「君は将来悪の組織に拉致されて、快楽堕ち男幹部になって破滅する」
「なんて???」
ある日の学校からの帰り道、ドスケベ衣装に身を包んだ中年のおっさんにそんな事を言われた桃宮シン。
初めは不審者の戯言かと思ったが、自分が転生者である事を看破され、さらに彼の言った通りの出来事が起きた為信じるしかなかった。
破滅の未来を回避する為には、自分を快楽堕ちさせた異世界のアイテム【カオス・オーダー】を見つけて破壊するしかない。
その為、未来の自分が遺したアイテムを使い、怪盗マゼンタに変身する決意をしたシンだったが……。
「うっふ~ん。男怪盗よ~ん。あなたのお宝ちょうだ〜い♡」
変身したら、快楽堕ちした未来の自分の影響を受けてドスケベ変態お色気男になってしまった。
怪盗を辞めたら破滅の未来に一直線。
しかし続けたらどんどん尊厳が削られていくし、正体がバレたら恥ずかしくて死ぬ。
シンは己の正体を隠しながら、怪盗マゼンタとして今日も女たちを虜にしていく。