この世界では古来より、大魔王と英雄による争いが、サイクル単位で行われていた。

大魔王が生まれ、英雄が生まれ、大魔王が死に、英雄が死に。
それを永遠に繰り返す世界だった。

そんな中で英雄として死んだ男、アルバーは死んだと思った次の瞬間、少女人形の身体に宿り生き返っていた。
しかも500年後の大魔王軍の配下の手によって。

しかし正体がバレていないことを悟ったアルバーは、壱号(アイン)と言う名を与えられ、大魔王軍のもとで行動を取ることになる。

そして彼は決意する。
英雄ではなくなった今ならば、永劫に続くサイクルを打ち破る方法がきっと見つけられるはずだと。
見つけ出すと。

これはかつて英雄だった男が大魔王軍の一人として、色んな勢力に板挟みになりながら。

世界を救おうとする話である。


序章∶人形の体
  くたばったはずなのに()
  状況整理、大事2025年03月13日(木) 18:05
  大魔王様
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