化けガラスってマジっすか……。   作:SOGEKIKUN

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 さてっ!第三章も始まりましたね!!第二章と話は地続きになっておりますが、引き続き頑張っていきます!!

 なお、プロローグが終わるまでの間は日常が続くようです。




「月って美味しそうじゃない?餅みたいじゃん?私は特に餅月が好きです。え?望月だろって?」の章
プロローグ「日常で非日常ないつもの朝」〜(前)〜


 

  

 

 

 

 椛は文様の部屋に入室してからこの数十分ほどの間、ずっと悩み続けていた。

 

 

 

 目の前で人前に出せないほどの緩みきった表情を見せながら寝ぼけている"友人"に対して起こすべきなのか、幸せな記憶の中のを見せつづけるべきなのか。

 

 

 

「はぁ………もう…皆〜。擽ったいよ〜やめて〜……グフフ………。椿ちゃ〜ん!……止めて〜!あははは……。」

 

 

 

 恐らく、飛燕様は二百年以上前のあの時の、何度か海で集まって遊んだ時の記憶の一部を夢の中で見ているんだろう。

 

 

 椿様が亡くなってしまってからはだんだん頻度が減ってしまった海辺での遊び。

 

 

 もう、最後に行ったのは十年前くらいだった筈だ。

 

 

 椛はそのことを思い出して、少しだけ皆でまた海に行きたくなってしまったが、今は我慢することにした。

 

 

 なぜならば、頻度が少しずつ減ってしまったのは、海に行くたびに飛燕様が僅かに悲しい顔を浮かべてしまうからだった。

 

 海で遊んでいる時は、飛燕様は私達のように楽しそうな顔をしているが、ほんの合間だけ悲しい表情を浮かべてしまう。そう。ほんの一瞬だけ。

 

 その後はすぐに楽しそうな表情に戻るのだが、椛はその顔をしている彼女の表情が忘れられなかった。

 恐らく、皆も明言していないだろうが、同じ気持ちだったのだろう。

 

 この二百年間で何十回も皆で集まり楽しむたびに少しずつ飛燕様のあの忘れられない表情に皆が気づいてしまい、遠慮してしまうようになったからだった。

 

 これらの理由が、私たちの海に集まって遊ぶ頻度が低下した最たる理由だった。

 

 

 

「ふふふ〜。皆〜可愛いなぁ〜〜。」

 

 

 

 今だって、こんなに幸せそうである。

 

 

 だが、その幸せは今の幸せとは違う幸せ。そう、今夢の中で見ているモノは既に過去となった幸せだった。

 

 飛燕様は過去を受け入れて、今はちゃんと目の前を向くべきなのだから本来は椛は今すぐに起こすべきなのだ。

 

 

 しかし、二百年前までの数十年間は本人にとっては思い出深い夢。それを夢の中とはいえ、楽しそうに思い出しながらも味わっているのに、今すぐ起こすべきなんだろうか?

 

 

 今までは、元主人である文様の友人として私は彼女を奉仕する立場であったが、異変以降、私は新しく出来た部下の千堂優月を始めとした疾風諜報隊の部隊編成に組み換えられている。

 

 既に主人達は上司であり対等な友人に、そして、目の前の化けガラスは主人の友人から完全なる椛の友人の立場に変わってしまっていた。

 

 だから、椛は幸せな夢を邪魔するということに対する罪悪感とこの前の立場の変化による困惑という理由もあって、飛燕様を起こすべきか起こさないでそっとしておいたほうが良いのかを苦悩しているのだ。

 

 

「………文様は既に起きて、天魔様とお忍びで新しい住宅の準備の為に、必要物資の買い物をしにお忍びで中心街に出立しておりますのに……起こすべきです。椛。」

 

 

 …………そういえば?八大天狗異変の後に立て続けに昨日までの3日間の宴の給仕や鬼の飲み相手にあてがわれたという話は元三ノ巡回隊の人達に聞いていたが、やはり疲れが溜まっていたんだろうか?

 

 いつもは早起きな飛燕様にしては珍しく寝坊をしている。

 

 

 もう既に、太陽は昇りきって朝は終わり昼前と言ってもいい頃合い。

 

 起こすべきだと椛の胸内は断言しているが、それでも椛はいま、幸せそうに夢をみている大切な家族であり、大切な友人には、出来るだけ幸せでい続けて欲しいと願ってしまうのはやはり、"罪"なのだろうか?

 

 

 だが、今までの関係上が主人の友人から、対等の友人に変わってしまってから、椛はどう対処すれば良いのか分からなくなっていた。

 

 

「こういうときは、友達として起こすべきなんでしょうか?元従者として厳しく起こすべき何でしょうか?………いえ…これは言い訳ですね。私は飛燕さんのあの悲しい顔をみたくないのでしょうね…………はぁ……。」

 

 

 そう、ずっと迷い続けるようにため息と独り言を吐きながら、寝ている化けガラスの女性を眺めているだけの椛にはどうすることが出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少しして、文様の部屋の窓に太陽の光が届く程、太陽の位置が昇ったきた頃。その光に気がついた飛燕様は目を擦りながら身体をくねらせ始めた。

 

 

 そろそろ意識もはっきりと覚醒してくる頃。なら、今こそ起こすべきなんだろう

 

 

 

 ― ユサ ユサ ―

 

 

 

 

「飛燕様?飛燕様?………起きてください。」

 

 

「う〜ん…………。椛ちゃん……?」

 

 

「はい。そのとおり、私は椛ですよ?早く目をお覚めになられてください。」

 

 

 

 ― ユサ ユサ ―

 

 

「………うん。」

 

 

 

 私が優しく揺すってみれば目を軽く擦りながらもパチパチと目を開けて、眠そうに私をボーと見てくる。

 

 

「あれ?………ここって……?海の雑魚寝部屋じゃ………?」

 

「………………。」

 

 

 そう……純粋そうに不思議そうに無邪気に聞いてくる飛燕様の言葉に、私は内心胸を締め付けられそうになってしまていた。

 

 ……………私は、飛燕様に友として不誠実な嘘はついてはいけない。だから、しっかりと飛燕様に残酷な真実を教えなけばいけない。

 

 それが、凄く辛かった。

 

 

「…………ここは天狗の里ですよ?飛燕様?」

 

 

「あれ?……えっと…………。」

 

 

 そうして、飛燕様はゆっくりと眠気を覚ましながら昨日までの記憶を思い出していき、思い出した途端に、

 

 

「……あ〜?…………うん。そうだったね。」

 

 

 あの時と同じ、物憂な悲しい表情で私に微笑みかけてきた。

 

 

 

 その表情を見るだけで、飛燕様から嗅ぎ取れる悲しい感情の匂いに胸の中がギュウッときつく締め付けられそうになる。

 

 

 それが、彼女がまだ今は亡き濃い緑髪の彼女の後ろ姿を忘れられていない証拠となって、それを見せつけられた椛は彼女のその悲しそうな笑みに胸が締め付けられそうになる。

 

 

 だがしかし、居間の椛はこの感情の制御の仕方を、既に愛宕山大天狗様と共に京都へとお帰りになられた鞍馬大天狗様から授かっていたお陰で知っている。

 

 

 だから、椛は泣きそうになる感情を胸の内側に流し込んで、あえて知らないふりをしてあげながら、努めていい笑顔で朝の挨拶を声にだすことにした。

 

 努めて、笑顔で。まだ、傷の癒えぬ彼女を少しでも安心させる為に。

 

 

 

「おはようございます?飛燕様。もう、朝は過ぎましたよ?」

 

 

「うん。おはよう。椛ちゃん。起こしてくれてありがとね?」

 

「はい、どういたしまして。飛燕様。」

 

 

 

 

 気がつけば、あの心にビビが入りそうなほどの悲しい微笑みは飛燕様から消えて、代わりにいつもの元気な御姿へと変わってしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 椛ちゃんに起こされた後、私は椛ちゃんと一緒に文と私の分の布団を押し入れに片付けていった。

 

 その後は、文の部屋から退出し、他にも炊事の仕事へと向かうらしい椛ちゃんとは一旦お別れして、今、天魔の屋敷の中を定食に向かって行くところだ。

 

 椛ちゃんは真面目だよね〜。もう直ぐ天魔の屋敷でのお仕事とは暫くの間、お別れらしいから世話になった同僚に挨拶するんだってさ。それにしても忙しそうにしてたね?理由はそれだけでじゃないっぽいけど………。

 

 

 

「ふぁ〜〜。それにしても、久しぶりに椿ちゃんの夢を見たな〜。くっきり椿ちゃんの顔が出てきたお陰で、少しずつぼやけ始めてた椿ちゃんの素顔の記憶も思い出せてラッキーだったね。」

 

 

 もう……椿ちゃんと死別してから、二百年以上も経つからさ。思い出は消えないけど、どうしても今の沢山の記憶の情報に、少しずつ昔の記憶は流されて溢れていっちゃうんだ。

 

 

 これは宿命だとは割り切ってはいるんけど、椿ちゃんの記憶か揺らいでいるようで、少しだけ悲しいことだよね。

 

 

「……………まあ、大丈夫。こうして夢とかで思い出せたり記憶の補完が出来るんだからいいとしようかな?

 春宮に大切に保管しておいた写真のアルバムを後で掘り起こして見返せば椿ちゃんの顔もまた思い出せるしね。忘れることがあっても大丈夫。」

 

 

 ちゃんと、覚え直さないと。写真とかは残ってるんだし、忘れてしまったら、春宮の蔵書の奥ににあれだけたくさん保管してある70年分のアルバムを全部見返して思い出そう。

 

 記憶の奥にしまってある引き出しと共にさ。

 

 

 そしたら、椿ちゃんも喜ぶはずだ。

 

 

 まあ……100冊はやり過ぎたけどね。ふふ……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………………また椿ちゃんと抱きしめ合えたらなぁ〜。

 

 

 

 あの、温もりも優しくつつみ込んでくれる彼女の微笑みも、もう………今は味わえない私の思い出としての過去の遺産だ。

 

 

 それが、少し悲しくなってしまう。

 

 

 

 

 おっと……駄目だね私。こんなにしんみりしてたら椿ちゃんが怒っちゃうだろうしね。元気を出さないと。

 

 

 

「あっそうだ。にとり達を探して最近の記憶も写像させてもらおうっと。」

 

 

 ― ホーホケキョ ―

 

 

 

 まだまだ春も中盤を迎えていて、春の鳥が聞こえる中をそれっきり黙った私はパタパタと和式で出来た木造の天魔の屋敷の廊下を歩いて、定食場へと向かっていった。

 

 

 

 椿ちゃんの温もりを記憶の夢で、僅かに思い出せたことに気分を高揚させながら。

 

 

 まあ……身体に嫌でも刻みまれてるけどね。あの優しくて心地よい温もりも、全てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 やがてすぐに定食場へと辿りつくことが出来た私は、辺りに誰もいないことに気がついた。

 

 

 

「あれ?皆いないな?あっ…そっか………もう、朝の終わりかけの時間だもんね。じゃあ皆。仕事に言っちゃったかな?まあ、寝坊したし、誰もいないのは仕方ないか。」 

 

 

 

 そうじゃん。もう前世の時刻なら10時を上回ってるから居ないのは当たり前じゃん。まだ寝惚けてるらしいね。

 

 

 そんなことを思いながら、私はいつもよりも断然遅いご飯を頂こうと定食場に一つ朝食を注文してた後は、調理場の狼天狗ヒト意外はの殆ど誰もいない食堂でまだ冷めない頭でボーとしながら料理が出来るのを待っていた。

 

 

 この食堂で、一番ヒトが集まる朝昼晩の時間帯のいつも騒がしい食堂も、今はかなり遅い時間帯なので、給仕係が私の注文の朝食の準備と、これから近づいてくる昼ご飯の準備をしている音以外は比較的に静かだった。

 

 

 その静けさと料理の音を聞きながら、私は朝ごはんの味噌汁や他の食べ物の匂いから、日替わりメニューである朝ご飯の献立について想像を膨らませながら想像して朝食が出来上がるまでの少しの時間を潰していく。

 

 

 この匂いは……鯖の塩焼きかな?今日は魚だってね。海の記憶の夢を見てたのあって食べたかったから、丁度いいね〜。

 

 

 そんなことを考えている内に、定食場の給仕係の狼天狗のヒトから声をかけられたので、それを受け取って待っていた席に戻り静かに手を合わせて、

 

 

「頂きます。」

 

 

 

 と声に出して、箸で鯖の塩焼きに箸の切っ先をくわえた。

 

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

 

 

 

 

 予想通りに鯖の塩焼きが出てきたことに小さな幸福感を感じで喜びを得ながらも少しずつゆっくりと食べ進めていくと、私の能力で見覚えのある電波源を感じ取って顔を定食場の入り口の方へと向けると、私以外の寝坊助が入ってくる姿が見えた。

 

 

 

「ふわぁ〜〜。あれ〜?ひえん?貴方も寝坊したの〜?ふぁ〜。」

 

「おはよう。はたて。よく眠れた?」

 

「うん。おはよう。よく眠れたよ〜?まあ、頭は痛いけどね〜。」

 

 

 定食場に入ってきた私と同じ寝坊助者の正体はどうやら、はたてのようだ。

 

 そんなはたては、私が食べている今日の朝食の献立を知り、眠気が吹き飛んだようでキラキラとさせながらヨダレを垂らし始める。

 

 

「朝ご飯の献立は鯖の塩焼きなんだ〜!私も早く頼も〜っと♪」

 

 

 そうして活力を漲らせて、目をキラキラとさせながら朝から天狗の速さで素早く注文し終えたはたて。

 

 私がさっき注文していたお陰なのか、朝食の準備は早く出来るらしく、配膳係の睦月の狼さんから、直ぐ様注文の朝食を受け取ることができたので、はたてはそのまま素早く私の隣に躍り出て座り、鼻歌混じりにお箸を握って朝食を食べ始め出した。

 

 

「そういえば、はたて?椛ちゃんの朝食はどうしたの?いつもは椛ちゃんに作ってもらって、それを食べてたのに?」

 

「いただきまぁ〜す!……―パクッ―…ン〜〜♪…―モグモグ―…美味しい〜♪………―モグモグごくん―……今日は椛は忙しくて用意出来なかったって〜。だから、定食場にすることにしたんだ〜!」

 

「なるほどね〜。………それで?龍さんはどうしたのかな?モグモグ」

 

「おかあさんは昨日、天魔様と飲んでたせいでおかあさんの自室で椛に看病されてるって〜。」

 

「あ〜。なるほどね。それで、椛ちゃんが忙しそうにしてたのか〜。」

 

 

 天魔様こと、『射命丸凛楓(しゃめいまる りんか)』さんはあのポンコツ駄目親なのに意外にもしっかりしているし、ついでに天狗の中でもかなりの酒豪である。

 

 昨日の3日間の最後の宴の中でも、鬼の四天王に張り合うレベルで最後まで全然酔ってなかったからね。

 

 あのヒトと一緒に飲む時は、鬼と飲む時と同じくらいの覚悟で飲まないといけないらしい。文も酒豪なのでこういう所はやっぱり親子の遺伝の要素なのかもしれない。

 

 まあ、妖怪に遺伝もクソもないんだろうけど。

 

 

 そんなヒトと飲めば酒が強い龍さんも酔いつぶれてしまうのは仕方がないのかも知れない。

 

 

 いつもお疲れ様です。龍さん。

 

 

「そうだよ〜?まあ、もう直ぐ一人前になる儀式も始まるし、自立しないといけないから、私とあやぁはやっぱり、椛離れしないといけないよね?」

 

「あ〜ね。もう直ぐ文とはたては一人前になるもんね。」

 

「うん。異変が起きちゃって、私達よ一人前の儀式が延期されちゃったからね。それがもうすぐ始まるから心変わりをしなきゃいけないんだよ〜。

 でも、その時には椛の朝食も普段からたくさん食べれなくなるのは少し、寂しくなるな〜。」

 

「まあね。椛ちゃんの料理も美味しいからな〜。私も料理の知らなかったコツも教わることも多かったし。」

 

「うん。椛って、狼天狗の中でもかなりのお嬢様生まれだっておかあさんから聞いた時はびっくりしたけど、本当にお料理が上手だもんね〜。」

 

「ふふ…そうだね。それに、離れて依存が抜ける時が一番辛いだろうけど、それは最初だけだよ。慣れたら気にしなくなるし、大丈夫だよ。」

 

「うん!……その時はさ?ひえんの料理を教えてくれる?」

 

 

 そう言いながら上目遣いでかわいらしく私におねだりをしてくるはたて。

 

 グフフフ。お姉さんのこと誘ってるならはたてちゃんを料理して食べちゃうぞ?

 

 

「いいよ〜?でも、その時は私だけじゃなくて、椛さんや龍さんにも手伝って貰ったら?その時は文にも教えなきゃいけないし、きっと椛さんと龍さんの二人も喜ぶとおもうんだよね〜?」

 

「それも考えたんだけどぉ〜……椛やおかあさんに私が少しでも成長して貰ったのを知って貰って安心して貰いたいんだ〜!だから、まずは飛燕にだけ教わって、その後に安心してもらってから教えてもらうことにしたの〜。」

 

「あ〜ね?……成る程ね?………はたては独り立ちの為の第一歩に料理を学ぶってことなんだね?」

 

「うん!そうだよ。それで椛にも頼られるくらいの立派な鴉天狗になるんだ〜!」

 

「ふふ……そう。それはいい心構えだね。」

 

 

 なんだか、はたても随分と精神が成長してきたね。大人になってきたというか、自立心が芽生えたというか。

 

 

 私はモグモグとお口に沢山朝食の鯖の塩焼きと白米を頬張っているはたての様子を見ながら、まだ幼かったはたてとだんだん身体が大人びてきたはたての姿を脳内で比べて、ほのぼのしていると、はたては私の視線にふと気がついたのか、少しだけ顔を赤らめて私を見つめ返してきた。

 

 

「ング?………ど……どうしたの飛燕〜?」

 

「いやね?なんだか、はたても大人びてきたんだなって、凄く成長したんだなって思ってさ。

 最近は身長もグングン伸び始めてるし、そろそろ文の身長に追いついてきたじゃん?そしたら、そのうち文の身長も越すのかな〜って?」

 

 

 実際に、今のはたては中学生くらいに入ったばかりって感じだ。化粧もするようになったし、なんだか成長が益々進んできているのが感慨深いなぁ〜。

 

 お姉さんは文とはたての成長に感動しちゃったよ。ほんと。

 

 

 私がはたての成長を褒めてあげると、はたては箸を一時止める。嬉しそうにはにかみだした。

 

 その可愛らしい笑顔に朝からやられてしまった私は、いつの間にか彼女の大きくなってきた身体に抱きついて、犬よろしく並に可愛がってしまっていた。

 

 

「……そうなんだぁ〜?うふふふ〜♪」

 

「はたてはやっぱり、本当に可愛いなぁ〜…お〜よしよし!」

 

「わ〜!もう私は大人なんだから〜撫でるのはやめてよ〜!」

 

「はいはい。はたては大人だからね。でも……撫でるのは駄目か。」

 

 

 はたての頭ももう撫でられないのか……少し寂しくなるけど、本人が嫌なら辞めようか。無理強いは駄目だろうし。

 

 

 そう、落ち込む私に、はたては上目遣いで、目を僅かにそらしながらこう言ってくれた。

 

 

「………でも、私の部屋にいる時とか二人っきりの時だけならいいよ?」

 

 

 

 はぁ〜〜!!はたて〜〜!!落としてから一気に上げてくるなんて…………今のは100点満点です。お姉さん今限界突破しそうになったからね!!食べちゃいたい!!グヘヘへ

 

 

「そうだね。それは、二人っきりの時にだよね?はたて?」

 

「うん!………後…青娥とやった胸のもみ合いの意味も、後でその時にちゃんと教えてね?」コソッ

 

「…………ふっ……分かったよ、はたて。でも覚悟してね?私の教え方は刺激的だからさ?」

 

「うん?分かったよ〜?」

 

 

 結婚しよう。はたて。グフフフ。

 

 

 

 

 

 (次回に続く)

 

 

 

 






 本編ではあまりオリ主との、はたてと椛ちゃんの絡みが少なかったので描けるようになって嬉しいですね〜。


読者の皆様にとっての女オリ主のイメージを教えてください!

  • 可愛い! ここに皆入れてね!
  • 格好いい! そう?まあそれもありだね?
  • 美しいね! エヘヘー分かってんじゃん!
  • 変態! でも変態なお姉さんは好きでしょ?
  • 人情姉さん! 私についてきな!君達!
  • 大人なお姉さん! 妥当だよねー!うふふ♪
  • 乙女だよ! 分かってるねー!
  • 人妻最高! 良い子の皆は入れないでね?
  • 未亡人最高! なんか投票欄が怪しくない?
  • もっと強くなれよ! あっはい、頑張ります
  • ポンコツだね。 ん?これは褒め言葉?
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