二日後――。
冬木市は、既に表面上の平穏を取り戻し始めていた。
未曾有の大災害。
原因不明の地下崩落。
大規模火災。
ガス爆発。
局地的な地盤沈下。
表向きには、そう処理されつつある。
だが当然、それで納得する者達ばかりではない。
時計塔は調査隊を動かし始め、
聖堂教会もまた、“異常な霊的反応の消失”を確認していた。
時間は残されていなかった。
だからこそ。
彼らは再び集まった。
廃墟と化した遠坂邸へ。
かつて第四次聖杯戦争の中心だった場所。
今では壁の半分が崩れ、
庭は焼け焦げ、
大聖杯へ続いていた地下は完全に封鎖されている。
だが、不思議と誰も嫌な顔はしなかった。
ここは、“終わった場所”だったからだ。
朝の冷たい風が吹く中、最初に現れたのはケイネスだった。
彼は崩れた門を見上げる。
「……自分で見ても酷い有様だな」
「自宅だろう? 少しは悲しめ」
そう言いながら現れたのは、時臣だった。
「既に諦めた」
「早いな」
「修繕費を計算した瞬間に心が折れた」
ロードと名門当主とは思えぬ会話だった。
その直後。
遠くから爆音が響く。
「ぬははははは!!」
雷鳴のような笑い声と共に、神威の車輪が空から降下する。
「征服王、静かに来るという概念は無いのか……」
ウェイバーが死んだ目をしていた。
「無い!」
即答だった。
その後ろから、ディルムッドが苦笑しながら降りてくる。
「すまない、止めたのだが」
「止められる訳ないだろアンタ……」
さらに少し遅れて、黒衣の男が静かに現れる。
ハサン達だった。
気配すら薄いその姿に、未だウェイバーが時々驚いている。
「……全員、来たか」
低い声。
その直後。
空気が変わった。
黄金の粒子。
そして、ゆっくりと現れる赤い瞳。
「待たせたな雑種共」
ギルガメッシュだった。
相変わらず無駄に目立つ。
「お前、普通に来れんのか?」
切嗣が呆れる。
「王に“普通”を求めるな」
「はいはい」
アイリスフィールが少し笑った。
そして最後に。
瓦礫を踏む、規則正しい軍靴の音。
全員が自然とそちらを見る。
黒い軍服。
白髪。
眼帯。
鋭い隻眼。
ブラッドレイだった。
受肉した今も、その立ち姿は少しも揺るがない。
軍人として。
英雄として。
そして元埋葬機関番外次席として。
彼は全員を見渡し、小さく頷く。
「揃ったな」
その言葉に、場の空気が自然と引き締まる。
だが同時に、一つの空席も存在していた。
間桐雁夜。
そしてランスロット。
既に二人は、桜と共に新しい生活を始める為、冬木を離れる準備に入っている。
戦友ではある。
だが今は、“戦い”よりも優先すべきものを選んだ。
それを、誰も否定しなかった。
イスカンダルが腕を組む。
「では行くのだな、時計塔と教会へ」
「うむ」
ブラッドレイは静かに頷く。
「話をつける」
その声音には、迷いが無い。
逃げるのではない。
隠れるのでもない。
真正面から、“世界の裏側”へ向き合う。
それが、彼らの選択だった。
切嗣が煙草に火をつけながら言う。
「……普通なら、自殺行為なんだけどな」
「普通では無いのでな」
ブラッドレイの即答に、ウェイバーが頭を抱えた。
「もう感覚がおかしくなってるよこの人達……」
「今更だ坊主!」
イスカンダルが豪快に笑う。
その声に、小さな笑いが広がった。
二日前まで、互いを殺そうとしていた者達。
だが今は。
同じ目的の為に、再び集まっている。
崩壊した遠坂邸。
その瓦礫の中に立つ彼らは、もう“聖杯戦争の参加者”ではなかった。
世界を救い、
奇跡を生き残り、
そして今から、“その後の世界”へ踏み込もうとしている者達だった。
崩れた遠坂邸の庭。
冬の風が瓦礫を撫で、静かな朝の空気を揺らしていた。
その中央で、ブラッドレイは腕を組み、戦友達を見渡す。
「さて――」
低く落ち着いた声。
「時計塔と埋葬機関、どちらから行くかね?」
その問いに、場が静かに考え込む。
最初に反応したのは、やはりケイネスだった。
「……時計塔が先だろう」
ロードとしての顔。
理性的で、政治的な判断だった。
「魔術協会は情報伝達が速い。こちらが先に接触すれば、“敵対意思無し”という形を作れる」
「なるほど」
ブラッドレイが頷く。
ケイネスは続けた。
「特に今回の件は、秘匿不可能だ。霊脈の崩壊と再構築、聖杯消滅、異常な魔力反応……既に観測されている可能性が高い」
時臣も静かに同意する。
「時計塔の天体科や降霊科辺りは、既に騒ぎ始めているだろうな」
「胃痛で倒れる老魔術師が増えそうだ」
切嗣が呟く。
「実際増える」
ケイネスが真顔で返した。
妙な説得力があった。
だがその時。
「余は埋葬機関からの方が面白いと思うぞ!」
豪快に笑ったのはイスカンダルだった。
「面白さで決めるな征服王」
ディルムッドが即座に突っ込む。
「いやしかし聞いてみよ! “受肉した英霊達が教会へ殴り込み”だぞ! 実に愉快ではないか!」
「殴り込みでは無い」
ブラッドレイが淡々と訂正する。
「交渉だ」
「似たようなものでは?」
ウェイバーが疲れた顔で呟いた。
すると、その横で綺礼が静かに口を開く。
「……いや、先に埋葬機関という手もある」
全員の視線が向く。
「教会側は、“脅威認定”される前なら柔軟だ」
黒い瞳がブラッドレイを見る。
「特に、元番外次席が前に立つなら尚更な」
「時計塔と違い、あちらは実力主義だからな」
ブラッドレイも頷く。
「“世界を救った”という実績は通用しやすい」
「逆に時計塔は理屈と利権だ」
ケイネスが眉を寄せる。
「面倒だぞ」
「お前が言うと本当に説得力があるな……」
ウェイバーが遠い目をした。
その時だった。
ずっと黙っていたギルガメッシュが、退屈そうに口を開く。
「両方同時に行けば良かろう」
数秒、沈黙。
「……は?」
ウェイバーが固まる。
ギルガメッシュは当然のように続けた。
「片方へ行っている間に、もう片方が勝手に警戒を強める可能性がある」
赤い瞳が細くなる。
「ならば同時に“釘を刺す”方が効率的だ」
「効率だけで言えば正しいな……」
時臣が頭を押さえた。
「だが人員は?」
切嗣の問い。
その瞬間、ブラッドレイの隻眼が静かに細まる。
「分けるか」
空気が少し引き締まる。
「時計塔側には、ロードと魔術師」
ケイネスと時臣へ視線が向く。
「埋葬機関側には、私と神父」
綺礼が静かに笑う。
「実に嫌な組み合わせだ」
「自覚はある」
ブラッドレイは真顔だった。
「そして残りは護衛兼、抑止力だ」
その瞬間。
イスカンダルがニヤリと笑う。
「つまり、“何かあれば征服王と英雄王が出る”という事だな!」
「大体核兵器みたいな扱いだな……」
ウェイバーが頭を抱える。
だが、誰も否定しなかった。
実際その通りだからだ。
受肉した征服王と英雄王がいる時点で、“戦力的圧力”としては十分過ぎる。
しばらくの沈黙。
やがてブラッドレイが、小さく息を吐いた。
「……では、こうしよう」
朝日が隻眼を照らす。
「まず時計塔へ正式な接触を行う。同時に、埋葬機関側へ私から非公式ルートで連絡を入れる」
軍人らしい、現実的な折衷案だった。
「敵対意思無し。ただし、こちらも一方的に狩られるつもりは無い――それを伝える」
静かな声。
だがそこには、確かな威圧感があった。
すると、アイリスフィールが少し不安そうに言う。
「……大丈夫かしら」
その問いに。
ブラッドレイはほんの僅かに笑った。
「何、安心したまえ」
そして。
「こちらには、“世界を救った戦友達”がいる」
その言葉に、場の空気が少しだけ柔らかくなる。
イスカンダルが豪快に笑い、
ディルムッドが静かに頷き、
ハサンは無言のまま立つ。
ギルガメッシュは退屈そうに鼻を鳴らしながらも、その場を離れない。
もう誰も、一人ではなかった。
ブラッドレイの言葉に、その場の空気が僅かに変わった。
「誰か衛星電話を持っているかね?」
静かな問い。
「私が埋葬機関に電話を入れよう」
その瞬間、数人の動きが止まる。
「……電話で済ませるのか?」
切嗣が煙草を咥えたまま呟いた。
「最初の接触はその方が早い」
ブラッドレイは淡々と答える。
「向こうも既に異常を感知している頃だ。下手に沈黙するより、“こちらから連絡を寄越した”という事実の方が重要になる」
「時計塔に行った後に迎えば、良いだろ?」
元埋葬機関番外次席らしい判断だった。
敵対するにせよ、交渉するにせよ、まず“主導権”を取る。
それがブラッドレイのやり方だった。
すると。
「持っておるぞ!」
豪快な声と共に、イスカンダルが懐を漁り始める。
「なんで征服王が衛星電話なんて持ってるんだよ……」
ウェイバーが頭を抱える。
「現代を学んだ!」
「学ぶ方向がおかしい!!」
イスカンダルは満面の笑みで、やたら頑丈そうな大型衛星電話を取り出した。
どう考えても似合わない。
「雑種にしては役立つな征服王」
ギルガメッシュが鼻を鳴らす。
「ハハハ! 便利であろう!」
「絶対どこかの軍隊から買っただろそれ……」
ウェイバーの呟きを無視し、イスカンダルは電話をブラッドレイへ放り渡した。
ブラッドレイは片手で受け取る。
その動作だけで、場の空気が僅かに引き締まった。
埋葬機関。
そこは、彼にとって“古巣”だ。
かつて共に異端を狩り、
血と硝煙の中を歩き続けた場所。
ブラッドレイは数秒、衛星電話を見つめる。
その隻眼には、僅かな懐旧があった。
「……懐かしいな」
小さく呟く。
綺礼が静かに聞いた。
「何年ぶりだ?」
「私が死んで10年は経つ」
「それで普通に電話する気なのか……」
時臣が遠い目をした。
だがブラッドレイは平然としている。
「問題無い。あそこは死人が戻ってくる程度では驚かん」
「怖い組織だな本当に」
ディルムッドが苦笑した。
その時。
ブラッドレイがゆっくりと番号を入力し始める。
空気が静まり返る。
イスカンダルですら口を閉じ、
ギルガメッシュも興味深そうに眺めていた。
そして。
数回の発信音の後――
『――こちら第八管理局』
無機質な声が、衛星電話から流れた。
その瞬間。
ブラッドレイの空気が変わる。
戦場の王でも、
セイバーでもなく。
“埋葬機関の男”の顔だった。
「こちら、キング・ブラッドレイだ」
静かな声。
「元埋葬機関番外次席。現在、冬木市にいる」
数秒。
通信の向こう側が、完全に沈黙した。
そして。
『…………確認不能』
わずかに声が揺れる。
『ブラッドレイは、既に死亡記録済みです』
「知っている」
ブラッドレイは淡々と返した。
「だが、事情が変わった」
隻眼が細くなる。
「少々、“世界を救って”な」
その瞬間。
後ろでイスカンダルが吹き出した。
「ブフッ!!」
「笑うな征服王」
「いや無理であろう!! “少々世界を救った”とは何だ!!」
「事実だ」
ブラッドレイは真顔だった。
通信の向こうでは、しばらく沈黙が続いている。
おそらく、向こう側は今、凄まじい混乱の最中だった。
『……確認する』
通信の向こう側の声が、明らかに緊張を帯びていた。
『その名を軽々しく口にするな。貴様が何者かは知らんが――』
「ナルバレックに変わってくれないかね?」
ブラッドレイは、相変わらず淡々としていた。
「もしくは、シエルに」
その瞬間。
通信の向こう側が、完全に沈黙した。
数秒。
いや、十数秒。
誰も何も言わない。
衛星電話から聞こえる微かなノイズだけが、妙に生々しかった。
そして。
『……待機しろ』
それだけ言い残し、通信が切り替わる。
途端に、後ろでウェイバーが青い顔になる。
「いや待って!? 今さらっと、とんでもない名前出なかった!?」
「どちらも埋葬機関の化け物だな」
切嗣が煙草を咥えたまま呟く。
「知り合いなのか……?」
ディルムッドが少し引いていた。
「仕事上な」
ブラッドレイは簡潔だった。
「怖すぎるだろその“仕事”……」
ウェイバーが本気で頭を抱える。
一方、綺礼は静かに目を細めていた。
ナルバレック。
埋葬機関長。
教会側ですら危険視する、討伐狂いの怪物。
そしてシエル。
若くして埋葬機関入りした異端狩り。
実力だけなら既に上位クラスとも噂される代行者。
そのどちらかへ直接繋げろと言う時点で、ブラッドレイの立場がどれほど異常だったか分かる。
ギルガメッシュが愉快そうに笑う。
「フハハハ! 貴様、本当に人脈が物騒だなセイバー!」
「お前にだけは言われたくない」
「違いない!」
イスカンダルまで笑い出した。
だが次の瞬間。
『――久しいな、“隻眼”。』
低く、女の声が響く。
その場の空気が、一瞬で変わった。
ブラッドレイの隻眼が静かに細まる。
「……ナルバレックか」
衛星電話越しですら伝わる。
圧力。
獣のような殺気。
それでいて、どこか愉快そうな声音。
『死んだ筈だが?』
「私もそのつもりだった」
『なら何故、生きている』
ブラッドレイは静かに空を見上げる。
崩壊した遠坂邸。
朝日。
戦友達。
そして。
「少々、世界を救ってな」
数秒の沈黙。
その直後。
『――ハッ』
電話越しに、獰猛な笑い声が漏れた。
『相変わらず面白い男だ。』
その声に、何人かが本能的に背筋を強張らせる。
“危険だ”と直感で理解してしまう声だった。
ナルバレックは続ける。
『冬木の異常は既に観測済みだ。聖杯反応の消滅、大規模霊脈崩壊、未知の霊基反応……こちらでも騒ぎになっている』
「だろうな」
『説明しろ。“隻眼”』
ブラッドレイは一瞬だけ周囲を見る。
戦友達もまた、静かに彼を見ていた。
そして。
「単刀直入に言おう」
低い声。
「聖杯は破壊した。黒泥も消滅。人類悪の顕現も阻止した」
沈黙。
「その過程で、我々は受肉した」
今度こそ。
通信の向こう側が、完全に止まった。
誰も息をしない。
数秒後。
『……は?』
初めて。
埋葬機関長ナルバレックが、素で困惑した声を出した。
『……驚くのも無理はないが事実だ』
ブラッドレイの声は、どこまでも落ち着いていた。
『聖杯戦争に参加した、キャスターを除く全てのサーヴァントが受肉し、マスター達も聖杯から溢れた神秘の影響で、桁違いの魔術回路を手に入れた』
その瞬間。
衛星電話の向こう側から、何かが倒れる音がした。
『ッ!? お、おい!!』
『記録班を呼べ!!』
『待て待て待て情報量が多すぎる!!』
遠くで怒号が飛び交う。
埋葬機関側が完全に混乱していた。
「うわぁ……」
ウェイバーが乾いた声を漏らす。
「そりゃそうなるよな……」
ケイネスですら頭痛を堪える顔をしていた。
「時計塔でも同じ反応になるぞこれは」
「むしろ時計塔の方が酷いかもしれんな」
時臣が遠い目をする。
一方、ブラッドレイは淡々と続けた。
『今から、時計塔に話をつけにいく』
その言葉に、通信の向こう側が少し静まる。
『……正気か?』
ナルバレックの声。
今度は困惑より、“本気で理解出来ない”という響きだった。
『受肉した英霊共を連れて時計塔へ行く?』
「うむ」
『戦争になるぞ』
「ならんように話をつける」
『ならなかった場合は?』
数秒。
静寂。
そして。
「その時は、少々荒れる」
ブラッドレイは真顔だった。
その後ろで、イスカンダルが吹き出す。
「ハハハハハ!! “少々”で済むか!!」
「貴様らの場合、国家が消し飛ぶぞ」
ギルガメッシュが愉快そうに笑った。
「笑い事じゃないんだよなぁ……」
ウェイバーが本気で胃を押さえている。
電話の向こうでは、ナルバレックが深く息を吐く気配がした。
『……相変わらずだな、“隻眼”』
どこか呆れた声。
だが、その奥には僅かな笑いも混じっていた。
『だが理解した。少なくとも、貴様が敵意を持って動いている訳ではない事はな』
「当然だ」
ブラッドレイの隻眼が静かに細まる。
「世界を救った直後に、人類側と全面戦争する趣味は無い」
『安心した。貴様ならやりかねん』
「心外だな」
「全員思ってるぞ」
切嗣が即座に突っ込む。
小さな笑いが漏れる。
だが次の瞬間。
ナルバレックの声色が変わった。
『……しかし、受肉英霊複数か』
低い声。
『時計塔だけでは済まんぞ。“あちら側”も動く可能性がある』
その場の空気が、僅かに変わる。
ブラッドレイの隻眼が細まった。
「あちら側?」
『死徒共だ』
静かな声。
『人間でありながら英霊級戦力を維持する存在など、連中から見れば最高級の研究対象だ』
誰も口を開かなかった。
確かにそうだ。
不老不死に執着する怪物達にとって、“完全受肉した英霊”など、喉から手が出るほど欲しい存在だろう。
特にギルガメッシュやイスカンダルなどは、危険過ぎる。
だが。
ブラッドレイは小さく鼻を鳴らした。
「来るなら斬るだけだ」
即答だった。
その瞬間。
ナルバレックが、電話越しに獰猛に笑った。
『ハッ――!』
獣のような笑い声。
『やはり貴様はそうでなくてはな、“隻眼”』
そして。
『分かった。時計塔との話が終わったら来い』
少しだけ真面目な声音。
『こちらでも準備を整えておく』
「助かる」
『ただし――』
声が低くなる。
『英霊共を連れてくるなら、“多少の騒ぎ”は覚悟しておけ』
その瞬間。
ギルガメッシュがニヤリと笑った。
イスカンダルも豪快に笑い出す。
「ハハハハハ!! 良いではないか! 久々に面白くなってきた!」
「絶対面白がってるだろ貴様ら……」
ウェイバーが頭を抱えた。
ブラッドレイはそんな戦友達を見渡し――
ほんの僅かに、笑った。
「……では、まずは時計塔だな」
世界を救った異常者達は今。
次なる“戦場”へ向かおうとしていた。