都市少女ノ鏡世界 作:都市の大魔女
「ごめんなさい……」
「けど、これで指令は遂行されましたね……!」
椅子が一つ置かれた部屋。
座らせられた死体の片隅には目隠しをした少女が立っている。
【メルルへ】
【部屋の中で女性の死体をバラバラに解体し、隣の部屋で元通りにして座らせなさい】
「可哀想でしたけど……必要なことでしたから。」
「メルルさん。新しい指令です。」
「わ、分かりました。次は何でしょうか……?」
【身長150センチから155センチの人間の大切な物を奪い、親しい者と喧嘩させなさい】
「お前が盗んでったんじゃないのか!!」
「そんな訳ないでしょ!知らないよ!」
「メ、メルルさん。次の指令です。」
【これから出会う人3人をお茶に誘い、1人目をベッドに寝かせなさい】
「……指令だ。」
「今日は多いんですね……?」
「でも、あの方の為ですから……頑張ります。」
彼女は指令の裏にいる何かに心酔している。
どれだけ指令が来ても……
どれだけ困難な指令でも……
「あの方の為に……」
その為に、全てを遂行する。
その姿は一生懸命だけれど……
とても哀れですね。
「メルル様、指令です。この場で読むように。」
「今度は何でしょうか……」
今日何度目かも分からない指令を読む彼女。
流石に少し疲れた表情をしていたけれど……その指令を読んだ途端、その表情ががらりと変わる。
「とうとうこの時が来たのですね……!」
ああ、可愛いメルル。
ようやく、待ちわびていたと。
狂おしい程に綺麗な笑顔を見せてくれますね。
【メルルへ】
【代行者として自分を含めた13人の少女を集め、探し人を探しなさい。期限は無期限。】
「待っていてください……大魔女様!」
でも、そこに私はいないのです。
あなたが見ているのは紛い物に過ぎないから。
あなたが信じているものは勘違いに過ぎないから。
ああ、哀れなメルル。
とても、とても。
可哀想ですね。
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台詞集
人格獲得:可哀想でも、遂行しなければなりません……全ては、あの方の意の下に。
朝の挨拶:おはようございます……!朝食、いかがでしょうか?指令の通りに、作ってみたのですが……!
昼の挨拶:えっと、あなたは……名前、なんだったでしょうか……?昨日のこの時間に会った人というのは覚えているのですが……
夜の挨拶:暗くなりましたね。ここで私は1人の少女を殺さなくてはならないそうなので……ここで待っているんです。
対話1:このように目を覆っていようとも、関係はありません。あの方の意思は、その程度のことで見えなくなるようなものではありませんから……
対話2:後ろに気をつけなさい……ですか。時折こうしてよく分からない指令も来ますけど……悪いようにはならないと、私は信じています。
対話3:私はあまり人は殺したくありませんし……皆さんと仲良くなりたいと思っています。けど……あの方の意は絶対ですから。
同期化後の対話1:大魔女様は今はお側におりません。けど……この意の通りに成すべきことを遂行し続ければあのお方が戻ってくると、私は信じています。
同期化後の対話2:バラバラにしたものをどうやって元に戻したのかが気になりますか……?私には特別な力がありますから……このぐらいのことは簡単です。あの方も、それが分かっているのだと思います。
放置:……大丈夫……私は、見捨てられてはいないはず。
同期化進行:「あなた達を追いかけて最後に鎌で斬り殺す。」あの方の意ですから……死んでください……!
人格編成:次の指令は、何でしょうか……
入場:あの方の為に……
戦闘中選択:あの方の為なら、どのような指令も遂行しましょう……!
攻撃開始:お望みの通りに……!
敵混乱:ああ、可哀想ですね……
混乱:そんなっ……!
敵討伐:指令……遂行しました。
本人死亡:選ばれたのは……私、なのに……
選択肢成功:その通りに。見てくれましたか……?
選択肢失敗:これも、あの方の意ですから。
戦闘勝利:少し想定とは違いましたけれど……いずれは収束するでしょう。あの方は素晴らしい方ですから……!
EX勝利:大魔女様の意の通りに、遂行しました。これでまた、あなたに近づけましたか……?
戦闘敗北:「火の中に飛び込み懺悔しなさい」ですか。それが大魔女様の意思ならば、その通りにしましょう。これで終わりではありませんから……
当初の目標だった一人一つ書く、という目標を達成。
これにて一区切りですが……頭の中にはまだアイデアがいくつかありますし、今後も気が向いたら何かしら書いて投稿すると思います。
次がいつになるかは分かりませんが、これからもよろしくお願いします。