結構過酷な個性社会を生きる   作:エタるマーン!

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今回始めてアニメ映画を文章化してみてわかったこと:致命的にこの実況スタイルと合わねえ(またはいい感じに表現する力が作者にない)
というわけでなんかいつにもまして雑というかそれっぽくできたかも怪しい感じに仕上がりになっております
許してください


Atomic Hero Hearts 後編

 

『我らが祖国の技術は世界一ぃ!』

 

 

 

 

 

劇場版:結構過酷な個性社会を生きる

「Atomic Hero Hearts」

 

 

 

 

 

 

『さあ今日も元気に劇場版展開を乗り越えていきましょう』

 

【とはいえ今の私たちはあくまでヒーロー志望の学生集団だ。まともにヴィランと戦うことは許されるのか?】

 

『そうだね。だから色々話し合った結果、このパーティが行われているタワーの最上階にある警備システムをどうにかしてヒーローを解放するってことになったよ』

 

[つまりスニーキングミッションをするってことね]

 

『エージェント890の本領発揮ってわけさ』

 

〘お前の暗殺は暗殺じゃなかっただろ〙

 

『何のことだかわからないけど、まあとりあえず今からは非常階段を200階まで上っていくよ』

 

【200!?気が遠くなりそうな高さだな】

 

[普段からある程度鍛えてる私たちはともかく、メリッサさんにはキツイんじゃ……]

 

『なあに、彼女だって誰かを助けたいと願う立派なヒーローさ。この程度気合でどうにかしてくれるよ。まあ最悪の場合は私がおぶるけど』

 

〘ハイヒールを脱ぎ捨てて裸足で走るか。案外心配はいらなそうだな〙

 

『それより早く上に向かわないとね。……ってシャッター閉まってんじゃーん』

 

【でもこっちからならいけそうだって峰田が言ってるぞ】

 

『まあそのドア開けたら確実にヴィランに気付かれるけどね』

 

[気付かれたところで素早く移動すれば……ってそういう話でもなさそうね]

 

〘この隔壁が全部起動した感じか〙

 

『まあこれくらいならなんとかなるよ』

 

 

『仕込み黒縄+マステレキネシス!』

「これは……!?」

『飯田!抑えてる内に進路の確保を!』

「ああ!任された!」

 

 

『とまあこんな感じで私一人でどうにでもね』

 

【マステレキネシス……というか念動力がかなり使えるな。うまくやれば黒鞭で一方的に相手をボコせそうだ】

 

『まあ今回は極力戦闘は避ける方針だから出番はないかもだけどね』

 

[とは言ってるけどどうせ後でバチバチの戦闘展開があるんでしょう?]

 

〘派手な絵面のない少年漫画の劇場版とか存在しないだろ〙

 

『まあそこはオイオイネー』

 

【そんで緊急避難してきたここは植物エリアか?】

 

『そっち方面の研究をしてるとこらしいけど……これだけ広いフロアがあるってことは、わかるよね?』

 

[早速戦闘展開ね。エレベーターから誰か来てるわ]

 

『まあとりあえず隠れて様子を見ようか』

 

 

「見つけたぞ!クソガキども!」

「あぁ?今何つったテメエ」

 

 

〘パーティ会場にいなかった爆豪と切島?〙

 

【なんでこんなところに……】

 

[それよりまずいわ!ヴィランからの攻撃が来るわよ!]

 

『んじゃエージェントらしく不意打ちで!』

 

 

「俺たち道に迷っちゃってて……」

「見え透いた嘘ついてんじゃね『後ろから失礼しまぁっす!』ぐはぁっ!?」

「な、なにもんd『お前もちょっと眠ってろ!』なあっ!?」

 

 

『ふぅ……ミッション完了っと』

 

〘これ目撃者を消したら完全犯罪理論の暗殺だろ〙

 

『バレなきゃいいんだよバレなきゃ』

 

 

「博霊!?それにみんなまで……一体どうなってんだ?」

『ちょっとここを占拠したヴィランを止めにね。ちょうどいいところにいてくれて助かったよ』

 

 

【まあそもそも霊夢がこうなるように仕向けたんだけどな】

 

『原作通りいってるしヨシ!』

 

[それでこの後はどうするの?]

 

『このまま逆側の非常階段使って上まで上がればいい、んだけど……』

 

〘確実にあっち側も感づき始めてるだろうな〙

 

『そう。だからここから先はあっちも本気だ』

 

 

「な、なんだよあれ!?」

「I・アイランドの警備ロボね」

「ヴィラン側もこちらを捕らえることに作戦を変えたか」

 

 

【あの数の暴走したロボに囲まれると本当にあの世界(Atomic Heart)のことを思い出すな】

 

『まあでもあっちと比べりゃ状況はイージーな方さ』

 

 

『ここは私が。仕込み黒縄+フロストバイト……!』

「博霊……お前氷まで使えるようになったのか」

『そっちほどの出力は出せないけど、ねっ!』

 

 

[警備ロボを凍らせた上で砕いて破壊。これで全滅させられたかしら]

 

『いや、まだだね』

 

 

「おいおいまだ来るのかよ!?」

「ウチが音で聞き分けるから、あいつらが来ない方角に逃げるよ!」

 

 

〘流石の警備システムだな。そう簡単に突破はできないってことか〙

 

『だからここは逃走一択だね。私だけなら戦ってもいいんだけど』

 

【霊夢ならゴリ押しで突破するだろうな。この場にクラスメイトがいることに感謝だぜ】

 

『チッ、また雑魚軍団か』

 

[メリッサさん曰くここで暴れすぎるとサーバーに被害が出て危険とのことよ。どうするの?]

 

『ここは私とメリッサさん、それと麗日・爆豪・轟が別働隊として最上階を目指す方針でいくよ。それ以外のみんなにはここでロボを食い止めてもらう』

 

〘範囲攻撃持ちと無重力持ちの麗日か。ってことは恐らく作戦は……〙

 

『外壁を浮かんでいけば階層内の警備ロボを無視して最上階近くまで行けるってわけだね』

 

【他のメンツはその間の護衛役か】

 

 

「頼むわ、お茶子さん、霊夢」

 

 

[メリッサさん、手が……]

 

〘そりゃ彼女は何でもない一般人だ。こんな危険行為を前にして恐怖心を簡単に抑えられるはずがない〙

 

『それでも彼女はみんなのために進む決断をした。なら私たちはそのサポートをするだけさ』

 

 

『いくよ、メリッサさん』

「……ええ」

 

 

【黒鞭で取っ掛かりを掴んで上昇する……やってることが某アメコミのヒーローみたいだな】

 

『実際似たようなことはできるだろうね。んじゃ私はここでおもむろにツルハシくんを……』

 

 

「そっ、それは?」

『この程度の壁くらいこれでいけるからね!』

 

 

『壁をぶち抜いてお邪魔しまーす!』

 

[やってることが強盗のそれよ]

 

『相手も押し入り強盗だからセーフ。ってお?』

 

 

「きゃっ!?」

『(無重力が解除されたか……)マステレキネシス!』

 

 

〘重力操作ならこっちもできるしな〙

 

『まあ重力っていうか念動力だけどね』

 

 

『メリッサさん、怪我はない?』

「え、ええ。それにしてもすごいわね、そのグローブ。一応私が作ったものが元になってるはずだけど……」

『メリッサさんがくれたから活躍できてるわけだし、私の方が感謝したいくらいだよ。さて、気を取り直して最上階に急ごうか』

 

「そうはさせねえよっ!」

 

 

【新手か!】

 

『腕を刃に……スパスパの実の能力者かな?』

 

[そんなこと言ってる場合じゃないわよ!]

 

『はいはいわかってるって!』

 

 

「ガキどもが調子に乗ってヒーロー気取ってんじゃねえぞ!」

『そっちこそ巨悪気取りは楽しいか?なあ!』

「くっ!?」

 

 

『こいつ弱いな』

 

〘まあ確かにこれならステインの方がよっぽど強かったな〙

 

『んじゃサクッと終わらせますかね』

 

 

「霊夢!」

『大丈夫だって!この程度……』

「死ねぇ!」

『「ちょっぴり過酷」ですらないし』

「っっ!?」

 

 

『筋力強化したパンチだけで倒せる相手とか久々だよ』

 

【その辺のチンピラの強化版って感じだったな】

 

『さて、それじゃあここから先はトバしていこうか』

 

 

 

『さて、この階の中央エレベーターのところにいけばいいんだっけ?』

「ええ。そこに制御ルームがあるわ」

 

 

『ついでに今回の黒幕やらボスやらもいるだろうね』

 

[いよいよ大詰めね]

 

〘あれ?でもあそこにいるのって……〙

 

 

「プラン通りですね。ヴィランたちもうまくやっているみたいです」

「そうだな。彼らを手配してくれた君のお陰だよ、サム」

「……パパ?」

 

 

【おいおいこれは……】

 

[まさかデヴィッドさんたちが今回の黒幕?]

 

『そんなところさ。デヴィッドさんの作った個性増幅装置を取り戻しオールマイトに使わせる。そうすることで肉体的にも弱り果てている上に私たちに個性を譲渡したことで消えかかっている個性を回復してあげられる。そういう作戦だったんだよ』

 

〘ん?そうなると今回の事件の発端はOFAを受け取った霊夢ってことにならないか?〙

 

『私のせいじゃないですオールマイトの情報共有不足です』

 

【いやまあそれもあるんだろうが……お前が安易にOFAを継承しなければこうはならなかったんじゃないのか?】

 

『でもこの流れは原作でもあったことだし……それに』

 

 

「ようやく手に入ったか。さあ、それをこっちによこせ」

「は、はい……!」

「さ、サム?」

 

 

『本当の意味での黒幕はこっちだしね』

 

[どういうことなの?]

 

『博士は偽物のヴィランを用意することで誰も傷つけずにあの装置を回収する予定だった。でも博士の助手であるサムは違った。本物のヴィランにあの装置を横流しすることで研究の凍結で失った大金を得ようと画策していたんだ』

 

〘でもこの流れだとサムは……〙

 

 

「約束の謝礼だ。悪いが今手持ちがなくてな……鉛玉でいいな?

「なっ!?約束がちがっぐぅっ!?

 

 

『フランの予想通りだよ。全員を裏切り騙しきった真の黒幕……ウォルフラムによって装置は奪われる。ここまでがやつの描いたシナリオさ』

 

【これが狡猾なヴィランのやり口ってわけか】

 

『その通り。そしてそれをぶち壊すのが……』

 

 

「さて、さよならだ」

『思い通りにさせるかよ!』

「ふん」

 

 

[手すりがこっちに飛んできて……!]

 

『金属操作の個性だね。でもまあ……』

 

 

『おいおい。まさかこの程度で私を止められるとでも?』

「チッ……だが少し待て。わざわざこいつらを助ける義理がお前にあるのか?こいつらはどんな理由があろうとも悪事に手を染めた者。ヒーローとして助ける必要がどこにあるというんだ?」

 

 

〘博士たちが騙されていたとしても、ヴィランに協力したのは事実ってことか〙

 

『それはそう。でも、生憎ここにいるのは真っ当なヒーロー志望じゃないんでね!』

 

 

『それがどうした?デヴィット博士もサムも自身の目的のためにできることを精一杯やったまでに過ぎない。私はそういうやつは嫌いじゃない』

「そうか。なら俺にも目的があるんだ。見逃してくれないか?」

『悪いね。その目的が私たちのものと反するなら……』

「っ!?」

『全力でぶちのめすのもまた私たちのやり方だ。10%仕込み黒縄+ワン・フォー・オールフルカウル!』

 

 

【いけ霊夢!あいつをぶっ倒してやれ!】

 

『言われなくとも!』

 

 

「ふんっ!」

『チィッ!』

 

 

[個性で壁を展開してきたわね]

 

〘そう簡単には壊せそうにないか〙

 

『なら回り込むまで!』

 

 

『おいおい逃げる気かよ!無様だな!』

「ガキ風情が生意気な……!」

『メリッサさん!こっちは引き受けたからそっちは任せた!』

「……ッ!わかったわ!」

 

 

『これで後顧の憂いも断った。全力でやつと戦える!』

 

 

『ほらほらほら!どうした!この程度の地形操作で私に敵うとでも?』

「調子に……ちっ、警備システムまで……!」

『これで完全に私たち優位ってやつだな。おまけにオールマイトもその内来る。ジ・エンドな気分はどうだ?』

「……ッ!」

 

 

【逃げた!あいつ逃げたぞ霊夢!】

 

『面倒な!クソッ!妨害が邪魔で時間が稼がれる……!』

 

[推定ラスボスなだけあって個性の規模と練度が違うわね]

 

〘金属なら自由自在ってわけか〙

 

『待ちやがれヴィラン!』

 

 

『いい加減諦めたらどうだ?』

「ここまで来るか……ならちょうどいい。これの実験台になってもらおう……!」

 

 

【まさかこれは……!】

 

[このタワーの金属全てを掌握したとでもいうの!?]

 

〘あいつが顔に着けてる装置……あれで個性を増幅させてるのか〙

 

 

『まるで機械の化け物だな……!』

「はは!これは素晴らしい!この力さえあれば……!」

 

「私が……来ぐおっ!?

 

「オールマイトさえ倒せる……!」

 

 

【おいおいオールマイトをぶっ飛ばしたぞあいつ!】

 

[弱っているとはいえ私たちが二人がかりでようやくって相手を……]

 

『流石に目の当たりにすると迫力が違うな。でもまあ今回の目的は、こいつをぶっ倒すこと!なら……』

 

 

『こんなところで立ち尽くしてる場合じゃないわな!』

「博霊少女!?」

「ハハッ!お前如きに何ができる!」

 

『オールマイト、そろそろ限界も近いんでしょ?』

「……まあね。だがそれを理由にヴィランに屈することなど……!」

『私も手伝うよ。OFA持ちが二人いればどうにかなるでしょ。それに……』

 

「オールマイト!何そんなデカいだけのクソヴィランに負けてんだ!」

「あいつの攻撃は俺たちが引き受けます!だからオールマイトたちは本体を!」

 

「彼らは……」

『みんなの力を借りれば一人じゃできないこともできる。私も最近知ったことだけどね。でもオールマイトならもっと前から知ってたはずだ。誰かの力を借りることの強さを!』

「……教え子たちにこうも発破をかけられては、何も言えないな。頼めるかい?博霊少女。今ここであいつを止める!」

『もちろん。んじゃ行きますか!』

 

 

『さあこっからがラストバトルだ!』

 

【いい感じの雰囲気のところ悪いがどうやってあいつに勝つつもりなんだ?】

 

『そりゃあもう気合と根性と……チャールズを使って勝ちに行くんだよ!

 

 

『浮遊+黒鞭+マステレ!さあ、こっからの私は……』

「潰れろ!」

『誰にも止められない!』

「なにっ!?」

 

 

[浮遊で浮かんで無数の障害物を黒鞭で掴んでマステレキネシスで後押しして高速移動を実現する……こういうフィールドなら中々の早さね]

 

〘でもこの速度だ。ちゃんと制御できてるのか?〙

 

『だいじょぶだいじょぶ。速度強化の要領で制御くらい容易くぐぎゃべっ!?

 

【ばっちり衝突事故起こしてんじゃねえか】

 

『うぐぐ……二度目はないzどがっ!?

 

〘はぁーつっかえ。やめたら?その移動法〙

 

『私は使いこなしてみせるぞ!ジョジョォー!』

 

[具体的にどうやって?]

 

『黒鞭を球状に展開!保護膜代わりにしてスーパーボール式に動く!』

 

【その例えだとクソダサそうだが……いややっぱ実際に見てもダサいなこれ

 

『うるさい!これが今の私の最適解だ!』

 

 

『このまま突っ込んで逆に潰してやるよ!』

「面倒な個性だ……だが」

『ガッ!?』

「生憎と近距離での対策もしている……!」

 

 

『やっばやばやば!そういやこいつ個性二つ持ちだった!』

 

[この感じだと筋力強化とかそんなのかしら]

 

〘それに掴まれてるのはまずくないか!?〙

 

『うごご……早く脱出を……!ってオールマイト!?』

 

 

「大丈夫か!博霊少女!」

『なんとか……それよりオールマイト。ちょっと耳を貸してください』

「なんだ?……なるほど。それなら……!」

『一撃で決めますよ!』

「ああ!」

 

 

『同時スマッシュで決める!』

 

【確実に邪魔が入るぞ!】

 

『それはみんなに任せる!……ほら劇場版補正とかあるし

 

[台無しよ。でもまあこういうのは全員で強力するのがお約束よね]

 

〘露払いは任せて私たちで決めるぞ!〙

 

 

『(速度だけならギリ追いつける……!これなら!)行きますよ!』

「ああ!これで決める!」

「『ダブルデトロイト……スマァッシュ!』」

 

 

『うおおおおっ!A連打ぁ!』

 

【QTEじゃねえぞこれ!】

 

[でもその気合のまま行きなさい!]

 

『こんな舞台装置扱いのボス程度に負けてたまるかぁ!』

 

〘なら超えろ!己の限界を!〙

 

 

「『Plus Ultra』!!!」

 

「ぐぉおおおおおおお!こんなやつらに、俺がぁぁぁぁ!」

 

『決めるぞラッストアタァァック!』

 

 

 

 

 

 

『というわけで無事私たちはヴィランを撃退することに成功した。だが、それはより大きな邪悪の出現の前触れに過ぎなかったのだ……』

 

【いやなんだその意味深なナレーションは】

 

『今回の締めが思いつかなかったからそれっぽいこと言っておけば誤魔化せるかなあって』

 

[もう少しマシな案を出しなさいよ]

 

『だって私たちの実況にエンドロールとかないじゃん。この劇場版展開をどう締めればいいのさ』

 

〘いつも通りの感じでいいだろ〙

 

『そんじゃいつものを……さて、それじゃあ次回はほんとのほんとに林間合宿に行くよ』

 

【結局二話かけたのに行ってないもんな】

 

[次こそは次回予告詐欺はなしで頼むわよ]

 

『わぁってるって。そんじゃ、まったのーう』

 




(あとがきに書くことは特に)ないです
次回からはいつもの原作(崩壊気味)沿いに戻ります
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