ある日突然、ゲームが現実になったなら。自分はゲームの時と全く同じ、強力な能力が持っていたのなら。過去未来問わず、世界中の人間がきっと似たような妄想をしたことがあるだろう。

でもさ、いくら強力な力をもっていたとしても、現実でヒーローになろうとするのは、実際のところとんでもない苦しみを背負うことになるんじゃないだろうか。
……それこそ、何度死んでも足りないほどに。

これは、心が折れてしまった『不屈』の名を冠す探索者、黒種遙真(くろだねはるま)が今度こそ本物のヒーローになる物語。

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