5歳の頃。義母と言う黒いドレスを着た女と叔父という漆黒の全身鎧を着た男が来た。
 そして、7歳の頃いなくなった。一人の神様が来た翌日に。

「お義母さん!!」

 返事は返ってこなかった。

「叔父さん!!」

 返事は、もちろん返ってこなかった。
 それから、少しの時が経ち、少年は英雄の都にいた。そして、家族の結末を知った。

 これは本来の世界とは違う、才能に愛され、道化に属する少年が英雄を見届け、根底に秘めた願いを叶える物語。

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