国を背負う巨獣が、俺にだけ「痛い」と言う   作:三打して待つ人

56 / 56
帰ってきてほしい人

ミラまで、三歩だった。

 

三歩の間へ、死んだ骨が落ちた。

 

食堂と王城をつなぐ圧抜き口が潰れ、白い破断面が上下から噛み合う。ミラの赤紐だけが隙間を抜け、こちら側へ残った。

 

引けば届く。

 

そんな太さじゃない。

 

紐は圧板の留めへ結ばれている。人一人を引く索ではない。俺が焦って引けば、向こうの測定板を奪うだけだ。

 

「ミラ!」

 

返事は骨越しに来た。

 

短い一打。

 

生存。

 

二打。

 

負傷なし。

 

三打目はない。

 

移動可能か未確認。

 

声は通らない。隙間は指二本。透明板一枚も抜けない。

 

骨伝板なら、短文を送れる。

 

ソラネが同寸板を隙間の左右へ押し当てる。こちらから試験三打。向こうから同じ形が返る。途中の死骨で二打目が少し長くなるが、名前と数字、白赤、短い文までは使える。

 

俺は板を取ろうとして止めた。

 

先に心室だ。

 

卵十六。温度一低下が三つ。旧調整外板は指二本上がったまま。回収隊六人、こちら四人。背籠は動いている。

 

ミラだけを助ける工程で、卵と十人を落とせば救助じゃない。

 

「ジオ、外板を戻す条件」

 

「回収隊全員が内板へ移動。捕獲輪を全解放。卵位置十六。水流を三十呼吸ごと」

 

「トレア、乾燥索を保持できる?」

 

「二百呼吸。左肩が先に赤」

 

「キエラ、背籠停止」

 

「いま切れば受け輪三番が落ちる」

 

帝国鍵を握ったまま答える。

 

起動前なら止めろで済んだ。

 

もう旧都市荷重が浮力槽へ移っている。途中で切れば、王城側が先に落ちる。ミラがいる側だ。

 

腹が立つ。

 

キエラが始めた。本人に最後まで支払わせればいい、と言いたくなる。

 

でも、支払うのは王城側のミラと、心室の卵と、旧区画の中にいるかもしれない人だ。

 

責任と緊急作業を同じ順番にしない。

 

「停止じゃなく保持。現在出力と次に落ちる輪」

 

「浮力三槽、各四。黄槽一は二。受け輪三番が荷重七、次が九番六。八で破断域」

 

「鍵をソラネに見せたまま。勝手に上げない」

 

「命令か」

 

「共同停止の提案。拒否するなら記録して、俺たちは卵側を先に逃がす」

 

キエラは鍵を抜かない。

 

一段も回さず、ソラネから見える位置へ手を置いた。

 

黄。

 

信用じゃない。現在動作だけ固定する。

 

「起動責任は、あとで全部あなたの欄へ置く」

 

ジオが言う。

 

「あとがあればな」

 

「だから今は、あとを作る」

 

回収隊のうち、さっき膝をついた二人が立つ。一人は右膝に擦れ、もう一人は左前腕に索跡。可動は白。戦闘が終わったから仲間、にはしない。捕獲函を閉じ、衝撃杖と索銃を回収穴側へ置き、黄封する。

 

キエラは武器封へ署名しなかった。

 

部下二人がした。

 

隊長の判断と六人全員を同じ色にしない。

 

彼らが外板から内板へ移る。ジオは一人ずつ武器、負傷、役割を読む。卵水流を見る者二人、浮力槽管を保持する者一人、穿孔穴の逆流止め一人。残る二人は待機。

 

拘束でも共闘でもない。

 

現在の事故作業だ。

 

 *

 

ミラへ最初の板を送る。

 

『負傷』

 

『なし。圧管側。床傾斜六』

 

『人数』

 

『一。王城側に別反応なし』

 

見えていないだけかもしれないので、無人とは書かない。

 

『出口候補』

 

返りが遅れた。

 

二十呼吸。

 

『三。圧管を戻る。王城上昇井。水番外管』

 

こちらでも旧図を開く。

 

圧管を戻る案。

 

いま挟まった骨を外す。最短。ただし、噛み合いが王城荷重を受けている。一本抜けば上の破断七が心室へ走る。卵側の栄養管も切れる。

 

王城上昇井。

 

背籠中核の上受け輪へ続く。広いが、浮上荷重の中心。受け輪三番が赤になる前に通過する必要がある。途中で背籠出力が変われば、井戸そのものが潰れる。

 

水番外管。

 

人一人幅。王城西橋の水路へ抜け、都市区画の外から食堂上へ回れる。遠い。崩落位置は未確認。けれど、浮力槽の中心から外れる。

 

三つを同じ板にする。

 

こちらが選んで、最短路へ来いとは送らない。

 

『圧管。最短。卵栄養管と同じ骨。解放で破断予測』

 

『上昇井。七十歩。輪三、現在七、八で赤』

 

『水番外管。二百十歩。外周。崩落未確認』

 

『こちらから出せる支援』

 

圧管は骨栓二、荷重逃し一人。

 

上昇井は背籠出力固定、上端から索。

 

水番外管は外艇の骨伝浮標、オドの観測棚、食堂上外輪から迎え索。

 

ミラの返りは、水番外管だった。

 

遠い道。

 

俺の頭は反対する理由を並べる。

 

二百十歩。

 

一人。

 

深霧濾過は向こう側に予備一つ。床傾斜六。崩落未確認。

 

上昇井なら七十歩だ。

 

三倍も近い。

 

ただし、近いのは平常時の長さだけ。いま荷重七で、八が赤。キエラが指一つ間違えれば潰れる道を、俺の「早く戻ってほしい」で選ばせるな。

 

『水番外管を選択で確定?』

 

『確定。私の判断』

 

白を返す。

 

俺たちの工程を、彼女の道へ合わせる。

 

ネネと潜航士へ外浮標から水番外管の出口探索。オドへ西橋外輪の粉落ちと索固定。トレアは心室外板を保持。ジオと回収員二人は捕獲輪解放。ソラネはミラ板、卵、キエラ鍵の三記録。

 

俺は全体の荷重と、ミラの途中報告。

 

自分で迎えに行かない。

 

行けないからじゃない。

 

行けたとしても、水番外管は一人幅だ。迎えが入れば二人とも詰まる。

 

『開始』

 

ミラから三打。

 

一つ目の報告は四十歩。

 

床傾斜七。濾過白。外管に水あり、膝下。

 

二つ目は九十歩。

 

崩落一。上を越える、下を潜る、戻る。

 

俺は高さを訊く。

 

上隙間、胸半分。下、水深腰、管幅肩一つ。戻り五十歩。

 

ミラは上を選んだ。

 

赤紐を先へ通し、身体を横にして越える。俺が上を選べと言ったわけじゃない。こちらは崩落骨の動きを板で受け、粉落ちが三本なら戻れとだけ送る。

 

粉落ち一。

 

通過。

 

百二十歩で、外管の水音が変わる。

 

膝下だった水が一度引き、次に腰へ上がる。背籠が傾くたび、割れた旧水槽から管へ入っている。

 

『前進、退避棚、弁閉鎖』

 

ミラから三候補。

 

前進は出口まで九十歩、上がる水と競争。

 

退避棚は十歩戻り、胸上の横穴。水は避けられるが、浮上中に天井側へ回れば出口を失う。

 

弁閉鎖は二十歩先、王家水番鍵が必要。ミラの印で開く可能性はある。ただし閉じれば心室側へ水圧が返る。

 

「前進させる」

 

口に出してから赤を置く。

 

俺が怖いから早く来い、を工程判断へ混ぜた。

 

水位上昇は十呼吸で指一本。九十歩に必要な時間は、現在の足場で百二十呼吸。腰から胸へ届く前に出られる予測だが、崩落が一つあれば外れる。

 

退避棚なら、次の測定まで時間を買える。

 

弁は心室卵へ代価を送る。

 

値をそのまま返す。

 

ミラは退避棚を選んだ。

 

『水位の二回目を測る。上昇が同じなら前進』

 

待つ。

 

十呼吸。

 

水位は指半分。さっきの半分。

 

さらに十呼吸、指半分。

 

ミラが前進へ白を置く。

 

俺の急げとは違う。二回測って、自分で出した白だ。

 

心室では、回収員が捕獲輪の最後一本を外した。

 

卵位置、十五。

 

一つ足りない。

 

最小の卵が、外板上昇でできた陰へ入っている。帆糸の返りはある。温度は開始値。見えないだけだ。

 

十六と書き直す。

 

見えない一つを失ったことにしない。

 

外板を戻す。

 

一歯。

 

水流、右から左へ一。

 

二歯。

 

外板指一本。卵三つの温度が開始値へ戻る。

 

三歯目で、死骨の奥が鳴った。

 

王城側の受け輪三番、荷重七から七と半分。

 

背籠が都市区画を均等に持ち上げていない。三つの白槽に近い区画だけが先に浮き、遠い王城が古索で引かれている。

 

キエラが黄槽へ手をかける。

 

「上げるな」

 

「三番を六へ落とすには黄槽が要る」

 

「卵側の栄養流は?」

 

「一段起動で一割低下」

 

「現在温度が戻ったばかりだ」

 

「三番が八なら王城が落ちる」

 

卵の栄養一割。

 

王城受け輪の破断。

 

どちらを払うか、キエラと俺だけで決めない。

 

ソラネが外へ全値を送る。ネネ、オド、潜航士。心室のトレア、ジオ、回収員六。ミラにも送る。

 

黄槽一段を三十呼吸。三番荷重予測六。卵栄養流九割。温度一低下で即戻し。ただし戻せば三番再上昇。

 

別案は水番外管の旧水槽を空にし、王城側荷重を半分下へ逃がす。ミラの進路上。排水に六十呼吸、外管水位腰から胸の危険。本人が弁を操作する必要がある。

 

もう一つ、王城区画の古索を切る。王城だけ落とす。論外に見えても、ミラと未確認反応を先に退出できるなら選択肢から消せない。

 

『黄槽』

 

ミラが返す。

 

『水槽は私の退路を水で塞ぐ。古索切断は退出後に再検討。黄槽一段、温度停止つき』

 

全員白ではない。

 

トレアは黄。回収員一人は赤。ネネは条件白。赤の理由は、黄槽が十五年未試験で出力誤差四割。

 

なら試験を半段にする。

 

キエラは「規格外」と言ったが、古い歯止めを一つ外せば半段で留まる。ジオが歯止め、トレアが卵温度、回収員の赤一人が浮力槽の異音停止を担当する。

 

半段。

 

卵栄養流、九割半。

 

温度変化なし。

 

受け輪三番、七。

 

もう半段。

 

栄養九割。

 

温度変化なし。

 

三番、六。

 

黄槽は白へ変わらない。

 

黄のまま、必要な荷だけ受けた。

 

ミラの報告、百六十歩。

 

外管出口まで五十。濾過黄。水位膝。

 

外からネネの帆糸が届く。

 

出口位置を見つけた。骨栓三、外側から一つ外せる。残り二つは内側。迎え索は通せるが、引くと骨栓が噛む。索は道だけ示し、身体荷重には使わない。

 

あと五十歩。

 

俺は板へ『了解』と書く。

 

それだけでいい。

 

救助工程の言葉なら、いくらでも出る。

 

濾過を替えろ。

 

水位を測れ。

 

粉三本で戻れ。

 

帰ってきて、次の操路をしてくれ。

 

卵の移動図を見てくれ。

 

父王の記録へ署名してくれ。

 

全部、ミラが役に立つ理由だ。

 

エリュンへ滑空した時も、索を二本にする理由へ「落ちたら困る」を混ぜた。後から個人的な理由だったと話した。

 

あの時は、それで分けたつもりだった。

 

まだ仕事の言葉を借りている。

 

落ちたら困る。

 

操路士が減る。

 

地図を読める人がいなくなる。

 

契約相手を失う。

 

全部本当で、全部だけではない。

 

役に立つから帰ってきてほしいのか。

 

違う。

 

じゃあ、罪を償うためか。

 

それも違う。

 

償いが終わるまで死ぬな、と言えば立派に聞こえる。でも、それでは彼女を責任の仕事へ縛る。何も償えない日、何も決められない日には帰る理由がなくなる。

 

守らなきゃいけないからか。

 

その言葉も、俺が選んだ道へ来いと続きやすい。

 

残るのは、俺の都合だ。

 

ミラに帰ってきてほしい。

 

役に立たない日でも。

 

切断の責任が消えなくても。

 

トレアが許さなくても。

 

俺が許す役でもなくても。

 

帰ってきてほしい。

 

言えば、救助中の相手へ返事を迫るかもしれない。

 

だから、条件をつける。

 

『返事不要。道の選択は変えなくていい』

 

先に送る。

 

続けて、自分の名で書く。

 

『役に立つからじゃない。償いが終わるからでもない。終わってなくても、帰ってきてほしい。俺が、帰ってきてほしい』

 

板をソラネへ渡す。

 

彼女は言葉を直さない。

 

送信時刻と、救助三経路を出した後であることだけを添えた。

 

十呼吸。

 

二十。

 

返事はいらないと書いた。

 

待っている自分がいる。

 

三十呼吸目、骨伝板が鳴る。

 

『帰る』

 

一度、間。

 

『私が決めた』

 

恋愛の返事じゃない。

 

俺の欲を受け入れたとも書かない。

 

ミラが、自分の帰路を確定した。

 

それで十分だ。

 

出口の骨栓が一つ外れる。

 

ネネの帆糸が二本、白い隙間へ入る。

 

内側からミラが一つ目の栓を半周。二つ目は腐食して動かない。戻る、割る、外骨を削る。

 

外骨を削れば、出口上の旧水路へ亀裂が伸びる。

 

戻りは二百歩。

 

割るなら、栓だけを内向きに三片。破片がミラ側へ飛ぶ。

 

ミラは割るを選ぶ。

 

赤紐を栓へ三角に回し、内殻布を身体との間へ張る。ネネが外から帆糸を張り、割れの方向を三つ読む。潜航士が透明骨楔を一欠けずつ打つ。

 

俺は心室から、その振れを数える。

 

一。

 

二。

 

三。

 

骨栓が内側へ三片に割れた。

 

内殻布が受ける。

 

人一人ぶんの穴。

 

最初に赤紐が出た。

 

次にミラの左手。

 

外艇の灯りへ、本人が自分の腕で身体を引き出す。

 

ネネと潜航士は抱き上げない。腰索を固定し、足場だけを出す。ミラは一度座り、呼吸値を測り、負傷なしへ白を置いた。

 

深霧眠なし。濾過嚢は残り四分の一。手の擦過が二か所、皮膚は破れていない。赤紐一本は骨栓へ残し、二本を回収。王家印、地図板、透明板も本人所持。

 

俺たちのいる心室へは、まだ戻れない。

 

骨伝板で外艇とつながる。

 

『さっきの文』

 

ミラから来る。

 

喉が固くなる。

 

『返事不要と書いた。取り消さない』

 

『分かりました。帰るは私の進路回答です』

 

『分けて受け取る』

 

それで終える。

 

好意を伝えた勢いで、意味を確かめる質問を重ねない。いま彼女は救助されたばかりで、都市全体が浮いている。

 

帰ってきた。

 

俺のところへ、とは決めない。

 

選んだ出口へ戻った。

 

その直後、背籠の受け輪が十二個すべて鳴った。

 

浮力槽は白三、黄一のまま。

 

旧索が一斉に張り、ばらばらだった王城、下層食堂、避難艇港、住居区画を中央の籠へ寄せる。

 

背籠が直したわけではない。

 

崩れた区画の位置を、十二の受け輪で昔の都市図へ近づけている。割れた橋は割れたまま。家の床は縦のまま。生活管はつながらず、濾過も水もない。

 

受け輪三番六、九番五。黄槽は一段。卵栄養流九割、十六の温度は開始値。破断七は増えない。

 

安全ではない。

 

けれど形は戻る。

 

深霧の上で、オドが警鐘を鳴らす。

 

白い塔が霧面を破った。

 

次に屋根。

 

橋。

 

食堂の長い窓。

 

窓の内側には長卓二十六、椅子百八十二、持ち主のいる保存食が残っている。

 

王城側には未確認反応なしとミラは書いた。外輪のトレア班、生存者会、所在不明の二十五人。誰がこの形を国と呼ぶかは、まだ聞いていない。

 

それでも、霧の下へ沈んでいた故郷が塔と橋の輪郭を取り戻せば、旗を立てたい人は出る。

 

持ち帰れる、と考える人もいる。

 

俺だって一瞬、これをラグナへ持っていけば町を降ろせると思った。

 

卵の栄養流が九割へ落ちている板を見ながら。

 

死んだリュータの背に残った旧王都が、区画ごとではなく、一つの都市の形で浮かび上がった。

 

国旗を立てれば、復国したように見える形で。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

バッドエンドしかないゲーム世界で怪物になった俺は、死ぬはずの原作主人公と仲間をどんな手を使ってでも全員救う~喰聖の黙示録~(作者:グラシアS)(オリジナルファンタジー/冒険・バトル)

▼仲間を失うほど強くなり、最後には一人きりの英雄となる。▼それがゲーム『聖灰のイデア』の主人公ツバキに定められた結末。▼だが、その世界で人体実験により怪物となった男・喰聖は、その結末を認めない。▼敵としてツバキたちを鍛え、腐った権力者を滅ぼし、どんな手を使ってでも死ぬ運命にある者たちを救う。▼英雄だけを残す結末を、怪物が喰らい尽くす物語。▼※小説家になろう、…


総合評価:43/評価:-.--/未完:13話/更新日時:2026年08月13日(木) 21:21 小説情報

【完結済み、最終話まで更新予定】SFゲームの世界に転移したけど物資も燃料もありません!艦隊司令の異世界宇宙開拓紀(作者:黴男)(オリジナルSF/戦記)

数百万のプレイヤー人口を誇るオンラインゲーム『SSC(Star System Conquest)』。▼数千数万の艦が存在するこのゲームでは、プレイヤーが所有する構造物「ホールドスター」が活動の主軸となっていた。▼『Shin』という名前で活動をしていた黒川新輝(くろかわ しんき)は自らが保有する巨大ホールドスター、『Noa-Tun』の防衛戦の最中に寝落ちしてし…


総合評価:69/評価:4.67/完結:243話/更新日時:2026年08月20日(木) 15:00 小説情報

俺が死ぬたび世界を巻き戻す聖女は、七百一回目に俺を監禁した(作者:朝を数えない人)(オリジナルファンタジー/ミステリー)

市葬院で死者の最期を記録するレイは、ある朝、聖女ミレーユの白い塔で目を覚ます。▼扉に鍵はない。けれど何度開けても、同じ部屋へ戻ってくる。▼「外へ出れば、あなたは死にます」▼彼女は食事の好みも、古傷も、逃げる時に左の窓を選ぶ癖さえ知っていた。塔の地下には、死んでいないはずのレイの墓が七百基。ミレーユは彼が死ぬたび、世界を三十日巻き戻していたのだ。▼七百回失った…


総合評価:198/評価:7.5/完結:40話/更新日時:2026年08月24日(月) 16:30 小説情報

担いだ神輿が重すぎる!(作者:ノコギリヘッド)(オリジナルファンタジー/コメディ)

 周囲が人外だらけの中、主人公が生き残る為に軽そうな魔王候補を神輿として担いだ筈が…なんか気付いたら手に負えなくなっていた話▼ 或いは、ヤバい女達に囲まれ人外価値観に振り回されてながらも、知恵と勇気と下心で切り抜けようとするお話。▼ 尚、大小様々な矢印を追加で受けている様で、しっかりそれにも振り回される模様。


総合評価:1495/評価:8.7/連載:18話/更新日時:2026年09月07日(月) 07:00 小説情報

世界を管理する最弱女神は、滅びた世界をデバッグする(作者:パンダプリン)(オリジナルファンタジー/日常)

滅びた世界の再生を決意した、最弱の管理神ナギ。▼彼女の仕事は勇者を育てることでも、魔王を倒すことでもない。▼世界そのものをデバッグすること。▼汚染された空気を浄化し、生態系を書き換え、経験値やダンジョンを実装し、▼世界は少しずつ、本来あるべき姿を取り戻していく。▼そんな彼女に最初に仕えた巫女は、▼――少し、愛が重すぎました。▼これは、滅びた世界を管理する最弱…


総合評価:254/評価:8/連載:38話/更新日時:2026年09月07日(月) 20:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>