ダンまちの世界に転生したら不死鳥になってしまった件   作:ヒキニックニク

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 新年あけましておめでとうございます。
今年も駄文になりますが、精一杯書かせていただきますので何卒宜しくお願い致します。


016

 

 教会でアストレア様を闇派閥から救った俺。

      ↓

  そこにリューさん登場!!

      ↓

アストレア様の周りには俺の青い炎が!!

      ↓

それを見たポンコツエルフの反応がこちら。

 

「貴様あああぁぁぁぁぁっ!!!」

 

木刀による全力攻撃が飛んできました!!。

見聞色の覇気で避けたり、切られても炎と共に再生してる俺を見て驚くリューさん。

 

「今は遠き森の空」

 

ヤバい!!並行詠唱し始めた!!

こんなところで【ルミノス・ウィンド】なんてやられたら教会内がめちゃくちゃになる!!

 

「無窮の夜天に鏤む無限の星々」

 

どんどんと詠唱が進んでいく。

 

「やめなさいリュー!!」

 

「愚かな我が声に応じ、今一度星火の加護を。来れ、さすらう風、流浪の旅人」

 

アストレア様の声も届かないぐらい頭に血が上っていますねこれは。

この際教会が少し壊れるのは仕方がないと割り切るしかない。

壊れたところは後で修理しよう。

 

「空を渡り荒野を駆け、何者よりも疾く走れ。星屑の光を宿し敵を討て!!」

 

詠唱が終わった、くる!!

 

「ルミノス・ウィンド!!」

 

「不死薊!!」

 

俺はルミノス・ウィンドを不死薊で防御する。

 

「ちっ!厄介な炎だ!!」

 

「少し落ち着いて話を聞いてほしいんだが?」

 

「黙れ!!貴様のような卑怯者の言う言葉など聞く耳もたん!!」

 

うん、もうどうにもならないね!

面倒くさくなってきたから気絶させるしかないか。

俺は剃を使い一瞬で間合いを詰め、闇派閥の連中と同じように手刀で顎を強打して、脳震盪を起こす。

するとリューさんは気を失い倒れ込んでくるので、受け止める。

お姫様抱っこをして、教会の長椅子に寝かせた後、アストレア様の周りにある炎を消す。

すると、アストレア様はリューさんの元にかけていく。

 

「リュー!」

 

「大丈夫です。気を失っているだけですから」

 

「ありがとう。それとごめんなさいね。私の眷属がいきなり襲いかかってしまって」

 

「気にしてないので大丈夫です」

 

アストレア様から謝罪されていると、教会に何人か入ってきた。

 

「リオ−ン、アストレア様はみつかったぁ?」

 

入ってきたのはアリーゼさんたちだった。

 

「あっ!!アストレア様!!」

 

「アリーゼ!輝夜にライラも」

 

3人は走ってアストレア様の元にきた。

 

「あれ?何でリオンが膝枕してもらってるんですか!!」

 

 

アリーゼはその場でズルイズルイと子供みたいにさわぎだす。

 

「おちつけ団長。近所迷惑だ」

 

「でも輝夜!アストレア様に膝枕してもらうなんて羨ましいわ!!見なさい!リオンがあんなに気持ちよさそうに寝てるわ!……何でリオンは寝てるの?」

 

今更かよ!!って突っ込みたいけど、黙っといた。

 

「私から説明するわ」

 

そう言ってアストレア様はアリーゼたちに説明してくれた。

 

「なるほど、またポンコツ妖精が暴走したと言うことですね」

 

輝夜さんははぁとため息を付いてこめかみを押さえる。

 

「全くだぜ。こいつはホントに話を聞かないからなぁ。ありがとなケンジ」

 

ライラさんは呆れた顔をしてリューさんを見ながらお礼を言ってきた。

 

「リオンでばおっちょこちょいなんだから!そんなところも可愛いけどね!」

 

いやっ!おっちょこちょいですまないだろ!!俺殺されかけたんだけど!!

不死鳥の能力で何とかなってますけど、俺じゃなかったら死んでますよ!!!

 

「このお気楽団長様は!今回はケンジが相手だったから良かったものの、他の奴であれば大問題になっていたのだぞ!!それをおっちょこちょいで済ませるな!!」

 

「そんなに怒らないでよ輝夜。私だってちゃんとわかってるわ!」

 

ホントかよと思ったのは俺だけではないと思う。

 

「とりあえずリオンをさっさと起こしてそこに転がってる闇派閥たちをガネーシャ・ファミリアに連れてこうぜ」

 

「そうねライラ!リオン!起きなさい!!」

 

アリーゼさんがリューさんを揺すって起こすと、はっと起き上がりすぐに戦闘態勢にはいったリューさん。

 

「アリーゼ!気をつけてください!あの少年は闇派閥の可能性が!!」

 

まだ疑われてんの俺!!

 

「おちつけバカモノ!!」

 

輝夜さんがリューさんに拳骨した。

 

「グッ!輝夜!何をする!!」

 

「何をするはこっちのセリフだこのぶぁああああかめ!!」

 

おお!!輝夜さんのぶぁああああかめが聞けた!!

 

「ケンジはアストレア様を闇派閥から助けてくれたんだよ」

 

「なっ!!!」

 

ライラの言葉を聞いて驚くリューさん

 

「そんな恩人に貴様は何をした!これでは我々アストレア・ファミリアは恩知らずだと言われてしまう。貴様のその考え無しの行動によってな!!この面汚しが!!」

 

輝夜さんに言われて何も言い返せないリューさん。

 

「輝夜、もうそれぐらいにしてあげて。リューは私を守るために動いたのだから」

 

「アストレア様!このバカを甘やかさないでください!!今回の件は最悪ロキ・ファミリアと事を構える可能性があったんです!!」

 

「わかってるわ。だからこれからロキのところに行って誠心誠意謝ってくるわ」

 

「アストレア様がそこまで言うなら私は何もいいません」

 

輝夜はそう言ってはぁとため息を付いた後、リューさんを思い切り殴った。

 

「貴様のせいでアストレア様が下げなくてもいい頭を下げることになった。誰彼構わずに攻撃しよって!貴様のそれは暴力だ!正義ではない!!いい加減自覚しろ!!」

 

輝夜さんはそう言って教会を出ていった。

きっとガネーシャ・ファミリアを呼びに行ったのだろう。

 

「ライラ、悪いんだけどリューと一緒に闇派閥をガネーシャ・ファミリアが来るまで見張っていてもらえないかしら」

 

「了解です」

 

「アリーゼは私と一緒にこの子とロキ・ファミリアにいきましょう」

 

「わかりました」

 

そう言ってアストレア様は俺とアリーゼさんを連れてロキ・ファミリアに向かうべく教会を後にする。

リューさんはずっとうつむいたままだった。

 

 

アストレア様たちとロキ・ファミリアのホームに帰ってきた。

門のところにはちょうど帰ってきたのかリヴェリアが立っていた。

 

「ん?どうしてケンジが神アストレアといるんだ?まさか何かやらかしたのか!?」

 

「いいえ九魔姫、ケンジは何も悪いことはしてないわ」

 

「では何用ですか?神アストレア」

 

「詳しいことはロキを交えて話したいのだけど、ロキはいるかしら?」

 

「ええ、います。では私が案内いたします」

 

「ありがとう」

 

リヴェリアに連れられてロキがいる執務室に入る。

 

「どないしたんや?アストレア。いきなり訪ねてるやなんて珍しぃなぁ」

 

「実はね」

 

アストレア様は教会であったことを全てロキに話した。

 

「そないなことがあったんか」

 

「ええ。私の眷属が勘違いであなたの眷属を攻撃してしまったの。ごめんなさい」

 

「リオンがすいませんでした!」

 

アストレア様とアリーゼさんは頭を下げる。

 

「まぁ勘違いやったし、怪我もしてへんからええんやない?」

 

「俺も何とも思ってないから大丈夫」

 

ロキも俺もそう言って許そうとしたが、それに待ったをかけるフィン。

 

「そうはいかないよロキ。勘違いだったとしても僕たちの仲間に攻撃したんだ。何かしらのペナルティがないと僕たちにも立場がある」

 

「被害を受けた本人が大丈夫って言ってんだからそれでいいだろが!!」

 

俺は不死鳥の炎を出しながらフィンに言う。

 

「確かにそうだけど、形だけでも何かしらないと今回と同じことが起こった時に僕たちがアストレア・ファミリアを贔屓していると思われる!!アストレア・ファミリアは良かったのにどうしてうちのファミリアは駄目なんだって」

 

フィンの言うこともわかるが、それでもこれは被害を受けた本人の意見を尊重してもらいたい。

 

「主神自ら頭下げに来たんだ!それ以上何を望むってんだよ!!これ以上グダグダ言うんだったら俺はこのファミリアを抜ける!!」

 

「「「ッ!!」」」

 

俺がそう言うとロキとフィン、リヴェリアが驚く。

しばらく沈黙が続き、フィンがはぁとため息をつく。

 

「わかった。今回はこれで手打ちにするよ。ケンジに抜けられるのは僕たちも困るからね」

 

フィンはそう言うが、俺は後2ヶ月もすれば改宗できるようになる。

そうすれば俺はロキ・ファミリアから抜けるつもりだ。

こうしてアストレア・ファミリアとのいざこざはフィンが折れる形で終わったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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