ホグワーツの天使ちゃん   作:しがないマグル

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No.3 家族からの愛情

 

お母様達にバレました。はい。

 

先日、家族がいない間に勝手に家を抜け出したローズちゃん。屋敷しもべのドビーが、自室からロープを伝って薔薇園へ入っていく私を見たらしくそれをお母様達にチクった。(言い方)

ドビー、何ということを…!許さないかんな。

 

 

「ローズ、正直に全て話しなさい」

 

「はい、お父様…」

 

 

いつもは娘にデレデレなお父様が怖い。とっても怒ってる。嘘をついてもバレるだろうし、今以上に怒られるだろうから全部話した。

 

窓からロープを掛けて出たこと。住宅街の外れの木の下でルーナという少女と友達になったこと。

 

 

「つまり、なにも危ない目にはあってないんだな?」

 

「うん」

 

 

お父様がはぁ~、と息をはいた。珍しい。

お父様達の顔が安堵の色に変わる。

ドラコは静かに私に抱きついてきた。

 

 

「…無事でよかった。」

 

「うん、」

 

「心配したんだぞ」

 

「ごめんね」

 

 

そうか。家族が怒っているのは愛ゆえにだった。

 

 

「これからはこんなことしないでね、ローズ」

 

「はい、お母様。もうしません」

 

「あぁ、心臓に悪い」

 

「ごめんなさい、お父様」

 

「お前はもっと自分の可愛さに気付くことだ」

 

「うん、…?ドラコ?」

 

 

急になに?告白?OKしちゃうけど大丈夫?

なんてことを考えながらも、家族からの愛情を再度確認できたよい日になった。私も愛している。

だから、私も言うこと言わなくちゃ(・・・・・・・・・・・)ね。

 

 

「それで、お父様。言いたいことがあるのですが」

 

「なんだ?」

 

 

お母様とドラコもこちらを向く。

私はこれから話すことのために深く深呼吸してから、

 

 

 

「お父様。私、ずぅ~っと家に閉じ籠るのはそろそろ嫌です。心配してくださるのはとっても嬉しいことなのですが、さすがにやりすぎです。だって私、家族と魔法についてしか知らないんですよ?幸せな日々を過ごせてはいますが、やっぱり私だって友達が欲しいし、いろんな所に行ってみたい。正直に言うとドラコには友達がいて、いろんな所に遊びに行っているのに私には家にいろ。そとに出るなと言われるのは悲しかったです。これを理由にしてはいけないのは分かっていますが、我慢の限界だったので今日抜け出しました。」

 

 

家族全員が口をぽかんと開け、瞳を開いたまま固まった。

思っていたよりも早口で色んなことを一気に言ったから驚いたのだろうか。

 

 

「………そんなにお前のことを苦しめていたとは、すまない」

 

「苦しめ…?そこまででは__」

 

「ごめんなさいローズ。たしかにやりすぎだったわ。これからは気を付けるわね」

 

「お母様…」

 

「お前にも友達がほしかったのか…すまない、今度からはお前も誘ってクラップとゴイルと一緒に遊__」

 

「それは遠慮するわ」

 

 

即答するとドラコの顔が?になる。

ごめん。でも、クラップとゴイルは苦手だ。初めて会った時の礼儀のなさに知識のなさ。なぜドラコはあの人たちと絡めるのか理解に苦しんだ。




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