東方模倣魔女 〜 The magic girl of imitation.   作:緋鳥

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綿上京のお祓い棒なんかめっちゃ伸びてない?
これまでも順調に伸びてたけどさぁ…

もしかしたら物干し竿だったりして


#5:楽園の巫女様

「凄い威力ね、火薬庫でも炸裂したみたい」

「だろ?これは私の自慢の魔法だからな」

 

魔理沙は自慢げに胸を張っている。

それにしたって、本当に凄い威力だ。

あれだけの破壊力を持つ魔法は、私もあまり見たことはない。

 

あの戦士が放った技も、これくらいあっただろうか。

 

「さて、ちょっと面倒に巻き込まれちまったが問題ねぇ」

 

改めて魔理沙はこっちを振り返った。

 

「今度こそ、博麗の巫女様のとこまで連れて行くぜ」

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

やがて私たちは魔理沙に連れられて、階段の前まで来た。

 

果てしなく長い、まるで天国へと続く道だ。

 

階段の横には森が広がっていて、まさに秘境という感じで。

 

「お前ら、階段長いから疲れたらーーーって、そういえば飛べるのか」

「このくらいなら、多分魔力切れも起こらないから大丈夫」

 

私は魔理沙にそう返す。

 

「そういえば、巫女様っていうのはどんな人、なの?」

「うーん、怠惰でケチで犬コン、って感じのやつだな」

「ヤバい奴じゃない」

 

だろ?と魔理沙はケラケラ笑う。

 

「まぁアイツとは腐れ縁みたいな感じでなぁ。割と付き合いあるからアイツのことなら何でも聞いてくれていいぜ」

「どのくらい怠惰なのかしら?」

「超怠惰。何もない日は絶対に炬燵から出ない」

 

こたつ?

 

ちょっとよくわからないけど、入れるものらしい。

 

「ケチっていうのは?」

「ありえんくらいケチ。既に山一つは買える金持ってんのに1日に使う金は1000円以内」

 

やっぱりよく分からない。

 

言い方からして、多分この世界のお金のことなのだろうか。

 

「最後の犬コンっていうのは?」

「ここにいる狛犬を物凄く可愛がってる。休日は炬燵の中でずっとアイツをモフってる」

 

……多分、犬がものすごく好き、らしい。

 

「噂によればモフってるって言い訳しながら体まさぐってるらしいけど、まぁ知ったこっちゃないな」

 

それは普通にやばい奴なのでは。

 

アウラ様も意見が一致したのか、私の体を抱きしめてほっぺをもちもちしている。

 

……なんで?

 

「おっと、そろそろ着くぜ」

 

そう言われた瞬間、視界をまばゆい光が支配した。

 

やがて目が慣れて、視界が戻ってくると。

 

「ようこそ、博麗神社へ」

 

そこには、不思議な建造物があった。

 

木材と石材と、何かで建てられたのは見れば分かる。

けれど外見が奇妙で、あまり馴染みのないものだった。

 

「祠の類かしら?見るのはいつぶりかしらね」

「アウラ様、知ってるの?」

 

私が聞くとアウラ様はえぇ、と首を振った。

 

「東方面の国でよく見られる建築様式ね。少ないからリーニエはそもそも見たことがないだろう」

「うん、初めて見たよ」

「あれは神が住む家?みたいなもので、用途は聖堂とか礼拝堂に似ているかもしれないわね」

 

なるほど。

 

要は東なりの神を信仰する方法の一つらしい。

 

「アウラ様は何で知ってるの?」

「前に色々あって、東方面へ行ったことがあったのよ」

 

そういうことか。

 

「おーい、霊夢〜?人を連れて来たぞ〜」

 

魔理沙が大きく叫ぶと、ゴトガタと物音がした。

 

そして間も無くして。

 

「……何よ魔理沙、こっちは忙しいのよ」

 

緑色の髪をした少女を抱えた、茶髪の少女が現れた。

 

「朝から盛ってることの何処が忙しいんだか。ほれ、外来者だぜ」

「めんどくさいわねぇ……」

 

あからさまに怠そうにしている。

何なら欠伸してる。

 

「えっと、アンタら名前は?」

「私がアウラ、こっちの小さいのがリーニエだ」

 

アウラ様は私を抱きしめたまま、2人分名乗った。

 

「えっと、人間じゃないのね。元から?」

「らしーぜ、何でも魔族っていうので魔法も使えるんだと」

「魔族…聞いたことないわね、繋がった表がいつもと違うのかしら」

 

その、れいむ?はよく分からないことを言い始める。

表とは何のことだろう。

 

「まぁいいわ。どうせ紫の紹介でしょう?貴方たちを幻想郷の住人として認めるわ」

「あら、リーニエも会っていたの?」

「うん。アウラ様も会ってたんだね」

 

金髪の怪しい女が頭に浮かぶ。

 

幻想郷(ここ)にくる時の窓口的立ち位置なのかもしれない。

 

「じゃあさっさと行きなさい。私は忙しいんだから」

「確かに何もないけどよ……朝からおっぱじめんのやめね?前に乱入した時マジでキツかったんだから」

「じゃあやめなさいよ」

「面白いからやめねぇ」

 

あっそ、とれいむは建物の中に戻っていく。

 

「そういえば、あなたの名前を聞いていなかったわね」

 

アウラ様が思い出したように聞いた。

 

それにれいむは振り返って。

 

「博麗 霊夢。ま、困った時は頼ってちょうだい」

 

そう言って、緑髪の少女を抱えて中に消えた。




投稿が遅れて申し訳ない。

まず、アンケート答えてくれた方々ありがとうございます。
アンケートもうちょっと待ってみようかなぁ…
とか考えてたら遅れました。
取り敢えずはトラウマにする方向性で考えていきます。
ただそこまで酷くするつもりもないのでそこはご勘弁を。

また、通貨は現在の円を採用しました。
公式で円という記述があったこと、正直設定そこまで管理できる気がしなかった、というのが理由です。
重ね重ね申し訳ありません。

そして今作、というか緋鳥世界の幻想郷は霊夢が物凄くあうんバカです。
隙あらばモフってます。なんなら体まさぐってます。変t(((殴
残念ながら魔理沙とは悪友以上でも以下でもありません。レイマリ派の皆さんには申し訳ない。
ちなみに私はマリアリ派です。

フリーレン世界の捏造設定で、東の国々に関する設定を作りました。
要塞都市ハイスがそれっぽかったので、まぁあるだろうと思った結果の判断です。
東にあるのかどうかは安直な妄想ですが。

後今日はフランドールにコスプレする美少女になる夢を見ました。
ドユコト?

この先の展開云々に関するアンケート。ぜひぜひ投票してってくださいな。

  • 異変やラスボスなどを用意する
  • このまま日常回的な雰囲気を続けていく
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