椎名立希は動物園の無料チケットを二枚手に入れる。
しかし、誰を誘おうかで、燈を誘うはずだったが、
燈が楽奈と遊びに行くため…
その結果。
「私を誘ったと」
「悪い?」
「いーや、立希ちゃんと遊べて、幸せ」
「そんなにストレートに言われても…」
と、椎名立希は南条純那を誘って、動物園デートに行くのだった。
早速、観に行ったのは、色々な鳥類である。
タカやクジャクを観ていた。
「鳥、近くで見ていたら、結構、キレイ…」
「クジャク、羽がキレイ…」
次はゾウ。
「長くてデカい…やっぱり、大きい…」
「近くで見たら、大きすぎる…」
(ゾウ、なんか、もう二回位観に行きたいな…)
と、純那は思っていた。
次はトラやチーターを観に行った。
「こっちがトラで、こっちがチーターか…
ライオンはいないみたい」
「他の動物もいそう。一日じゃ、周りきれないって感じる」
「そっか」
次はゴリラを観に行った。
「確かに迫力はある」
「ゴリラって、B型しか血液が無いって本当かな…?」
「A型とO型も存在するみたいだけど、かなり少ないみたい」
と、説明欄には、その旨が書かれていた。
「あっ、本当だ…」
そして、この動物園は何故か、昆虫まで飼育されていた。
「クワガタにカマキリにバッタがいる…」
「虫、平気なの?」
「これ位はね…カマキリとか、クワガタとか、意外と平気」
「へぇー燈もこういうの好きそう…」
次にサイを観に行った。
「サイを生で見るなんて、初めてかも…」
「何かで見たことあるけど、でも、生で見るってなると、
数が限られるのは確かだね」
動物園を出て、近くのご飯屋さんで、腹ごしらえをした。
うどんやそばのお店である。
「財布に痛くないのは確かだね。これなら、何杯でも良いかも」
かけうどんは250円。かけそばも250円。
「純那。二つも食べるの?」
「空腹は声のダメージを与える」
「それもそうだけど…財布はともかく…」
「体型維持はしているので」
「それなら良いけど…」
立希は350円のたまごうどんを一杯。
純那は、かけうどんとかけそばを一杯ずつ食べた。
「二つも食べる人なんて、初めて見た…」
「意外ですか?安いですから」
「そりゃ、そうだけど…」
立希は350円のたまご丼を注文した。
「食べるじゃん」
「別に気にしない。ただ、安いから」
食べ終えた後…
「次は燈も誘いたいな…」
「私も良いと思うよ?」
「じゃあ、今日はありがとう」
「うん。誘ってくれて、ありがとう」
「私も、その…ありがとう」
二人のお出かけ。忘れられない思い出になった!