内戦の終わり、人民の始まり
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オリジナル現代/戦記
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壮絶な内戦は終わった。
二十五の軍閥は武器を置き、共和国は新たな憲法の下で再出発を果たす。かつて敵同士だった男たちは州知事となり、警察を率い、国家の運営者へと変わった。

だが平和とは戦争の終わりではなく、これらは戦争の一形態に等しかった。

復興予算を巡る州議会の対立。中央政府への不信。資源利権と地域格差。外交再開によって押し寄せる各国の思惑。

そんな中、海底火山の噴火が発生する。
津波は沿岸都市を破壊し、物流の要であった巨大海峡橋を崩落させた。国家規模の災害は、ようやくまとまり始めた共和国の結束を再び試す。

外国企業、自国企業。
政治家、官僚、州知事、市民。

そして、それらの闘争を武力と行政によって制御していた軍閥指導者たち。

それぞれの理想と利益が交錯する中、人々は問い続ける。
平和とは何か。
国家とは誰のものなのか。

これは戦場ではなく会議室で繰り広げられる、共和国建設後の群像劇である。