買い物での出来事があったせいか、既に伝えられていた合宿先はキャンセルされた。例年合宿先
として世話になっていたらしいが現段階で敵が何処まで情報を持っているのか全く不明なため仕方ないことだろうが.........キャンセル代とか大丈夫なのだろうか?
そう阿呆なことを考えながら話を聞いていると、林間合宿自体は中止せず当日まで場所を伝えないようにするらしい。
あぁ、そう言えば試験で赤点をとったのは結局例の四人とミッドナイト先生の眠り香で眠り続けていた瀬呂が赤点らしい。確かにクリアすれば赤点回避、なんて相澤先生が考えるわけ無いな....
そんなこんなで、林間合宿当日となった。のだが.....
『ジィ~~』
.....何故か女性陣から凄い見られているのだ。
「なぁ出久、俺は何かやらかしていたか?」
「....この前の響香さんの家での出来事バレてるんじゃない?」
.....ゑ?
「....マジで?」
「それぐらいしか思いつかないでしょ.....で、返事どうするの?」
........
「まぁ、林間合宿後には返すよ......そう言う出久はどうするんだ?」
「...うん、僕も林間合宿が終わったら返すよ」
「そうか.....」
そうやって話していると.....
「え?A組補習いるの?つまり赤点取った人がいるわけだ!えぇ!?おかしくない!?おかしくない!?A組はB組よりずっと優秀なはずなのにぃ!?あれれれれぇ!?」
.......この馬鹿は学ぶことを知らないのか?まぁそんなことより.....
「やっぱりお前嫌いだわ.....ヒーロー志望が揚げ足とるか?普通」
「ク‘‘フッゥ!?」
「あ、物間のメンタルが砕けた」
『そりゃそうだよ....』
「...ほんとごめんな?」
「うん、マジでごめん...」
「いや、二人が謝る必要はないぞ?」
ぶっちゃけ性格で人を嫌ってる俺が言えることじゃないし.....
「ハ....ハハハ.....やっぱり
side響香・出久・透・一佳・人使・優雅・切奈・焦凍
今、コイツは何て言った?化け物?誰が?災我が?
『ふざけたこと
『次災我を化け物呼びしたら潰す....』
「ヒャ、ヒャイ......ゴメンナサイ........」
「......ハァ、そこの五人組殺気しまえ。他がビビりまくってる」
『ハッ!!』
「たく....お前もお前で、あいつらを煽るなよ?物間」
「あ、あぁ.....そうさせて貰おう......」
side災我
「........」
「災我?どうかしたの?」
バスの中、ぼんやりと窓の外を眺めていた俺に響香が話しかけてきた。
「ん...あぁ、少し考え事をしてただけだ」
「......死柄木のこと?」
「いや、また別なことだ」
事実、俺は死柄木のことは考えていない.....ただ
「こう言う景色を、一緒に見たかった奴がいたのを.....思い出してただけだ」
『お兄ちゃん遅い!!』
『██が速いだけだって.....』
....本当に、懐かしいな。
「あ、そろそろ休憩だって」
「.....絶対休憩じゃない」
『確かに』
さてさて、今回は
「パーキングじゃなくね?」
「B組は?」
「トトト、トイレは.....!?」
ほらな、こんなことだと思ったよ。
「で、今度はどんなサプライズです?」
「.....流石に気づくか」
そりゃあ先生の生徒ですし。
「よーうイレイザー!」
「ご無沙汰してます」
この声は確か.....
「煌めく眼でロックオン!」
「キュートにキャットにスティンガー!」
「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!」」
「プッシーキャッツ....ベテランヒーローだな」
「うん、キャリアは今年でー「出久やめとけ、殴られるぞ」わ、わかった....」
全く....ん?
「出久、金髪の方....."ピクシーボブ"の個性って....」
「?"土流"だけど....」
「......俺達の背後は?」
「......崖だね....」
....なるほどね、本当に性格が悪いようだ
「出久、透と優雅に伝達頼む。俺は響香と焦凍に伝えてくる」
「了解.....」
「ここら一帯は私らの所有地、それからあんたらの宿泊施設はあの山の麓ね」
『遠っ!』
「今はAM9:30……早ければ12時前後かしらん」
「ダメだ……おい……」
「戻ろう!?」
「バスに戻れ!早く!」
そんなことだろうとは思ったが.....
「悪いね諸君。合宿はもう始まってー「飛べ!!」!?』
瞬間、土の壁によってA組が崖へと押し出された....のだが。俺を含めたいつものメンバーは可能性を伝えていたこともあり、全員飛んで回避することに成功した。
「まさか本当に災我の言ってた通りになるなんて.....」
「びっくりだね!!」
「これ落ちた皆は大丈夫なのかな?☆」
「なんとかなってんだろ、ヒーロー科なんだし」
「だとしても結構な高さだけど.....?」
「......それよりも、だ」
「.....ねぇイレイザー、あの子達何者?」
「A組の中でも飛び抜けてる連中です.....特に天呑は別格どころじゃない」
「なるほど、あの子が例の.....」
「小声で会話してるの全部聞こえてるんで、この後何やれば良いか教えてくれません?」
「....ちょっと怒ってない?」
「まぁ置いてけぼりにされたら怒るよね☆」
うるせぇ。
「そうだな、こうなることは予想済みだ。回避された場合は車で一緒に向かうことにしてある」
「そうですか....一つだけ聞いても良いですか?」
「何だ?」
そうやって俺はずっと気になっていたことを聞いた。
「林間合宿の場所変わってなくても同じようなことはする予定でしたか?」
「勿論」*1
『デスヨネ~!!!』
そんなことだろうとは思ってたよクソが。
「とっとと行くぞ、さっさと乗れ」
『はい!』
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『何逃げてんだお前らぁ!!!!!!』
「逃げれない奴が悪い」
「先生、流石に理不尽ですよ?」
コレに関しては怒鳴られても仕方ない。だって俺も状況が同じなら怒鳴るし.....
「代わりと言っちゃ何だが昼飯は全力で作ったからそれ食って判断してくれ」
『女子として負けた気分になった』
「味見させて貰ったが、滅茶苦茶美味いぞ」
「何というか手際が良かったよね」
「料理作ってるときとってもいきいきしてたね☆」
『........』
グゥ~~~~と、大きな音が響いた。おそらく先ほどまで怒鳴っていたクラスメイトの大半が俺達の後ろに見える食堂から漂っている匂いに反応しているのだろう。
「........」
『......................』
「怒鳴ってないで喰ってこい!!」
『イェッサー!!!』
さぁ、まずは休息をとろう。
久しぶりに書きましたので更にへたくそになったかも.....FGOタノシイ......インドラ神カッコイイ......
次は番外編、誰かの救済を書く予定。
.....そう言えば災我君の料理が得意って死に設定使えるな?