【概要】

・ネジで世界が保たれてるif

・アポトキシン4869の真の副作用?

・独自解釈のメタギャグ

※pixivにも同じ作品を投稿しています(本人です)。勢いで読んでいただけたら幸いです!

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コナン世界、ネジで保たれてます。……たぶん

 

一一一一一

 

 

さて、今回のサザエ時空世界さんのお話は?

 

 

「ファンタジー要素は体が縮んだだけではなかった⁈この世界、まさかの妖精要素もあんのかよw」

 

 

の、一本立てでお送りしまーす。

 

 

一一一一一

 

 

俺は高校生探偵、工藤新一ドヤッ

幼馴染で同級生で可愛いけど、

機嫌が悪いとすぐ空手技を仕掛けるカノジョ同然の

毛利蘭

と、遊園地へ遊びに行き、

そこで起きた殺人事件を天才的頭脳でキザに解決した後

 

俺の好奇心センサーが反応して、黒ずくめの男の

怪しげな取引現場をバッチリ目撃してやったぜ!

 

取引を見るのに夢中になっていた俺は、迂闊にも背後から近づいて来たもう1人の仲間に気付かなかった!

俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……

 

 

体が縮んでしまっていた!

 

 

現在俺は正体を隠し江戸川コナンと名乗っている

 

 

見た目は子供、頭脳は大人

 

その名も「名探偵コナン」!

 

 

<by新一・コナン>

ーーーーー

 

 

………の世界、なのだが。

 

 

どうやら

別のファンタジー要素も加わったらしい。

 

 

というのも、コナン誕生と同時に目覚めた存在がいた。

とんがり帽子で手のひらサイズの、可愛らしい物体がまず3つ。

そう、妖精だ。

オッパッピーバースデー。

 

 

人間には決して見えず、認知もされない。

そんな彼らはコナンの傍でせっせと動いていた。

 

 

町中で事件が起こるたび、コナンがスケボーを走らせ、麻酔銃を撃ち込み、他人の声で勝手に事件解決するたびに。

 

 

要するに、

 

コナンが何かを仕出かすタイミング。

 

彼の足元にポロポロ落ちるある物を、サッと拾い集めて。

またトコトコあとをついて行く。

 

 

一体何を拾ってるんだろう?気になる。

 

 

ーーーーー

 

 

小さな声が聞こえた。

 

妖精1

「この子…落とすの早い」

 

妖精2

「ね、落とすね」

 

妖精3

「袋足りない…もういっぱい…」

 

 

妖精たちが袋の中を覗き込む。

一緒になって見てみると、そこには幾つものネジ。

しかも、何かラベルが付いてる。

 

 

小さなそれによーく目を凝らすと、各々ラベルには

「危機感」「不安」「警察への信用」などと書いてあった。

 

 

何だこれ…集めてた物の正体って、ネジ?

 

 

それも、"ただの"じゃなくて、コナンから落ちた物。

 

あぁ…拾い集めてたのって、本来探偵やるなら落としちゃいけないモノじゃないか。だって、さっき見たネジ考えたら、この先まずいんじゃない?

 

 

 

 

妖精1

「いいのかな?落っこちて」

 

よくないだろ、落っことしたら。

 

 

ーーーーー

 

 

その後も

とにかくコナンはネジをよく落とす。

なんならコナン周辺も…数や種類は色々だけど

ポロポロポロポロ。

 

 

落ちたネジのラベルというと

「罪悪感」や「他人の尊厳」「プライバシーの配慮」

「ブレーキ」「トラウマ」…うーん……多過ぎる。

 

 

そういえば「危機感」は?ーー

 

最初にドッと出たきり見当たらない。

もしや在庫でも切れたんだろうか?

というか在庫式なの?

 

 

 

妖精1

「集める手、足りない……」

 

妖精2

「忙しいもんね」

 

妖精3

「うん…忙しいからね」

 

 

 

そう言って分裂をし始めて、妖精増殖。

いや、効率重視なのか…まぁ、分かるけども。

 

 

ーーーーー

 

 

江戸川コナン含めた、この世界の人間から

落ちる落ちる…

 

「違和感」

「観察力」

「判断力」

「倫理」

「疑惑」

「物理法則」

「耐久」

「自尊心」

「人間性」

「金銭感覚」

「思い遣り」……などのネジ。

 

 

 

あげたらキリがないくらいの、

欠落したら人として問題なようなものばかり。

 

 

ーーなんか少し読めてきた。

コナンの世界が、成り立つ理由。

いくら"漫画の設定"とはいっても、ツッコミどころ満載な世界観だもんね。

 

 

ーーーーー

 

 

変わらず、回収に徹する妖精たち。

 

妖精2

「いっぱいいっぱい集まるね」

 

妖精56(増殖体)

「ね、エネルギーになるね」

 

妖精37(…増殖体)

「ずっと皆んなおかしいコト気付かない」

 

妖精19(あらま、この子も増殖体かぁ)

「違和感スルー、変わらない」

 

妖精1

「法則維持」

 

妖精2

「そう法則維持」

 

妖精3

「ぼくらの存在…それのため」

 

妖精1

「法則維持のためのエネルギー回収」

 

妖精2

「ネジで世界保ってる」

 

妖精7

「でももう落ちないネジ、あるね」

 

妖精103(いや、増え過ぎ)

「大丈夫、ラベル増える、また落ちる」

 

 

 

なんて会話が聞こえた。

 

もう、どう言えばいいんだろう…?

 

 

 

 

例えば、の話。

黒の組織のメンバーとか、いわゆる犯罪者。

それが倫理観やら人間性を落とすのは、分かる。

むしろ理解の範疇だ。

 

でも、おわかりだろうか?

 

なんと正義側のキャラも、だ。

それも主人公と警察官含めて、平然と倫理観も人間性も落としてる。

こちらは、普通範疇外でしょ。

 

 

いいのかよ⁈と思った。

でも、そもそもこの世界が「常識」のネジを落としてる。

だから問題がないのか。

というか、そうして世界が出来上がってる。

 

 

ーーーーー

 

 

なるほど…だからか。

諸々大事なモノを落とした状態で、皆存在してる。

 

 

残ったネジの種類を考えてみた。

 

 

まず、少年探偵団。

言ったらアレだけど、平気で他人に集って美味しい思いだけしようとする。さらに事件や死体への慣れ。

それは「傲慢」や「遊び心」ばかりだから。

 

 

次に、毛利蘭。

自分の好きな人と別人も見分けられない、なんなら絶対気付くだろ⁈のアイツの正体辿り着けなぁい…。

で、ご都合フィルター搭載の盲目で自身がなんだかブレブレなのは「恋心」と「依存」が占めてるから。

 

 

毛利小五郎の場合。

自分が操り人形にされてるのは気付けない。

けれど、どれだけ麻酔を撃ち込まれても、無事な体で眠りの小五郎を「肉体維持」のおかげでやれてる。

 

 

せめて、平和を守る警察官は何も落として欲しくなかった。

でも、この世界での実際のところは…

事件解決は探偵頼みの他力本願。

もはや、ただの撤収作業員に甘んじて成り下がれるのは「犯人検挙率」を優先しちゃってるから?

 

 

 

んで、オオトリはやっぱり江戸川コナンかぁ…。

 

「自分の頭脳」と「世間からの称賛」

圧倒的な「好奇心」それらに縋ってるし。

そんなだから、正義!正義!悪は絶許!

俺が犯罪なんて犯してるわけないだろ?ってお前。

リアルだと普通にアウトな行為オンパレードたからな?

 

 

 

あ、でも。

灰原哀だけは逆で、やたらと「危機感」が固いんだろうな。

むしろネジ締め過ぎ?

でも、色々落としてもいる…。違うか。

というより、育ちのせいでそもそも無いモノ多すぎるのかな。

だから、常識的なようで凄くチグハグ。

そのせいか薄っすらとーー

 

 あなたは死なないわ…

 私が守るもの……

 

って、聞こえるような?

いや、それ別作品だったわ。

綾⚪︎レイじゃんよ。

 

 

ーーーーー

 

 

これらの現象ーー

 

頭のネジが飛んでんじゃね?

って言葉のまさにそれだ。が、何一つおかしくない。

 

 

だって「コナン世界」はそれでいい。

 

 

そう、

実は彼が服用したアポトキシンの副作用は

体が縮むだけでなく、

頭や心のネジが緩む作用もあったのだ。

 

 

これからも人間性を削りながら

大好きな謎を追い求めて走り続けるーー

これぞ、江戸川コナン。

それこそ、名探偵コナンなのだ。

 

 

そして、その傍らでせっせと働く妖精たち。

落ちたネジを拾い、世界のバランスを保ち続ける彼らもまたーー

この世界に欠かせない存在となる。

「危機感」や「倫理」から、「観察力」や「判断力」まで、

コナンがこぼすあらゆるモノを回収し、

人間界に微妙なズレを生むことがないように。

 

 

体は縮んでも、頭脳は研ぎ澄まされ、

心のネジが緩んだままでも、コナンは事件を解き続ける。

妖精たちが拾い集めるネジは、

彼の行動の証。

また、この世界を成り立たせる鍵でもある。

 

 

本当の真実?

それは、彼自身には見えなくても構わない。

だって、コナンの役割はーー謎を追う。

大事なのは、誰よりも世界を動かす力を持っていること。

 

 

江戸川コナンーー

彼と妖精たちの存在は、この世界における唯一無二の法則。

 

 

 

 

 

 

 

 

なーんてね。

 

 

おわり!

 

 

一一一一一

あとがき

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。


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