バトルシャトレーヌの真の末っ子(男の娘) 作:トリプルバトルの砂パ
原作:ポケットモンスター
タグ:R-15 オリ主 アンチ・ヘイト AI本文利用 AIのべりすと ポケモン ポケットモンスター 男の娘 女装
バトルシャトレーヌは本当は五姉妹であり、姉がバトルできない時だけ代理で姿を見せる真の末っ子がいると…。
なお、実際は姉たちの趣味で男の娘をやらされている弟だということは知られていない。
※この作品の心情描写はAIのべりすとが執筆しました。
とある地方にポケモントレーナーの中でも選りすぐりの腕前を持つ人々が実力を競い合う施設がある。
挑戦者たちの目標は連勝記録を更新し続けること。
そして、一定の連勝記録を達成した者のみが挑戦できるバトルシャトレーヌ四姉妹と戦い勝利すること。
だが、四姉妹には真の末っ子がいた。
真の末っ子は姉が用事でバトルできない時に代理で姿を見せてバトルをしていた。
そのため、挑戦者たちからは幻の妹が登場してバトルできる激レアイベントと認識されていた。
なお、真の末っ子が妹ではなく弟だと知っているのは本人と姉たちだけである。
また、女装しているのは本人の意志ではなく姉たちの趣味である。
〜〜〜〜〜
ある日、姉に用事ができて、末っ子が代わりに挑戦者とバトルをすることになった。
控え室の鏡の前に立ち尽くし、末っ子は深いため息をついた。
スカートの裾が揺れるたびに背筋に寒気が走る。
肩にかかる長い黒髪のウィッグは重く、頭皮が締め付けられるようで不快だ。
「本当に……、こげん格好で人前に出ると?」
鏡に映る自分は確かに「美少女」だった。
完璧なメイクは次女のラジュルネによって施され、普段の朴訥な顔立ちは魔法のように輝いている。
しかし末っ子の内心は嵐のように荒れていた。
「大丈夫ばい! みんな喜んでくれちょるけん♪」
ドアの向こうからラジュルネの楽しそうな声が聞こえる。
スマホを確認すると、「伝説の五人目」「謎の妹ちゃん降臨」などという書き込みが続々と表示されている。
姉たちの期待に応えたい気持ちはあるものの、男性としてのプライドが傷つくのも事実だ。
「やるしかないけん……。」
意を決してロッカーを開け、愛用のモンスターボールを手に取る。
ボールの中で眠るパートナーたちの気配を感じると、少しだけ勇気が湧いてきた。
どんな外見であれ、バトルの腕前は本物なのだから。
「でも……。」
スカートの裾を掴みながら独り言が漏れる。
「これがいつまで続くばい?」
廊下に出ると、観客たちの歓声が遠くから聞こえてくる。
女装している自分が彼らの憧れの対象になっていると思うと複雑な気持ちになる。
それでも末っ子は覚悟を決めた表情になり、小さく深呼吸をして会場へと歩き出した。
「今日も……、姉さんのために頑張るけん。」
その足取りはまだぎこちないが、ポケモントレーナーとしての自信だけは誰にも負けないものがあった。
末っ子が壇上に姿を現すと、挑戦者や観客たちが歓声を上げる。
末っ子はシャトレーヌとしてのキャラで氷のような無表情で歓声に応える。
姉たちがそれぞれ個性的なため、幻の妹はあえて対照的なキャラが良いという姉の提案である。
末っ子は自分を女性として見ている視線や歓声を感じる。
スポットライトの眩しさが目に刺さるように痛い。
会場の熱気と歓声が洪水のように押し寄せてくる中、末っ子は必死に表情を凍らせていた。
シャトレーヌとしての「無表情」というキャラクター設定を崩さないために。
「きゃー!ほんとに来た!」
「幻の妹ちゃん最高ー!!」
「今日も衣装可愛い〜!」
観客席からの黄色い声援が耳に刺さる。
女装している自分が何故か女性ファンからアイドルのように称賛される現実が、胃の底で消化不良を起こしていた。
(なしてウチが……。)
心の中でそう呟くたび、喉元まで苦いものが込み上げてくる。
本来なら弟として尊敬されたいはずの場所で、女性として崇拝される矛盾。
でもそれを表情に出せば、シャトレーヌとしてのキャラが崩れる。
「……今日も全力ばい。」
声を絞り出すように言った言葉は小さすぎて、歓声に飲み込まれた。
それでも観客たちは勝手に意味を見つけ出して盛り上がる。
相手の挑戦者が入場してきた。
彼は興奮を隠せない様子で、明らかに「幻の妹」との対戦に舞い上がっている。
(気にせんと。ウチはバトルシャトレーヌとして勝つだけばい。)
そう自分に言い聞かせても、ズボンを履いている人たちの中に一人だけスカート姿で立っている違和感はどうしようもない。
モンスターボールを握る指先がかすかに白くなっていた。
開始の合図と共に、末っ子は初めて表情を変えた。
——完全な「バトルモード」の顔つきに。
それはシャトレーヌとして培ってきた威厳の表れだった。
「行くけん。」
その瞬間だけは女装したシャトレーヌではなく、姉たちに劣らない実力を持つポケモントレーナーに戻れた気がした。
末っ子は挑戦者とバトルを行う。
結果として、末っ子は勝利を収める。
控え室に戻ってきた末っ子は先ほどまでの光景を思い返す。
バトルの間は集中していたためバトルに魅入っている観客の姿は見えなかったが、だからこそバトルをしてない時のファンからの視線が記憶に残る。
控え室のロッカーに背を預けた末っ子は、羞恥で顔を染める。
鏡に映るウィッグ姿の自分と目が合い、すぐに顔をそむける。
(あの視線……、忘れられないけん。)
バトル直後の一瞬。挑戦者との握手を交わした後、ふと観客席を見渡した時の光景が脳裏に焼き付いていた。
女性ファンの純粋な尊敬とは別種の熱を持った男性陣の目線。
特に前列に座っていた若い男性二人組の表情は異常だった。
舌舐めずりのような笑み。
じっとりとした眼差し。
服の下を探るような粘着質な視線。
まるで狩人が獲物を品定めするような——そんな生々しい欲望が向けられていた。
「うぅ……。」
思わず声が出た。
女装している自分が男から性的対象とされるなんて想像もしなかった。
体全体がざわつき、鳥肌が立つのが分かる。
特に首筋から腰にかけてが不自然に熱い。
「これって……、セクハラじゃなかと?」
バトルに集中していた時は感じなかった。
勝利の高揚感と緊張感が全てを遮断していたから。
しかし今になって振り返れば——あの試合中ずっと、少なくとも一部の人間は自分をそういう目で見ていたのだ。
「違う……。」
自分の胸に手を当てる。
心臓の鼓動が早く、強くなっている。
「ウチは男ばい……。」
そう呟きながらも、膝上のスカート丈を直してしまう自分がいる。
無意識のうちに身だしなみを整えようとする動きは、もはや条件反射になってしまっているのかもしれない。
スマホを取り出し、「幻の妹」に関するSNSのコメントを検索してみる。
案の定、
『今日も衣装めっちゃエロかった』
『あの脚最高!』
『握手会開催してくれ!』
といった内容が並ぶ。
さらにタグ検索すると
#真の末っ子ちゃんの脚
#幻の妹_生肩
などの文字が飛び込んでくる。
いつの間にか全身が小刻みに震えていた。
こげん仕事は一体いつまで続けると?
窓から見える青空はどこまでも澄んでいるのに、自分の心だけが曇天模様のまま晴れない。
「でも……。」
心臓の鼓動は早いままだったが、心の中は別の気持ちになっていた。
もう一度、SNSのコメントを見る。
体が先ほどとは違う熱さを持っていた。
「こげんたくさんの人がウチで欲情しとーと…?」
スマホ画面に並ぶ言葉たちが、冷たい雨のように胸に突き刺さる。
『今日も衣装めっちゃエロかった』
(やめるばい……、ただの衣装けん。)
指が無意識に震える。
次のコメントをスクロールすると。
『あのふくらはぎ最高!』
血の気が引くような感覚。
女装している自分の体が、赤の他人の欲望の対象になっているという現実が重くのしかかる。
『握手会開催してくれ!』
(冗談じゃなか……。こげん格好で公衆の面前に立つだけでも精一杯ばい。)
眉間に皺が寄る。
しかし、スクロールする指は止まらない。
なぜか気になるのだ。
『幻の妹ちゃん、次の登場いつ?待ってるよ』
『バトル中の表情にゾクゾクした。もっと見たい』
褒められているような気もする。
でも、それが「妹」としての評価なのか、「バトル」の評価なのか判断がつかない。
一番心を乱したのはこのコメントだった。
『正直ガチ恋してる。好き』
息が詰まった。
「好き」と言われている。
羞恥と困惑が入り混じった奇妙な感覚が体中を駆け巡る。
誰かの人生に影響を与えているという実感が生まれてきた。
(ウチは何をしとーと……?)
疑問が頭の中で渦巻く。
女装して女の子扱いされて、それが不特定多数の人の感情を動かしている。
その事実に混乱する自分と、どこかでその現実を認め始めている自分がいる。
「こげんたくさんの人がウチで欲情しとーと……?」
自分の口から漏れた問いかけが部屋に響く。
答えは出てこない。
ただ一つ確かなことは、画面越しの言葉が生身の人間の感情だと知ってしまったこと。
そしてその感情が自分の行動と密接に関わっているということ。
深い溜息をつきながらも、指は再びSNSアプリを閉じようとしていた。
しかしその直前、最後にもう一度だけ画面を眺めた。
(どげんしてウチは……、これを消せんと?)
スマホをポケットに入れた時、手のひらに汗をかいていることに気づいた。
羞恥と戸惑いが混ざった不思議な温もりがそこにはあった。
控え室の鏡に映る自分の姿は、見慣れない光景だった。
腰まで届くウィッグが作り物の肩にかかっている。
スカートから伸びる脚は確かに自分のものなのに、なぜかいつもより繊細に見えた。
(こげん格好で……、何しとーと?)
窓辺に腰掛けながら、再びスマホを開く。
SNSの通知がまた増えている。
タップして開くと、新たなコメントが目に入った。
『幻の妹ちゃんの瞳が綺麗すぎ!吸い込まれそう』
「馬鹿げちょる……。」
そう言いながらも、心の奥で小さな満足感が芽生えていることに気づく。
姉たちの影に隠れていた自分。
家族の中で唯一の「弟」という孤独な位置づけ。
それが今、「幻の妹」という存在に変わったことで注目されている。
(ウチは……、注目されとーと?)
しかし疑問は残る。
『みんなが見ちょるのは本当に"ウチ"ばい? それとも……"妹"ばい?』
手鏡を覗き込む。
化粧で塗り固められた顔。
これは本当の自分ではない。
だが、その偽りの姿を見て人々は称賛している。
「でも……。」
ポツリと呟く。
「なしてウチは……、その称賛が嬉しか?」
窓から射し込む夕日に照らされた自分の横顔を見ながら思う。
女装で得られる承認と引き換えに失ったものは何と?
そしてこれから何を得られるのかもまだ見えないまま……。
少年の心は二つの感情の狭間で揺れ続けていた……。
ちなみに、強制女装の主犯がラジュルネというのはのべりすと君の発案です。解釈違いだったらゴメンね。