指輪の幽鬼   作:寝心地

12 / 12
お使い

【怪物祭】のモンスター脱走事件から少し経ちアーディが昼食にジャガ丸くんを食べているとフェルズが現れとある依頼をされた。

 

内容はダンジョン24階層に向かいとある宝玉を回収してきて欲しいと言うものだった。

 

良く分からない依頼を取り敢えず熟し指定された通り18階層で合言葉を言った相手にその宝玉を渡した。

 

役目を終え帰ろうとした時だった。

 

「おいお前、面白い事をしていたな」

 

「ん?」

 

そこに居たのは全身外套のみを纏った怪しい女、ダンジョンのそれも中層に武器一つ鎧の1つもない女が現れたと言うのに周りで見ていた男共はヒューヒューと女に外套も脱ぐ様に煽っている。

 

「ここは男共が多すぎる、二人きりで話をしないか?」

 

「……………………良いよ」

 

2人きりになる為宿を取り部屋に入るとわざと女に背を向ける。

 

「それで、何の話をっ!?」

 

振り返るといきなり女はアーディの首に手を当て万力の如き力で首を絞める。

 

「がッ…アッ…」

 

首を絞められ気道を塞がれたアーディは抵抗を試みるが次第に意識が薄れ腕に力が入らなくなり意識が真っ暗になった。

 

女はアーディから手を離すとドサリとアーディの身体が横たわりアーディの雑嚢の中を漁り始める。

 

しかし目的の物が無かったのか雑嚢を放り捨てると鬱憤を晴らすようにアーディの死体を蹴り続けグチャグチャになった頃満足したのか部屋を出ていった。

 

それから数分後、アーディの死体を見た店主は慌てふためき【ロキ・ファミリア】も事態に介入しアーディは【ロキ・ファミリア】の面々の前で蘇った。

 

「それで、君を殺した人物について教えてくれるかい?」

 

「見たこともない女の人でした、裸の」

 

「裸?」

 

「まぁ外套は纏ってましたけど、後は…………」

 

『君を軽々と殺した』

 

「ああそうだね、私を簡単に殺しました、多分Lv4……ならもう少し抵抗出来ただろうから5かそれ以上の可能性も」

 

「成る程、そして君の雑嚢を漁り目的の物が無く君の死体を滅茶苦茶にして逃走した」

 

「はい、そのお陰で蘇るのがさっきになりましたけど」

 

「ボールス、街を封鎖して今街に居る全員を集めてくれ、雑嚢を漁り目的の物が無かったとなればまだ探して徘徊しているはずだ、もしかしたら彼女の目的の物も」

 

フィンはアーディの話から相手の行動を予想しその人物を捕える為指示を出す。

 

『単純なお使いが面倒事になったな』

 

「だから私達に話を持ってきたんでしょ」

 

ケレブリンボールの皮肉にアーディは素っ気なくそう返し【ロキ・ファミリア】共々アーディを殺した相手を見つける為広場に向かった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

黄泉の行人。ダンジョンに行く。(作者:かまくら御前)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

―ずっと一緒だと思っていた。でも...世界はそんなに甘くはなかった。▼父、母、そして大切な人を失い、ココノエ・泉の命も尽きようとしていた。黄泉の国。死者の世界に足を踏み入れようとしたその時...何処からか声がし現し世に引き返される。▼一命を取り留めた泉は大切な人との約束を果たすために、自らを助けてくれた神とともにオラリオに行く。▼「―見せてやるよ。黄泉に浸っ…


総合評価:113/評価:-.--/連載:13話/更新日時:2026年06月10日(水) 18:01 小説情報

ヘラ・ファミリア唯一無二の眷属 ~月下の貴公子は英雄を嗤う~(作者:ヘラニズム)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

十五年前。 ▼黒龍討伐に敗北したことで、かつて英雄と呼ばれたヘラ・ファミリアとゼウス・ファミリアは、オラリオから追放された。▼これは、そんな"敗北した英雄達"に育てられた、一人の少年の物語。▼英雄に憧れる少年がいた。 ▼ならばこれは――英雄に壊された少年の物語である。▼都市を嫌い、神々を嫌い、それでも家族を忘れられなかった少年、《最後…


総合評価:228/評価:6.4/短編:6話/更新日時:2026年06月09日(火) 20:00 小説情報

養育ファミリア メジェド・ファミリア(作者:思いついたら書く人)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

 オラリオに昔から存在するファミリア、メジェドファミリアここでは多くの子供たちが暮らしている。▼「ねーねーメジェド様ーいつもそこでたってなにしてるのー?」▼ペカーー▼「わー!ひかったー!」▼ペカペカ▼「ぴかぴかしてるー!すごーい!」


総合評価:619/評価:7.79/連載:23話/更新日時:2026年07月11日(土) 05:10 小説情報

ダンジョンに魔虚羅がいるのは絶対に間違っている(作者:パクチーダンス)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

深夜に思いついたネタ▼呪術廻戦とのマコラとは一部乖離がある。▼


総合評価:4764/評価:8.51/連載:4話/更新日時:2026年05月18日(月) 08:30 小説情報

四番隊の一般隊士、実は卍解持ちの激強死神でした(作者:獅子論)(原作:BLEACH)

ほんの思い付きでとりあえず書いてみたものです。▼皆さんの目に少しでも面白いと思ってくれたら幸いです。


総合評価:636/評価:5.11/短編:51話/更新日時:2026年07月17日(金) 20:22 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>