情報屋らしいことをしていない紬さん…神様仏様ネタをください
紬がGGOからログアウトした後。時間はもう夜になる
車は高速道路へ入り、東京からとりあえず神奈川県へと向かっている途中。
「なんで僕のは女物しかないの…」
「菊岡さんに聞いてみろ」
「ぜったい花紗音姉さんが犯人でしょ…」
サービスエリアへと止まっては外から中を見られないようにし花紗音はさっそくALOへとダイブする
「夜の散歩といこうぜリリルよ。」
「ちょっと待っててね」
パソコンを立ち上げてはGGOプレイした感想を簡単にまとめる紬。
地雷は強いと簡単に。あとはプレイヤーの足跡があった場所を思い出しては白紙へとメモる。
プレイヤーの大半は目的の場所へ行くための固定ルートのようなものが生まれる。
それを利用して地雷を使っては倒せないかなとそんな発想。
「まぁいいか、ALO潜ろっと」
◇◇◇
ALO・新生アインクラッド・第一階層
「うわなっつかし」
「でしょでしょー?」
スキルをつかい華麗にモンスターを倒すリリル
アインクラッドについてあの時のHP0で現実でも死ぬという恐怖が少しあるがそれよりも懐かしが勝ってしまった。ミルと共に楽しくマッピングをする。
「なかなかこの短剣手になじまないな」
「ずっとアマゾネスだっけ?みたいな感じの短剣使ってたもんね」
アルゴとであった場所やミルにビンタされた場所。
記憶がよみがえる
「あ、私が買ってた建物がある。もう一度買っちゃおうっと」
「え?」
「たくさんお金はあるし、ここギルドホームにしよう!」
「え?え?」
「今日から私たちはギルド「インフォ」ねー」
どんどん勝手に決めていくミル
こうして勝手にギルド「インフォ」が結成された
「情報屋ギルドだよ、かっこいいでしょ」
「かっこいいもなんも、勝手に決めないでくれよミル」
「いいじゃないか、情報屋名乗ってたら君の大好きなアルゴが来てくれるかもよ」
「よし情報集め頑張ろう」
急に乗り気になるリリル。
ひとまずミルはシルフ領へ戻り武器を買うというわけで一時解散。
リリルは再び第一階層を探索する。
たくさんのプレイヤーでにぎわっている中、その騒音の中からリリルは一つの言葉が聞こえた
「ツムに似てるNPC?なんだそりゃ」
男性プレイヤー達がそれを話題に雑談しているのを聞いたリリルはすぐさまあの場所へと走り出す。
始めてリルルからクエストを受注した場所へ。
川沿いを走り、プレイヤーがいない場所へ。
「ん?やぁ少年、久しいね」
「いた…」
目をこすっても頬引っ張っても。
確かに彼女、リルルは目の前にいた。
しかもSAOの時とは見た目が変わっていない。
「久しぶりリルル。もしかしてクエストまた受注できるん?」
「いや?ないけれど?」
「え?」
「この世界のカーディナルシステム少々厄介でね、作れなかったんだ」
もしかするとALOであのユニーククエストを完遂できるかもと思ったが現実はそう甘くなかった。
リルルは当たりを見回してはくるんと回転して姿がスプリガンへと変わる。
髪色と瞳が黒くなり背中には弓矢がある。
「こっちのほうが目立たないかな」
「なぜスプリガンを?」
「闇はかっこいいからね」
弓矢はかなり序盤で使われるもの。
熟練度がなくても使えるというわけ
「クエストはないけれど渡せるものがある。私という戦力とこの武器だ」
そして渡されたのは白と黒の厨二病くすぐるけれどもシンプルな形の短剣
「名をアディルス、大事に使うといい」
「…重たい」
その短剣はリリルにとってとても重たく感じた。
「おや、少年ギルドに入っているのか。私も入っていいかい?」
「いいけど、NPCがギルドに入るってどうなるんだ?」
「ダメだったら今ごろシステムに殺されてるさ」
しれっとリルルが仲間入りをした。
しかしながら見てわかる通りリルルは始めたてのプレイヤーとほぼ同じ感じだろう。
「弓使いて…」
「幻覚と併合すれば強いから問題はないさ」
◇◇◇
十階層
リルルの育成、そしてアディルスを使えるようになるためにモンスターを倒しまくることにした。
彼女は正確にモンスターを撃ち抜く。
それと同時にリリルが攻撃することによりモンスターは体制を崩す。
コツコツと熟練度をあげる。
その時、一人のプレイヤーがリルルに気付き声をかけてきた
「もしかして君、クラインさんが言っていたリリルさん?」
「…すまない、リリルはそっちだ。」
「どちら様?」
水色…ウンディーネの種族の女性プレイヤー
レイピアを腰に身につけている。
「もしかして閃光ことアスナさん!?」
「うん、リリルはなんでお面を?」
「まぁ諸事情がありまして、ってことはあのキリトがいるってこと?会って話してみたいな」
「ごめんね、今はキリト君ログインしていないんだ」
「まじかぁ」
アスナはもう一度リルルへと視線を戻す。
「それじゃこの人は?」
「リルル、僕…じゃなくて私の姿をパクったNPC。」
「よろしく頼むよ」
「へぇ!そんなクエストあるの?今度紹介してよ」
その奥から今度はリリルと同じケットシーのプレイヤーがやってくる。
しかもちっちゃなドラゴンをテイムしていた。
「アスナさんクエスト進めたよー。その人は?」
「この人はSAOの時の情報屋のリリルさん、ゲートダッシュとか言われてた人だよ」
「よろしく、えっとシリカさんだっけ?キリトとお花畑でデートしたとか」
「ち、違いますよ!あの時はピナを助けてくれただけで」
誤解を解こうと慌てて否定するシリカ。
それを見てリルルはリリルの背中を叩く
「おい少…グハッ」
「少年」と言いかけたところでリリルは咄嗟にリルルの口を抑える
「じゃぁアスナさんまた会いましょ」
リルルを抱えホームへ戻っていくリリルであった。
アスナのしゃべり方がいまいち思い出せない…見返してこなきゃ