量の弾幕を斬り飛ばせませんよ織斑先生…』

 

接近してきた織斑先生が振り下ろしてくる

雪片を赤熱化させたクローで弾き返す

凄まじい力だが、痺れる程じゃない!

キャバリアーを外して空に飛ばし

織斑先生のデータを取得していく

ん〜、ぶっ壊れじゃねぇか!?

MA-R259 ビームライザーも発振させ

身体を自由自在に操り、連撃を決めるが

 

───ガンッ!ガンッ!ギュリギュリギュリ…ガッ!ガギンガギンガギンガキガギガガガガガッッッ!!!!!

 

『おっと!真くんが凄まじい連撃!織斑先生は全てを捌いていますが、追い詰められている!?』

 

『あ、いえ、あれは先輩のカウンター戦法ですね、多分、隙を狙ってます』

 

『真は頑丈だから大丈夫だけど、あの連撃をやろうとしたら普通に三半規管が狂って吐いちゃう』

 

「な、んでぇッ!回転斬りとかしても耐えてくるんだ!」

 

「その巨体で、その動きを可能とする、お前には言われたくないな!」

 

だァ!こなくそ!この人、本当に容赦ねぇ!

生身の時も強かったけど、IS乗ると手がつけられん!

やっぱり、最強はオリムラ チフユかよ!!!

 

「さて、そろそろ射撃を織り交ぜて行かせてもらうぞ!」

 

そう言うと、連撃に合わせてビーム砲を打ってきた

あっぶね!躱せて無かったらズゴックが焼きガニに

なっちまう所だったぞ!?

 

「ほらほら、手が緩んできたぞ?」

 

「緩むわ!近接最強が何で射撃まで上手いんだよ!」

 

「私だがらだ!」

 

「反論になってない!?」

 

脚部バーニアを吹かせて一瞬で

距離を離し、ゆらァっと立ち上がる

やりたかった事は出来たけどさぁ…

ズゴックじゃ、勝てないよアレ!

強過ぎだろ!素体が!

 

「…そういえば織斑先生、それって装甲は何なんですか?」

 

「…確か、束が言うには黒崎から送られてきた物を使ったと言っていた、FT装甲だとか言っていたな」

 

「それ、俺が倒したブラックナイトからじゃねぇか!」

 

そりゃ何か見覚えある性能してるわ!

最初の弾幕で実弾以外、装甲で弾いたなこの人!?

 

「使える物は使う、それが私のポリシーだ」

 

「ソレで何回か命救われてるから良いですけど…企業秘密の装甲なんで、解析した情報を横流しにはしないでくださいよ?」

 

「するか、こんな世代を間違えたISなぞ非常事態以外に使う理由も無いわ」

 

ほんっと、潔い人だよな、織斑先生は

それに、この人は強者ゆえの孤独を癒す

そんな奴を探してる節があるもんな…

なら、本気を出して答えるのが筋だよな

 

「…本気で行きます、だから、耐えてくださいよ、織斑先生」

 

「望むところだ…来い!如月ィッ!!!」

 

単一能力(ワンオフアビリティ)発動・完全同調

そしてSEEDも切る、俺の出来うる限りの

最善を尽くし、織斑先生を超えてみせる!

一気に加速し、織斑先生が反応する前に

背後に周りクローを突き刺しに行くが

ソレを躱され、雪片が迫ってくるが

身体を回転させ背部ブレードで弾き返し

そのまま腕部ビーム砲を撃ちまくる

織斑先生は、それを全方位ビームシールドで

防ぐが、少し焦った顔をしている

まぁ、そりゃそうだ、ビームシールドを

全方位なんてデスティニーでさえエネルギー問題に

直面する様な代物なんだ、結構持ってかれてるな

だが、ソレで止まるほど織斑先生は甘くない!

 

展開装甲で機動力を更に増加させた為

一瞬で距離を取り、俺に射撃を浴びせようとするが

俺はそれに対して、多量の弾幕をプレゼントだ!!

まぁ、爆煙を影に接近してくるのを予測して

交差しながらクローをねじ込んでいくが全部防がれる

と言うか防ぎながら刀をねじ込んでくるから

弾き返すを繰り返してる様な物だなコレ

だが!甘かったな織斑先生!俺はァ!!

 

「足癖が悪いで有名なんだよ!」

 

「グゥッ!!?」

 

『2人が一瞬だけど交差したと思ったら距離を取って射撃して織斑先生が蹴られてる』

 

『あの、国家代表でさえ目で追い付くには苦労する速度って、どれだけの戦闘機動よ…』

 

『世界戦でも見れませんからね〜、良くて先輩の現役時代でしょうか?』

 

俺の唐突なヤクザキックに織斑先生は対処出来ず

モロに胴体に食らってしまい、壁に激突する

ふぅ…危なかった、シールドエネルギーが

既に6割を切ってるとか洒落にならねぇ…

まぁ、それはアッチも同じかそれ以上だけどさ

 

「ふぅ…流石に雪片は燃費が悪いな、まぁ、私が短期決戦を好む傾向があったからな、それにしては理にかなっているが今回は違う、如月、お前はやはり良い!私の飢えと渇きを潤す存在だ!今回だけだが、存分に楽しませてもらうぞ!」

 

うっわ、戦闘狂過ぎるだろ…ってぇ!?

早すぎる!回避…!いや、防ぐ!

斬撃が…早くて、鋭くて、正確で重い!

回避し損ねた斬撃が掠っただけでも

俺のSEが持って行かれるとか人間かよ!?

あ!やっべ!フォランテス斬られた!

武装がお釈迦になっちまったァ!!!!

 

「さぁ、コレで終いだ…征くぞ、如月ィ!」

 

律儀に俺を仕留める為に声を出して

突撃してくる先生の攻撃…避ける事は出来る

だが、俺はここで逃げない、真正面から

腕をクロスし受け止める、衝撃で

ズゴック全体にヒビが入るがそれで良い!

織斑先生が俺に違和感を覚え離れた瞬間

ズゴックが爆散する、サラバ、玩具

俺はその爆風に合わせてバーニアを吹かす

中から飛び出したのは…!!!

 

 

 

『デスティニィッ!!??』

 

 

『知 っ て た』

 

 

『まぁ、如月くんですもんね!』

 

そう!何を隠そう、コイツの中身は

インフィニットジャスティスじゃない!

デスティニーなんだ!そりゃ動くよ!

 

「やはりな…如月、お前がデスティニーを手放す訳が無い」

 

「まぁ、そうですよね、分かってるとは思ってましたよ」

 

拡張領域から展開した背部ウイングと接続

アロンダイトを抜き取り

ヴォワチュール・リュミエールを起動する

さぁ、最強を倒す為の手筈は整った!

 

「第2ラウンドですよ、デスティニーなら貴方にでも勝てる!」

 

「ふっ…ならば、来い!私を越えて見せろぉ!!!!」

 

アロンダイトを横薙ぎの構えのまま、突撃する

織斑先生も、横薙ぎの構えで突っ込んでくる

互いの武装が衝突し、甲高い音が鳴り響く

アロンダイトのエネルギーが相殺されようと

何方も実体武装だ!こうもなるよなぁ!

俺はそこで止まらず、高速回転斬りで

雪片の片方を斬り飛ばすが代わりとして

左腕にマウントしてある対ビームシールドを

斬り飛ばされてしまった、強過ぎるだろ!

 

「更に加速しろ!デスティニィィィィィィ!!!!!!」

 

「私に応えろ!白桜ァッッッッ!!!!」

 

織斑先生の反応速度が更に早まった!

だけど、俺だって負けられないんだ!

何度も鍔迫り合いを発生させながら

何方も使える武装を使いまくるが決めてに欠ける!

だが!俺はアンタを超えたい!

それに、それにィ!デスティニーならぁ!!!

 

「そんな寝惚けた加速がァ!通用するかァ!!!」

 

「なにィッ!!?」

 

織斑先生の振り下ろしを何故か回避出来た

いや…コレは!俺が粒子化したのか!?

周りに光の粒子が漂ってる事から分かった!

あ、あぁ!デスティニーが更に応えてくれた!

 

「粒子化はぁ!こうやるんだぁぁぁぁ!!!!!」

 

「ぬぅぅぅぁぁああ!!!!!」

 

織斑先生は、それでも反応してくる!

なら全武装を使って追い詰める!

肩から取り出したフラッシュエッジ2を

投擲する、先生はそれを防ぐが背部から

高エネルギービームライフルとCIWS [D]

クスィフィアス3 レール砲を叩き込む

 

「グゥゥッ!!!!だがァ!!」

 

「まだだァァァァ!!!!」

 

グリフォン ビームブレイドを発振させ

加速力を活かした蹴りを先生に向けて蹴り込む

だが、防がれ、ビーム発振部を破壊された

なんつぅ、馬鹿力だよ!直ぐに粒子化し

少し離れた場から高エネルギー長射程ビーム砲

トリスタンを撃ち込むが、ウィングビーム砲に

相殺された

 

「そんな物か!如月ィィィィィィッッッッ!!!!」

 

「ぐぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

一瞬で接近された先生に蹴りを入れられながら

手に持っていた高エネルギービームライフルを破壊され

地面に叩き付けられたが一瞬で姿勢を整え

アロンダイトを突撃体制で構え、翼を全力で稼働する

普通でも遥かに大きい光の翼がデスティニー2機分の

大きさまで変化するエクストリーム ブラストモードと

呼ばれる状態で先生に向かって突撃する

 

 

「甘い!そんな攻撃が、私に通用するかァッッ!!!!」

 

 

その瞬間に、デスティニーが光の粒子となり弾ける

織斑先生が反応し、背後に現れた俺に向けて

唐竹割りを叩き込もうとしたが、遅かった

アロンダイトを左手に保持しながら右手を開き

パルマフィオキーナを構えた俺の方が速い!

 

 

「コレでェッ!!!終わりだァァァァァッッ!!!!」

 

 

「ウゥゥゥゥァァァァッ!!!!」

 

 

1寸の差によって、腹部に叩き込まれた

パルマフィオキーナを受けた結果、バッテリー事

SEも削り取り、吹き飛ばされたが流石は先生だ

地面に落下する前に綺麗に着地したんだが

具現維持限界(リミット・ダウン)を起こした…

つまり、俺の、デスティニーの…っ!

 

 

「勝ちだァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!」

 

 

バッテリーの冷却が追い付かず

オーバーヒートによって光の翼が消えた為

バーニアを吹かせながら、ゆっくりと地面に降り

そのまま、ISを待機状態に戻したが駄目だな

完全に疲れてしまい、自力で立つ事も出来ず

地面に座り込んでしまった…

 

「ふっ、はははっ!!!参ったな…いくら現役から退きブランクがあるとはいえ、束が作った文句無しに私に合わせられた最新式のISを使用して尚、ISに乗りたての若造に負けるなんてな!世界最強の名に相応しくないな、そう思うだろ?如月」

 

「はっ、ははっ…元気過ぎるでしょ、先生…いや、コレは勝てたけど、反射能力とか判断力とか色々負けてましたよ。同じデスティニーを使ってたら負けてたかもしれないですから。」

 

「そうか?まぁ、お前は名実共に全力の私に勝ったのだ、世界最強と語っても良いんだぞ?」

 

「嫌ですよ、俺は根っからの技術者なんです、最強は貴方が保持してて下さいよ…いつか俺の簪が俺が作った最高のISを持って貴方を倒してみせる、その時まで」

 

俺は笑いながら言って見せた

そうさ、俺より簪や楯無さんに勝って欲しい

いつか、孤独を感じ続けている貴方を越えて

世界最強になり、姉妹で切磋琢磨して欲しいんだ

それを支えるのが俺の楽しみだからさ…

 

「さて、立てるか?」

 

「…えぇ、ひとりで立って歩きますよ」

 

「そうだ、それがお前の強みだ、如月」

 

俺は立ち上がり、実況席の方に向けて

右拳を大きく突き上げてやる

 

『『…世紀の一戦を期待された最強同士のエキシビションマッチ!その内容は世紀の一戦と言っても遜色なぞ有りません!そして、その一戦の勝者は、如月 真!今!名実ともに学園最強の名を手に入れました!』』

 

───ワァぁぁぁぁぁぁぁァァァァっっっっ!!!!!!!

 

楯無さんと簪2人の息のあった宣言に

会場全体が揺れる様な叫び声と

万雷の拍手が届けられる

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

あの後、俺は案の定と言うべきか

何とか耐えてはいたんだけどさぁ…無理☆

ピットに戻った所で血を吐き出して

ベンチに背中預けて座り込んじゃったよ

うん、粒子化舐めてた、アレやばい

身体に掛かる負担が尋常じゃないよ!

来るのが遅い事に違和感を覚えた

楯無さんと簪に発見されるまで

座って休めたんだけど、2人が

俺の口元の血を見て泣いちゃってさ…

身体に抱き着いてくるから困っちゃうよ

いや、役得だと考えれば…あー!ダメダメ!

そう言うのは学園を卒業してからだ!

まぁ、脅威の自己修復機能で治ったから

良かったけど、多分、内蔵とか諸々に

相当の負荷が掛かってたんだろうな…

もう、二度と使いたくねぇよ!

 

「で、何で俺は焼肉を食わされてるんすか?」

 

「なぁに?無茶ばっかする真くんは、私と簪ちゃんの好意を受け取らないって言うの〜?」

 

「真、あーん」

 

うっ…それ言われたら、俺は何も言えねぇ!

あと、簪、「あーんじゃない!

ちゃんと自分で食べなさい!」

 

「ん…美味しい…」

 

「真くん、言ってる事とやってる事が真反対よ。」

 

あ、やべ、癖で簪にあげちゃった

まぁ…良いや、うん!

 

「でも、俺、既に治ってますし、そんなに血は吐いてませんよ?貧血にもなってませんし」

 

「まぁ、鉄分で血を作らせるって言うのも有るけど、今回はどっちかと言うと祝勝会よ。」

 

「そう、エキシビションで真が勝ったのと、私が代表の4組の優勝に、お姉ちゃんが代表の1組の優勝、あと、私とお姉ちゃんと真、3人一緒に住める部屋への引越し祝い」

 

「あ、そう言えば聞いてませんでしたね。結局、俺ら3人が住める部屋ってあるんすか?」

 

とりあえず聞いてなかった事を聞いてみた

俺ら3人が住める様な大きな部屋って寮に有るのか?

いや、分からないからアレだけどさ

 

「ん〜、それが無さそうなのよね〜、だから私が此処に引っ越すって事にしようと思ってるわ、どうせ私、機密事項とか色々あって1人部屋だったもの♪」

 

「え?でもベッド3つも置いたら邪魔になりますよね?…布団買ってくるか」

 

「シレッと自分は床に寝ます宣言辞めて?そこはお姉ちゃん考えています!(,,ÒωÓ,, )」

 

「モグモグ…このハラミ美味しい」

 

簪は我関せずで肉に夢中だぁ…

まぁ、俺がさっきから肉を焼いては

2人の更に追加してってるからだけど

 

「今あるベッドを撤去してキングサイズを用意しようと思ってるわ☆」

 

「わ〜、職権乱用だ」

 

「簪!それは言わない約束!ってか、それしか択は無いっすよね。」

 

「まぁ、そうね、で元から、この部屋は端っこに有るから大きめでしょ?だから寸法してみた所、クローゼット3つ置いても余裕が有りそうなのよね。」

 

「まぁ、つまり刀奈さんが入っても余裕で暮らせる位には広いって事ですもんね」

 

「でも、お姉ちゃん大丈夫?真を襲ったりしない?」

 

「チョっ!?///簪ちゃん!?わ、私はそんな事しないわよ!?」

 

刀奈さんの顔が一気に真っ赤になった

ん〜、可愛いし焦った顔も良いな

まぁ、やっぱり笑ってる顔の方が

俺は好きだけどさ

 

「真、お姉ちゃんは押されると弱い、今がお姉ちゃんを襲う好機だよ」

 

簪は、こういう事を普通に真顔で言う

多分、内心はニヤニヤしてるだろうけどさ

でも冗談だろうから真に受けない

 

「はいはい、冗談言うなら肉を少なくして野菜食わすぞ〜」

 

「それはやだ」

 

「えっと…その、私を食べるつもりは無い…?///」

 

楯無さんが、両手を太腿で挟んでモジモジしながら

顔を更に赤らめて上目遣いで見てきた

普通にアウト案件だから辞めて欲しい

俺の青少年の精神を殺す気ですか?アンタは

 

「無いですよ、俺の卒業まで待ってくださいよ」

 

「うっ…真くんのイケズ…///」

 

「ふっ、お姉ちゃん…真は自覚の無いドSだよ」

 

キラーンって音が出そうな位、曇った眼鏡で

ドヤっとした顔をしながら、簪が言った

何、決まった…!って顔してんだ、この子は

俺は炊飯器で炊いといた白米を2人分盛り付ける

次いでに2人の前に焼肉のタレを置いとく

 

「ほら、2人とも白米が炊けたんで食ってくださいよ」

 

「ん、ありがと、真」

 

「こういう気遣いが今は何だか憎らしい…!」

 

「なら、ヤケ食いして下さいよ。親父から牛肉とかが結構な量、届いてるんで」

 

「うぅぅ!もっと焼いて!真くん!」

 

そうして3人だけの小規模だが楽しい祝勝会は

全員が満腹になるまで続いたとさ

こうして、少し波乱こそあったものの

特に大きな事件は起きず、恙無く

秋の大運動会は終わって行った

 

貴殿らに問いたい…運動会、要る?

  • 要るに決まってんだろ!
  • 早く修学旅行編に行け馬鹿野郎
  • ( 。∀ ゚)新刊まだですか?
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