全てを持って生まれた少年の話 作:共依存からしか摂取できない栄養がある
客観的に見たら彼らがどういう関係なのか不思議に思うだろう。
灰廻航一、ザ・クロウラー。滑走の個性を持つ大学4年生。
羽根山和歩、ポップ☆ステップ。跳躍の個性を持つ高校3年生。
印照才子。天才とされる、IQの個性を持つ中学2年生。
天道廻。神の生まれ変わりとされる中学1年生。
見事までに全員、年齢がバラバラだった。
「ではまずは自己紹介から致しましょう。わたくしは印照才子。今はただの中学2年生ですわ」
「天道廻。中学1年生です」
「バレてるみたいなので……俺はザ・クロウラー。本名は灰廻航一で、こっちは」
「ホップ☆ステップ。本名は羽根山和歩です」
互いに名前を教え合うと、部屋の主である航一が口を開く。
「それでどうして君たちがここに? 親御さんとはぐれたとか?」
「いいえ、元々鳴羽田には私と廻様だけで来てます。こうしてお目にかかったのは初めてなので気になっただけですの。ザ・クロウラーさんとポップ☆ステップさんは随分とヴィジランテとして知れ渡ってるみたいですし、ね」
「いやあ、最近になってようやく苦労マンからザ・クロウラーと呼ばれることが増えてきましてですね。地道な努力が報われてきたというか」
「それは大変素晴らしいと思いますわ。 ただ捕まらないか心配になる活動ではありますけれど」
「そこはちゃんと言ってたから。コーイチがやりすぎないようにね」
「うん、ダメなやつだって分かる、参考になる人が居たから」
コルクボード、正確にはそこに掛けられている荷物らしき物を見つめる航一と和歩に、廻と才子も目を向ける。
コルクボードには数多くの写真が貼られている。
鳴羽田で活動してきた証拠。
ザ・クロウラーとポップ☆ステップの生き様で、この街にとっては受け入れられてはいるのだろう。
悪でもないが、合法でもない。
それがヴィジランテの存在だ。
個性による、法に依らない個人的な私刑行為は全て犯罪になっている。
本来であればヒーローが取り締まるべき存在であるが、悪事を働かない以上は見逃されている部分が大きい。
それに正当防衛の場合は個性の使用は許可されているのだ。襲われたのに何の抵抗もするな、というのは死ねと言っているようなのなのでその場合は許可されている。
実際にヴィランに襲われて返り討ちにしてる廻もこれに該当するため、セーフというわけだ。
今回に関しては廻と才子が完全に被害者であるため、攻撃もグレーだがセーフ。
ただし正当防衛を著しく逸脱したら犯罪になってしまう点は忘れてはならない。
襲われたからと言って相手を殺したらアウトだし襲われたからといって相手が復帰出来ないくらいボコしてもアウト。
実はかなり、ヒーローとヴィランの境界線というのは簡単に見えて簡単では無い。
「なるほど、反面教師というものですね。それならばまだ会ったばかりのわたくしたちが何か発言するのは間違ってるでしょう」
そう言って持ち運びのティーセットで淹れた紅茶を飲む才子。
一つ一つの所作が綺麗で、見惚れてしまうほど。
慣れてる廻は特に何も思ってないが、二人は違うようで。
(なんか真先輩を思い出すなぁ)
(中学生って言ってたけど、そう見えないわね……視線が吸い寄せられるくらい綺麗だし)
航一は自身が世話になった先輩を思い出し、和歩はただ視線を向けていた。
そして隣の、仏頂面の廻にも向けられる。
(どういう関係なんだろ)
見た目は悪くない。
なんなら白髪に近い才子と黒髪の廻は並んで座るだけで色合いは悪くないだろう。互いに容姿が優れていて、釣り合ってるとも言える。
友人、かと言われたらそうは見えない。そもそも互いに“様”を付け合う相手など見たこともない。
二人の名前を思い出した和歩は、自身の記憶にある者たちなのか確かめるべく口を開く。
「ずっと気になってたんだけど……天道と印照ってあの天道と印照?」
「あの?」
「和歩さんがどの天道と印照の名を指してるのかは分かりませんが、ここ最近で有名なのだと言えばサポートアイテムの先端を走っている方、と言えば分かるでしょうか」
「やっぱり!」
「そんな有名なの?」
「有名というか超有名ね。分かりやすく言えばお金持ち」
「お金持ち」
「まぁ……間違ってはおりませんわ」
「そうですね……簡単に言えばそうなります」
同じ名前の大きい会社や財閥は存在しないため、該当するのは限られる。
和歩は知っているようだが、航一は知らない様子だった。
めちゃくちゃ簡単に訳されたことに二人は苦笑いしていたが。
「私もそこまで詳しいってわけじゃないんだけどね。天道と印照と言えば、ここ数年で頭角を現したグループよ。印照の名は知られていたけど、天道という名前はほぼ無名だったの。ただ6年前くらいかな? 様々なビジネスに手を出しては成功を収めて、勢いが乗っていると言われるくらいには注目されてるのよ。1番はやっぱりサポートアイテムの影響が大きいみたいだけどね。最先端にまで上り詰めたらしいわ」
「ちなみに大半が廻様の案ですのよ」
「へえー。廻くんが? すごいね」
「凄くはないですよ。普通にやっただけです」
「俺、サポートアイテムとかは作れないからよく分からないけど難しいことでしょ? インゲニウムさんとかイレイザーさんは使ってるみたいだしプロの方々が使うものだよね」
「そうです、廻様は凄いのです」
プロテクターはあるが、航一のはあくまで市販で売っているパーカーで耐久性はない。
サポートアイテムも特にないが、ヒーローが使うものというのは知っている。常識というのもあるが、作るのは簡単では無い。
案を出したとはいえそれが子供、それも6年前と考えたら小学生の時からやってると考えたら凄いとしか感想が出ないのが自然だ。
自慢するように才子は誇らしげにしていたが。
「才子様の方が凄いですよ。僕一人の力じゃありません」
「まあ……廻様ったら」
「最初に会った時から思ってたけど、二人とも仲良いね」
「いや絶対違うでしょ……」
謙遜する廻に肩を寄せる才子を見て、航一は微笑ましそうに見ていた。
そんな航一に軽く肘を入れる和歩だった。
和歩の目から見て、明らかに普通の関係ではないのは分かる。二人の雰囲気が甘いというか、醸し出す空気が友人のそれではない。
空気を読めないことで定評のある上に唐変木の航一には気づけるはずもなかった。
「僕のことよりも、本題に入っていいですか? 不躾だとは思いますが、ザ・クロウラーにお願いがあります」
「俺? 出来ることなら力になるよ。言ってみて」
「では」
元々ここに来た理由はヴィジランテの二人に会いに来たというもの。
何か困り事があるならば解決してあげたい。
人が躊躇する部分に簡単に手を伸ばしてやれるのが、灰廻航一という人間だ。
「ヴィジランテとしての活動を見せてもらってもいいですか? もちろん誘導などではお手伝いします。ただ普段何をしているのか、それを見たい」
「そんなことでいいなら別にいいけど……それならヒーローの方がいいんじゃ?」
あっさり即答したが、航一の言葉も間違ってはいない。
そもそもヴィジランテはヒーローではないからだ。ヴィジランテとして活動している航一が言えることではないが、活動を見るならヒーローの方が最適だろう。
そのことに廻は首を横に振った。
「俺が求める“答え”をヒーローが持ってるとは思えない。オールマイトならば持ってるかもしれません。ですがオールマイトと会うなど困難でしょう。ただ俺は俺が目にしたものを信じる。ザ・クロウラーの評判も含めて感じました。貴方の活動を見れば答えを知れるかもしれない、と」
「うーん。よく分からないけど、俺たちの活動を見ることに意味があるってこと?」
「そうなります」
「そうなんだ。ポップはどう思う?」
「え? まぁ、褒められたことではないとは思うけれど、本人がこう言ってるしいいんじゃない? 別にヴィランと戦いに行くわけでもないし、普段のコーイチの姿を見せるだけなんでしょ」
「それもそうだね。うん、俺に出来ることだしこんなことで君の助けになれるならいいよ。ただヴィランの相手をするのはなしでね、今回は巻き込んじゃったけど流石に中学生の子に俺たちがやってるようなことをやらせる訳にはいかないし。それは俺も罪悪感あるから」
「分かりました。ありがとうございます」
何もヴィランと戦いにいくわけでもなく、簡単に言えば奉仕活動をしていることの方が多い。
廻が普段のザ・クロウラーの様子を知りたいと言うならば、だいたいはそれになる。
流石に自分たちが勝手にやっているヴィジランテ活動に子供を巻き込む訳にはいかない、とは思っているが見る程度なら別に廻がヴィジランテとして扱われないのもあるだろう。
何より航一の目には、無表情の廻は別のように映っていた。
(なんていうか、
航一が勝手に思ってるだけ。
実際には表情にも出ていないが、それは間違っていなかった。
廻は中学に上がってもなお、答えを見つけ出していない。
今の彼はただ目標もなく彷徨い続けるような、そんな迷子の子供とも言える状態。
常に人助けばかりをしてきた航一だから、何となく気づいたのもあるかもしれない。
「わたくしも付き添わさせてもらいますわ。こうして出会えたのも何かの縁です。わたくし対等な友好関係は築いたことはありませんので、せっかくなら航一さんや和歩さんとはそういった関係を築きたいと思ってます」
「家の方は大丈夫?」
「鳴羽田ではありませんが、ホテルを取ってあるので問題ありませんわ。学校の方も休みに入っておりますので」
「そういえばもうそんな時期かぁ」
本来東京に住んでいない二人がここに居ることから、学校帰りや休日に来たわけではないのは想像に容易い。
中学生ということは部活に入ってなければ夏休みというものを用意されている。
その期間を使って来たのだろう。
「さて、話は済みましたしこの辺りで失礼致しますわ。あまり長居するのはご迷惑になると思いますので。貴女もその方がよくなくて?」
「な、なんのことですか? 別に気にしてませんけど……っ!?」
ふと、才子の視線が和歩に向けられる。
まるで見透かしてるのような視線にあからさまに動揺する和歩に対し、才子は小さく笑い、男性陣は首を傾げていた。
「正直人が居ることには慣れてるから気にしないんだけど。せっかくならさ、晩御飯食べていかない? 二人が良ければなんだけど、作りすぎちゃって。力になって欲しいなーと」
「……和歩さん。大変ですわね」
「……ええ、まあ。こーいう人なんです」
せっかくの気遣いをあっさりと無駄にする航一に対し、才子は察したかのように同情した目に変わっていた。
和歩はここに来て初めて、何となくだが彼女とは仲良くなれる気がした。
「どうしますか、才子様に任せますが」
「ご馳走になりましょう。少々和歩さんともお話したくなりましたので」
「そうですか、分かりました。では航一さん、手伝いますよ」
「本当? 助かるな。捨てるのは勿体ないしどうしようか悩んでいたんだよね。ああ、ただ二人の口に合うかな。俺、そんな高級店みたいな料理作れないし」
「問題ありません。料理の味がすればそれは料理でしょう。高級店であろうと庶民店だろうと作る人の気持ちが大切なのでは? よく言うでしょう、親しい人が作った料理は味が不味くても気持ちが籠っているから美味しく感じると。航一さんが手間を掛けて作ったのであれば。それだけで十分なスパイスになると思います」
「……君、本当に中学生? そう言ってくれるのは嬉しいけどね!」
「よく言われます」
「言われるんだ……。そういえば個性も凄かったしなぁ。どんな個性なの?」
「俺の個性ですか。一言で言えば難しいんですけど――」
決まったため、航一を手伝いに行った廻は既に会話をしてコミュニケーションを取っている。
そんな廻を嬉しそうに見つめる才子に、和歩は才子と廻に視線を往復させていた。
「如何なさいました?」
「う、ううんなんでもない」
「そうですか。ちなみに和歩さん、そこの問題、答え間違えてますわよ」
「……え。ホントだ!?」
流石に出会って早々に関係性を聞くというのは図々しいにも程があると感じて言い出せなかった。
誤魔化す和歩に特に追及は来なかったが、広げていたノートの間違えている部分を指差す才子に和歩は問題と答えを見比べて、間違えてることに気づいた。
それよりも高校3年生の問題に中学2年生の才子が指摘してきたことに和歩は驚いていた。
「もしかして印照さん……凄い頭良い?」
「ふふ、そうかもしれません。それと才子でいいですわよ。先程言いましたが、対等な関係を築きたいので。学校や家の周囲ではそういったものは難しいですから」
「じゃあ才子ちゃんって呼ぼうかな。なんというか、家が裕福なのはそれはそれで大変なのね……。お金持ちに対するイメージは変わったかも」
「一言で言うならば色々と面倒な世界ですの。幼い頃から色々習い事をさせられたり関係を強制されたり悪意に晒されたり、お金持ちだからといって体を狙われることも多々ありますわ。自分で言うのもなんですが、わたくしの容姿は整ってますし。それにそういった面だけでなく、身柄を確保すれば身代金を得られると考える悪い方々も多いですしね」
「うわぁ……ドラマや漫画でよくあることって本当に起きるんだ」
「ええ。ですがまあ、わたくしには廻様が居ますから。どんなことがあっても大丈夫ですの。彼はわたくしの
そう語る才子は頬に手をやり、何処か熱のある視線を向けている。
こちらに背を向けている男性陣。
和歩はほんの少し、いやかなり羨ましく感じた。
才子は感情をストレートに出している。
和歩は航一に好意を抱いている……が、ちゃんと表に出せたことはない。
「和歩さんには和歩さんのペースがあります。他人と比較してはいけませんわよ」
「お見通し……なのね」
「人を見る目がなければ社交場ではやっていけませんので。それに……恋する乙女同士、分かることもありますでしょう?」
「恋っ……! と、というか……やっぱり才子ちゃんって、廻くんのこと……」
「好きですわ。いいえ、愛してますわね」
思うことは簡単だろう。
しかし言葉に出すのはどれだけ難しいのか。
本音を曝け出して受け入れられる保証なんてどこにもない。その恐怖は途方もないものなのだから。
「和歩さんは自信がないのでしょう。一度喧嘩をしてでも互いに“話し合う”ことを成されては? 少なくともわたくしと廻様は互いに話し合いましたわ。例え怖くとも、心に押し止めてる方が辛いですし、思いをぶつけ合うことが出来るのが人間というものでしょう」
「話し合う……か」
「ゆっくりでいいのです。しばらくはわたくしたちも滞在すると思いますし、恋愛相談くらい乗りますわ。こういう話も、してみたかったので」
「才子ちゃん……うん、ありがと。そうね、1歩でも踏み出すことが大切だものね」
「そういうことですわ」
こういうタイプの人間が和歩の周りには居なかったが、背中を押されたような気がしてほんの僅かに、和歩は勇気が出来た。
想いを言葉にするのはまだ出来ないかもしれない。ただそれでも、相談相手が出来たというのは心強く感じた。
「お二人さん出来たよー」
「お持ちしました」
「あの、この話は……」
「もちろんです。女の子同士の秘密、ですからね」
「はい、そうしてもらえると」
皿を持ってくる航一と廻を見て机に置いてあったノートを畳んで退かしながら、内緒話するように声を小さくする。
何か話し合っていた姿に航一と廻は不思議そうにしつつ、航一は今の彼女は機嫌がいい時のホップだと思った。
「ホップ、なんかあった?」
「ん〜? 秘密。ね、才子ちゃん!」
「ええ、女の子には秘密があった方がミステリアスで素敵でしょう?」
「そうなの?」
「……僕に聞かれましても」
顔を見合せてはそう語る和歩と才子に、航一は隣に居た廻に聞いた。
が、廻はそういったことはよく分かってないので分かるはずもない。
分かるはずはないが。
「あら、廻様。ヤキモチですか?」
「…………」
その顔は、不満そうではあった。
無言で目を逸らして皿を置いて戻っていく廻に表情を柔らかくした才子はゆっくりと立ち上がり、その背を追っていく。
「ご心配なく。わたくしが心からお慕いしているのは貴方様だけですのよ、廻様」
そして才子は後ろから両腕を廻の胸に回して抱きしめるように、耳元で囁いた。
廻が僅かに固まり、再起動する。
「……料理が冷めるので」
「ええ。そうでしたわね」
解放するように両腕を降ろして自由にさせると、廻は皿を両手で持ってまたテーブルの方へと向かっていく。
その後ろ姿を見ながら耳が赤くなってることに気づいた才子は、内心で溢れそうになった想いを押し留めることに全力を注ぐことになった。
(ヤキモチを抱く廻様もまた良いですわね……。同じ立場ならわたくしも同じことになっていたでしょうが)
ふと考えてみる。
完璧なイメージを作り出す。
廻と、知らない誰かが仲良さげに秘密を共有する姿。
皿を置いたからか、戻ってきた廻がまた移動しようとしたところで才子は裾を握る。
「……才子様?」
「廻様はわたくしだけのものです」
「……?」
急に言われて困惑したが、皿を元の位置に戻した廻は才子の頭に手を置いてそっと撫でる。
「大丈夫ですよ、特に何も隠してません。才子様ではなく、彼女――和歩さんに関係することなのでしょう。でしたら気にしないでください」
「ええ……感謝いたしますわ。ヤキモチを抱く気持ちは、簡単に理解出来てしまいますわね」
「……そんな才子様も可愛らしいと思いますが」
「ん……あまり言わないでくださいまし。恥ずかしくなりますわ」
「そうします、見せたくないですから」
ついぞ我慢出来ず、才子は背中にくっついた。正確には顔を隠すように埋めたと言っていいだろう。
改めて料理を運ぶ廻とその背中に引っ付いたまま動く才子に、戻ってきた航一は不思議そうにしていたが、食卓に並ぶ頃には回復したようで普通に料理を食べて、持ってきたスイーツを食べて、少々話した後に廻と才子は今度こそ帰ることにした。
「ではまた、明日に伺いますわ」
「明日はよろしくお願いします」
「うん、退屈かもしれないけどね」
「才子ちゃん気をつけて帰ってね」
一言だけ交わして一礼したあと背を向けると、屋上から降りるために廻が才子をお姫様抱っこで抱える。
そのまま普通に屋上から飛び降りて着地したあとは手を繋いで恋人繋ぎにしながら二人は歩いていた。
「答え、見つかるといいですわね……廻様」
「……申し訳ありません、時間を使うことになって」
「いいえ、わたくしはお傍に居られるだけで十分ですの。廻様の悩みが解消出来るのが1番嬉しいですから」
交わることのないはずの、ヴィジランテとの出会い。
灰廻航一と羽根山和歩。
二人との出会いが一体どういう影響を齎すのか、それは誰も知ることはない。
「――天道廻。コーイチと共にヴィランを撃破するのは見てたけど、どうにも