退廃的な主人公はプロジェクトセカイの夢を見るか? 作:針が11を指している
視点変更…足立景
15時30分、文芸部にて
四季「ふっふふ~ん」
景「・・・」
黙々と編集していると
瑞希「おっじゃましま~す!」
暁山瑞希が文芸部に現れた
景「お久しぶりですね、暁山瑞希さん」
瑞希「うん、久しぶりだね 景君」
四季「おやおや、本を返しにきたのかい」
瑞希「あ、四季先輩! お久しぶりで~す」
瑞希「実はそうなんですよね」
瑞希「景君、はいこれ」
暁山瑞希さんはそう言って、『ベルリンは晴れているか』を手渡す
景「ありがとうございます、暁山瑞希さん」
瑞希「も~、お礼はいいって ボクが借りている側なのに」
瑞希「あとさ...景君、硬いよ 呼び捨てでよんでいいんだけどな」
景「・・・」
四季「・・・少年?どうかしたのかい」
景「・・・四季先輩、席を外してください」
四季「おや、どうしてだい」
景「・・・お願いします」
四季「・・・分かったよ、少年」
そう言って、天野川四季は文芸部から退室した
瑞希「えぇっと...?」
景「・・・暁山瑞希さん」
瑞希「も~、景君 瑞希でいいって」
景「・・・貴方は、『25時、ナイトコードで。』の構成メンバーですよね」
瑞希「・・・え?」
そんな、暁山瑞希の素っ頓狂な声が響いた
視点変更…暁山瑞希
瑞希「・・・ちょっと、待って...」
瑞希「け、景君 何を言っているのかな~」
景「・・・暁山瑞希さん」
瑞希「な、なに」
景「答えて下さい」
瑞希「・・・どうして、ボクが『25時、ナイトコードで。』の」
瑞希「構成メンバーだと思ったの」
景「・・・随分と前に貴方から、Kさんやえななんさんと」
景「親しい間柄だと思わせる会話を聞いたので」
瑞希「あーー...」
いつかの、会話で言ったような...
景「思い至る節があるようですね」
瑞希「うぅ...そうだよ! ボクがAmiaだよ」
景「暁山瑞希さんがAmiaさん何ですか」
瑞希「え?知ってて、聞いてきたんじゃないの?」
景「いえ、暁山瑞希さんが『25時、ナイトコードで。』の」
景「構成メンバーとしか、考えていませんでした」
瑞希「そう、なんだ」
瑞希「それで、さ 景君はボクがニーゴであることを知ってどうするの」
景「・・・お願いいたします、東雲絵名さんに会わせて下さい」
そう言って、景君は頭を下げる
瑞希「え?え? 絵名に会わせてほしい?」
景「そうです」
瑞希「えぇっと、どうして?」
景「・・・合わせたい人がいるんです」
瑞希「絵名に?」
景「そうです」
瑞希「えぇっと...」
どうしようか、悩んでいると
景「もちろん、すぐに結論を出してもらえるとは思っていません」
景「ですが、どうかお願いいたします」
そう言って、再び景君は頭を下げる
瑞希「分かったよ、景君 分かったから、頭を上げて」
景「ありがとうございます、暁山瑞希さん」
瑞希「取り敢えずさ、絵名に聞いてみるね」
景「えぇ、お願いいたします」
瑞希「あ、そうだ 絵名に聞くときに、景君の名前を出していい?」
景「えぇ、いいですよ」
瑞希「ねね、ピクシェア交換しておこ 連絡しやすくなるし」
景「そうですね」
そうして、景君とピクシェアを交換する
瑞希「うん、ありがとね♪ 景君」
景「・・・そうですか それは、よかったです」
瑞希「あ、そうだ! ねね、景君 また、小説を借りたいんだけど...」
景「・・・どのような、ジャンルをお求めで?」
瑞希「そうだな~...SFとか」
景「SFですか...でしたら」
景「これとかはどうですか」
そう言って、景君は『鳩笛草』を見せる
瑞希「どういった物語なの?」
景「他人の心が読める女性刑事や、念じただけで人や物を燃やせる女性」
景「そういった人達が織りなす物語です」
瑞希「なるほどね、面白そう!」
瑞希「借りていくよ!ありがと、景君」
景「えぇ、ありがとうございます 暁山瑞希さん」
瑞希「もー、ボクのことは、瑞希でいいって」
景「分かりました、瑞希」
瑞希「うん じゃあ、またね」
そう言って、ボクは文芸部から、出ていった
視点変更…天野川四季
暁山瑞希氏が文芸部を出ていった直後
私は文芸部の中に入る
四季「やぁ、少年」
四季「随分と話し込んでいたようだが、話はついたのかい」
景「えぇ、そうですね 一歩前進、と言ったところでしょうか」
四季「ふむ、少年が何を成そうとしているかは、知らないが」
四季「上手くいくことを、願っているよ」
景「・・・ありがとうございます、四季先輩」
四季「まぁ、それはそれ これはこれ、だ」
四季「ねぇ、少年」
景「なんですか」
少年の後ろから、抱きつき
四季「少年の知恵を貸してくれないか」
景「言われなくても、そうしますよ」
そう言いながら、少年はパソコンを立ち上げる
四季「ふふ、そうかい」
そうして、私と少年は創作を始めた
視点変更…足立景
18時20分
景「ただいま」
凜「あら、お帰りなさい、景ちゃん」
凜「19時半ぐらいに、晩御飯ができるから、それまでにリビングに来てね」
景「分かりました」
洗面所に行き、手を洗い、その足で、自室へと向かう
半開きになっているドアを開いて、自室に入る
ミル「zzz...」
ミルが椅子の上で饅頭になって寝ていた
景「・・・ただいま、ミル」
ミルをそっと撫でて、制服を脱ぎ、私服に着替える
ミル「クルルルルル、カ―」
帰ってきたのを察してか、大きくノビーーをして、欠伸をする
ミル「ん~~~~」
ミルは擦り付けるように、くねくね動く
景「うん、ミル」
そして、晩御飯を食べ、その日を終える
今回も、ご愛読ありがとうございました
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